サイドカウル・パネル等の取外し・取付2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
サイドカウル・パネル等の取外し・取付1の続きとなります。
次にボトムカウルを外します。
ボトムカウルはボルト(4ヶ所)で固定されています。
<ボトムカウル外し1>
ヘキサゴンソケット(4mm)を付けたTバーハンドルにて、側面のボルト(4ヶ所)を外します。
2
<ボトムカウル外し2>
カウルに通してあるホースを抜きます。
これで、ボトムカウルが外れます。
3
<ボトムカウル外し3>
なお、左側については、
○カウルにホースが2本通してある
○サイドスタンドがある
のが、右側との相違点です。
特にサイドスタンドを通す時は、地面にカウルをぶつけないよう十分注意します。
4
次にロアサイドカウルを外します。
ロアサイドカウルは、ボルト、タッピングスクリュー及びプッシュリベット(3ヶ所)で固定されています。
<ロアサイドカウル外し1>
底の部分にある左側と共止めになっているプッシュリベット(2ヶ所)を、ピンポンチ(3mm)で外します。
真ん中のピンを押し込めば、ロックが解除され、外すことができます。
4mmのピンポンチを使いたかったのですが、長くてカウルの下に入らなかったので、3mmを使いました。
5
<プッシュリベットの構造>
プッシュリベットの外し方・取り付け方をまとめておきます。
左: 取付状態…くさびが働き抜けない
中: 外す時…ピンを押し込んでから、リベットを外す
右: 付ける時…リベット取り付け後、ピンを押す
6
<ロアサイドカウル外し2>
赤○: ヘキサゴンソケット(4mm)を付けたラチェットレンチにて、左側と共止めのタッピングスクリューを外します
青○: ヘキサゴンソケット(4mm)を付けたTバーハンドルにて、ロアサイドカウルの側面のボルトを外します
7
<ロアサイドカウル外し3>
手でロアサイドカウルを押さえながら、プッシュリベットをピンポンチ(3mm)で押し込み、外します。
これで、ロアサイドカウルが外れます。
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<ロアサイドカウル外し4>
なお、左側については、既に右側と別れていることから、以下の2ヶ所のみで外れます。
赤○: ヘキサゴンソケット(4mm)を付けたTバーハンドルにて、ロアサイドカウルの側面のボルトを外します
青○: プッシュリベットをピンポンチ(3mm)で押し込み、外します
9
<外した左側のボルト・プレーンワッシャー>
この部分はカウルの穴の周囲が凹んでいて、しかも穴が大きな長方形となっているため、プレーンワッシャーがひどく変形しています。
でも、要はなすと考え、そのまま再使用しています。
右側は問題ないので、前のオーナーが壊してしまったのかな?
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<外したカウル>
こんな感じでサイドカウル・パネルが外せました。
やっぱり、これだけ外すのは、大変ですよね。
部品を置くだけでも、結構な場所を取ります。
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<外したボルト他>
外したボルト他はなるべく外した順番もしくは部位毎に、パーツトレーに置いていくようにしています。
今回、合計で37個ありました。
このパーツトレー、実は100円均一で購入した製氷皿なんですが、とても使い勝手が良くてお勧めです。
2列なので、左右で分けられるのも良いですね。
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<プレートワッシャー>
プレートワッシャーはボルト・タッピングスクリューに付いているところと、付いていないところがあります。
左: プレートワッシャー有…材質がABSの場合(カウル)
右: プレートワッシャー無…材質がPPの場合(パネル)
となるようです。
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<サイドカウル・パネル等を外した状態1>
前方から
カウルを外すと、かなりスリムなことに気が付きます。(笑)
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<サイドカウル・パネル等を外した状態2>
後方から
この状態であれば、
○エンジンオイルの交換
○プラグ点検・交換
○冷却水交換
等がすぐに始められます。
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サイドカウル・パネル等の取外し・取付3へ続く。
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