成人の日の月曜日は、遅めに起きた。
息子夫婦は、また孫に会いに来る?と言うが…
産後間無しだし、家族水入らずが良かろうと思い…
2泊した義姉(と姪っ子)とでお食事のつもりが…
やっぱり息子夫婦に、会って帰ったらと言われて、行ってしまいました(笑)
義姉宅でダラダラしていたので、そのまま息子宅に行くと東京発の帰りの新幹線に余裕が無い。
なので、立川駅のみどりの窓口で遅めの便に(1回だけできる)変更をしてもらった。
ついでに立川駅で広島に持って帰るお土産を買い、息子宅に行った。実はこれが正解だった。
息子宅で、妻とワタクシとで代わる代わる孫を抱っこしていると、突然、問題発生。
JR中央線の西国分寺駅で人身事故があり、電車が止まっているというのだ(汗)
息子と嫁さんがスマホを使って、中央線を使わずに新幹線に間に合うルート探しをした。
遅めの便に変更してもらったが、もう変更出来ないので、これに絶対間に合わないといけない。
立川からモノレールに乗って高幡不動まで行き、京王線で新宿まで行き、そこから東京のルート。
高幡不動で京王線に乗り換える時、運良く特急だったので、かなり駅を飛ばせるので助かった。
特急じゃなかったら、たぶん間に合ってなかったと思う。
新宿駅に着く前に、どうやら止まっていた中央線が遅延しつつも再開しているのが分かった。
他のルートのパターンもあったが、息子とワタクシとで中央線に決めた。
すると、運良くこちらも結構駅を飛ばせて、なんとか間に合った。
息子には、余計な時間と労力(と運賃)をかけてしまったが、ここでお別れ。
新幹線で一路広島へ向かっていると、今度は岡山駅手前で車内アナウンスが流れた。
「乗客の方で医師の方がいらっしゃいますか?15号車で体調不良の方がおられます」
と言う。ワタクシは医師じゃないので役には立たないが、こんな時はたして医師が何人いるか?
…ん?、「はて?15号車?あれ?」
「なんだ! ここ(が15号車)じゃないか!」とワタクシが言うと…
ウトウトしていた妻が、ワタクシが座っている窓際のフックに掛けている上着を取ろうとする。
どうやら「ここ(が)じゃないか!」を「ここ(広島に着いた)じゃないか」だと思ったらしい(汗)
「いやいや、車内アナウンスで医師が乗ってるか流れたんだけど、この車両だったんだよ」
と言うと、間違いに気づいて上着をフックに掛け直した(爆)
んで、車掌さんがバタバタやってきて、どうやらこの車両の前から2~3列目あたりらしい。
「こういう時、ホンマに医師が乗り合わせているもんだろうか?」と思っていたら…
まず最初に、女医さん?と思われる人(もちろん普段着)が足早に後ろからやってきた。
しばらくして、もう1人女医さんと思われる人がやってきた。
その後、前の車両から医師と思われる男性がやってきて、更にもう1人男性の方も…
話しかけたり、応答があるか確認しているような感じ。でも、診察道具は無いだろうし。
そうこうしていると岡山駅が近づいているアナウンスが流れた。
これはもう、どう考えても岡山駅で降ろして救急車を呼ぶしかないだろうと思いました。
このまま広島駅より先まで乗せ続けても治療する術がないですからね。
スピードが落ちて、岡山駅に到着したけど、患者さんを降ろすのに手間取っている様子。
そりゃそうでしょ。担架があるわけじゃないし。診察出来ないから動かして良いのか不明だし。
結局、力がありそうな男性が抱きかかえて、ホームのベンチの横に連れ出した。
車内アナウンスで、「ただいま急病の方の手当てのために停車中です。しばらくお待ち下さい」
そりゃ当たり前。人命優先です。非常時です。ここでブーブー言うヤツは人でなしです。
ホームに医師(と思われる方々を残し)7分遅れで新幹線は発車した。医師たちの手荷物は?
広島駅に向かっていると、今度は「芸備線?の最終にお乗りの方の人数確認」のアナウンス。
どうやら最終便なので、乗れなかったら別の手段(バスとか?)の手配なのかも…
しばらくしたら再アナウンス。「最終便を待たせますので、早めの移動をお願いします」だった。
…というわけで、広島駅に6分ほど遅れで到着。そこから在来線に乗り換えて最寄り駅まで。
駅から出たら小雨が降っていて、広島からタクシーで帰るつもり?だったのか、妻が超不機嫌。
ワタクシの前を早足で、これ見よがしに上着の雨を払いながら歩いて行く。
ワタクシはワタクシで、お土産の紙袋が濡れないように抱きかかえて変な持ち方で歩きにくい。
家に着いたら妻は自分だけ鍵を開けて先に入ってしまった…。ワタクシは両手がふさがっている。
「おーい、おーい!」と呼ぶと、次女がドアを開けてくれた。
中に入ると、妻は部屋で上着の水滴を払っていた(汗)