Low側LEDヘッドライトへ交換2

Low側LEDヘッドライトへ交換1の続きです。

＜外した配線3＞
配線を作るため、まずは配線の構成を確かめます。

1. ポジジョンランプ
T10ソケットの付いた2極の配線となります。
長さはポジションランプの取り付け部から端子まで、235mmありました。

2. Low側ヘッドライト
こちらも、2極の配線となります。
長さはヘッドライト裏側のカバーの取り付け部から端子まで、155mmありました。
この部分はLEDヘッドライトに丸ごと置き換えてしまいます。

ポジションランプとLow側ヘッドライトはともに2極なので、コネクターは4極かと思いきや、3極となっています。
なぜなら…

＜外した配線3＞
マイナス側がまとめられているからです。
スリーブもしくはスプライスで圧着され、熱収縮チューブで絶縁されていました。

なので、これから作る配線もマイナス側を1本にまとめます。

まずは、ポジションランプの配線から作ります。

＜ポジションランプのソケット＞
インターネットを見ていたら、汎用のT10ソケットの配線を見つけました。
今回、1個しか使いませんが、5個入りだったので、残りは予備ということで。

では、早速作業を始めます。
ソケットの配線は短いため、配線を付け足します。

＜ポジションランプの配線加工1＞
1. 配線をつなぐ部分が重ならないようにするため、20mm程赤い配線を切ります
2. 外覆を10mm程むきます
3. 熱収縮チューブを通します

そして、黒い配線も加工します。

＜ポジションランプの配線加工2＞
1. ポジションランプの配線と付け足す配線をよります
2. よった部分にはんだを付けます

純正部品のプラス側の配線は黒と黄色のストライプとなります。
しかし、同じ柄の薄肉低圧電線を入手することができなかったので、代わりにオレンジと黒のストライプを使いました。

＜熱収縮＞
1. はんだ付けした部分に熱収縮チューブを被せます
2. ヒーターガンにて、熱収縮チューブを収縮させます

＜ポジションランプの配線加工3＞
ソケットの長さが短くなったことと、純正部品の配線の長さに余裕がなかったことを考え、270mmで配線を切ります。

＜ハーネスチューブ通し＞
240 mmの長さに切ったハーネスチューブ（φ4）を、配線に通します。

＜端子圧着1＞
1. 外覆を5mm程むきます
2. 電工ペンチにて、プラス側の端子のみ圧着します

マイナス側はLEDヘッドライトのマイナス配線とともに、後で圧着します。

＜ポジションランプの配線＞
こんな感じで仕上がりました。
LEDウィンカーの配線と同じようで、代わり映えがしないですね。（笑）

次に、LEDヘッドライトの配線を加工します。

＜LEDヘッドライトの配線＞

1. LEDバルブ⇔コントローラー： 約200mm
この部分は正直どのような電気が流れているのか分からないし、加工すると製品の保証対象外になる気がしたので、触れないことにしました。
車体に取り付ける時に余った配線は遊ばせます。

2. コントローラー⇔端子の先端： 約345mm
この部分はコントローラーの設置場所を決めた上、配線を短くすることにしました。

3.ヘッドライト裏側のカバー
ヘッドライトの裏側に付けるカバーを準備しました。
ネットショップを探していたら、汎用品（φ65）のものを見つけました。

詳しくは、次回の整備手帳「Low側LEDヘッドライトへ交換3」にて。

＜端子比較＞
左： 純正部品の端子（ハウジングランスタイプ）
右： LEDヘッドライトの配線

11項の2の部分には端子が付いています。
250型端子ですが、残念ながら車体側の250型端子と形が違うことから、コネクターへ組み付けできません。
（純正部品のソケットへは組み付けすることができます。）

ご参考まで。

それではLEDヘッドライトの配線を加工します。

＜LEDヘッドライトの配線加工1＞
圧着ペンチにて、コントローラーから80mmの位置で切ります。

この位置で切る理由は取り付け時に触れます。

＜LEDヘッドライトの配線加工2＞
ハーネスチューブを20mm程切ります。

＜端子圧着2＞
1. 外覆を5mm程むきます
2. 電工ペンチにて、プラス側の端子のみ圧着します

マイナス側はポジションランプの配線とともに、後で圧着します。

＜LEDヘッドライトの配線1＞
長さが短くなり、少しすっきりしました。

Low側LEDヘッドライトへ交換3へ続く