目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
【2024年3月24日】
4×4ピックアップならマストのキービジュアル...ロールバー。幼少からの理想像でした。
ただ現実には実用性と価格のバランスで二の足を踏んでいたのですが、今回タイミング良くその機会に恵まれ、アウトレット品ですが手にする事が出来ました。
2
16キャリイ用との事でしたが、荷台は同一との認識から入手。
「付く・付かない」でなく”付ける”が私のカスタムの信念ですから、その辺りは問題になりません。
とにかく完成形が見たい一心で作業を進行...なので、欠品であったボルトの類は有り物(M10ボタンキャップ)で処理。
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スペーサーも欠品であったので、建材用の平座金を用いて(要切削加工)代用しました。
この辺り、正規品はただのカラーですから、接地面のあるこちらの方が理に適っていると思います。
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元々の製品のスタイルは見ての通りかなり重厚なもの...
趣向からは幾分逸れますがベースのパイプ構成は理想のそれに合致したもの。
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スタイル的には見慣れれば...と思いましたが、見た目に負けないくらいの重さ(質量およそ30kg)からなる走安性の変化は見過ごせないところ...
それがただの飾りであるが故、クルマとしての本質を失ってはいけないと強く思うのです。
6
【2024年3月31日】
そこで、減量も踏まえて本来求めていた姿に加工する事を決意。
アウトレット品とはいえそれなりに値の張るものですがそこに躊躇はありません。
カスタムっていうのはそういうものです。
グラインダーを振るうこと3時間...
強固な溶接箇所を解きパネル部を切削。
...シビれました。
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得られる価値は苦労と同等...
スッキリとしながらも逞しい『細マッチョ』に変貌。
これぞ求めていた姿です。
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これを機会に基台の取付ボルトを見た目より機能を重視してこれまた有り物ではありますが変更(M10細目の強度区分10.9のフランジボルト)。
3分割構造のこのロールバー...上部のパイプはパネルを用いてることで(横方向に4点のボルト留め)ブレを抑える構造でしたので、その辺りの懸念はありましたが、基台をガッチリ締め上げることでそれが払拭出来たので作戦は成功だったかと。
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それを裏で受けるナットもM10でありながら二面幅17mmというフランジナット(クサビ付)で強固な締結を支えます。
基台には片側4つの穴がありますが、裏骨に被ったりと面倒な事もあり片側2カ所づつの固定。
それでも揺すろうがぶら下がろうがしてもビクともしませんから、アクセサリーとしては十分だと思います。
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【2024年4月14日】
それまでロールバーを模して細工した純正の鳥居でしたが、本物(?)が付いたことでその存在が五月蝿く感じられ、だからといって外してしまってはキャビンの剛性を保つ効果を失う事にもなるでしょうから、塗装をすることでその存在を薄めようと企図。
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純正色で塗ってもヤレたボディの前では浮くばかりなので、チップコート(白・細目)で塗装しその質感で周囲と馴染ませました。
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足したら引く...が私のカスタムポリシー。
俄然ロールバーが際立つ仕上がりです。
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この製品の気に入っている点...パイプ径はもちろんのこと、汎用品でありながらメインパイプの曲げがキャビンの絞りと合致しているところ...
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またそれと繋がる傾斜バーが高過ぎず寝過ぎずの絶妙なデザインであるところ。
既製品でここまで理想に合致したものは少ないのですが、これは正に希望通り(加工ありきで)の品。
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足かけ8年を掛け想像をカタチに...
これからはクルマ本体の劣化にどう向き合うかが課題です。
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