前後デフオイル交換

【ODO 112000㌔】

O2センサーの交換で四輪を台に乗せたついで、前後デフオイルの交換を。
前回車検(95000㌔)時にDラーで実施して以来の交換。
実はこのクルマにあっては自身で交換するのは初めてのこと...

そうさせたのは、馴染みのホームセンターに意外なものが意外な値段で並んでいたからに発します。

T/M・T/Fは75W90のGL-4規格が指定。
しかもT/Fは指定オイルでないと不具合の出るという厄介なもの...
またGL-4規格というのも厄介で、適量を欲した時にまず市場で見つからないという代物...
反面デフにあっては、今や一般的？な規格であるため入手は容易。

今回、実験的に前後でキャラクターの異なるオイルをチョイスし、その差異を見比べることにしました。

手順は特筆することなく進行。

その間の距離からは想像もしていなかったオイルの色に驚愕。

逆に新油の効果が期待できます。

規定通りの1ℓを注油。

ドレンパッキンは手持ちの銅ワッシャで代用しました。

リアに比べたら遥かに穏やかにフロント...

以後は前後同時交換でなくてもよさそうな様相です。

明らかに流動性のいいFF用のギアオイル...

それは走らせても顕著で、それまで引きずるような抵抗感が常にあった前軸が、FRほどではないにしろデフの存在を感じにくいくらいに軽快に変化。
リアにあっては変化は微塵ですが、全体に空走時の減速感が減ったように受けとめられます。

実感ある作業は充実しますが、手間や掛かる費用を考えると、さほど得とは思えないのも事実です。