
松たか子と松村北斗が主演の時間ループもの。
時間が巻き戻る、ではなく首都高のトンネル崩落で発生した時空の歪み?を利用して過去に翔ぶお話し。
松たか子は若返りません。
若づゲフンゲフン、若メイクした(過去の)松さんは登場しますが。
事故で亡くなった不仲だった旦那を死なないように誘導するため、何度も過去に戻って奮闘する。一緒に住んでいても目も合わせず言葉も交わさない夫婦だった描写が簡潔かつ効果的に描かれていたため、初めて出逢った15年前の旦那に惚れ直すのが安直すぎる。旦那の方も15年後の女房に惚れるとか訳わからん。
何度も何度も無為に過去に戻る描写は、アニメ版の時をかける少女(細田守監督)を彷彿とさせ、過去に戻るのも現在に帰ってくるのも簡単すぎてSFファンには物足りない。そういう舞台設定は気にしちゃいけないはお約束なんでしょうが。
初見で観ている時のは悪くない作品でしたが、後で冷静になって考えると粗の目に付く作品ではありました、SFマニア的に。
2025/7/5
三越映画劇場
10:30〜
D-5(次回もこの席が良い)
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2025/07/06 12:59:51