スロットルバルブ・ISCV清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
クリープ現象での後退時にエンジンがくすぶる(1回だけハンチングする)症状が出ていたので、試しに吸気系統を清掃してみました。
残念ながら、清掃後も結果は変わりませんでした。
仕様なのか他に原因があるのか。
2
我が家のタントは過給器無しですので、インタークーラー脱着の手間がないぶん作業は至って簡単でした。
①レゾネーターのクリップを外す。
※このクリップが割れやすいので注意。
5年くらい前に割れたので、交換済みです。
②クリップを外したらレゾネーターを上方向に引っ張る。
ゴムのグロメットに刺さっているだけの構造です。
それ故にエンジンマウントがヘタってくるとエアクリーナーボックスの不快な振動が車内に伝わってきて快適性が損なわれます。
③ブローバイ循環用ホースのクリップをプライヤー、ペンチ等で挟んでズラす。
当初、エアクリーナー側のホースを取り外すつもりでしたが、エンジン側が簡単にすっぽ抜けました。
ブローバイの影響でホース周辺が若干オイリーだからでしょう。
④スロットルバルブと固定してあるバンドをプライヤー、ペンチ等で挟んでズラす。
⑤エアクリーナーボックスを固定してる10㎜ボルト2本を外す。
バルクヘッド側にもネジがあるのか探しましたが、奥はこれまたゴムのグロメットにエアクリボックスの突起部が刺さっているだけの構造でした。
コストカットなのか、軽自動車特有のエンジン振動を逃す対策なのか。
何はともあれエアクリーナーがよく動くせいで車内に伝わる振動が不快です。(2回目の文句)
このまま上方向に引っ張ればエアクリーナーは外れます。
3
スロットルボディとご対面です。
驚きました。細い。
(トイレットペーパーの芯くらい)
タントは新車から10年間、砂利駐で保管していたためエンジンルームが砂埃で汚れています。
現在はマンションの地下駐に移動したので、汚れづらい環境となりました。
整備のついでに拭き掃除もして、徐々に綺麗にしていこうと思います。
4
バタフライを開いて中を物色。
結構ブローバイが出るんですね。
パーツクリーナーとウエスで軽く洗浄しておきました。
※洗浄はパーツクリーナーではなく専用ケミカルを推奨します。
5
次にISCVを取り外します。
似たようなカプラーがありますが、丸で囲んであるネジを外します。
※手前のセンサーはトルクスネジで留まっているので間違えないと思いますが、念の為。
他の方の整備手帳にも記載がありますが、長いプラスドライバーがあるとネジが外しやすいと思います。
今回私は横着をして自前の車載工具のみで作業をしたのですが、皆さんと同様に長いドライバーが欲しいなと感じました(笑)
幸い、手元にあるドライバーが±を変更できる2wayドライバーだった為、持ち手(グリップ)から棒の部分だけ取り外してISCVのネジを緩める事が出来ました。
(画像に写っているフューエルパルセーションダンパーにドライバーの持ち手部分が干渉してネジに手が届かない→長いドライバーがあれば、ネジに手が届くという理由)
過去に培った整備を経て車載工具選定が功を奏したとドヤってみる。
6
取り外しました。
それなりに汚れが蓄積されてます。
デリケートな部品ですので、優しく清掃しましょう。
薬剤を直接噴射すると故障の原因に繋がります。
※Oリングは交換推奨
私はシリコンスプレーを軽く拭きかけてから汚れを拭って再利用しました。
7
清掃後の画像です。
年式も古いですし、やはりISCVを新品交換するのが無難かなーと思いました。
清掃後は逆の手順で部品を戻していきます。
ECUをリセットしてアイドリングを再学習したかったので、作業中にバッテリーのマイナスターミナルを取り外しています。
この作業と同時に今回プラグ交換も行いました。
プラグ交換の作業風景は別ページに書き綴ります。
8
ISCVとスロットルボディ清掃で使った車載工具です。
普段は趣味車のアルテッツァに工具一式積みっぱなしです。工具を取りに行くのが面倒だったので、今回横着してご覧の工具だけで作業しましたが、何とかなりました。
先述の通り、ドライバーは持ち手と先端が分割できるようになっているお陰で、滞りなく作業ができました。(ドヤドヤ)
ODO:59,965km
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク