フロントブレーキパッド交換1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
あるときから、ブレーキをかけると右側フロントより、キーキー音がするようになりました。
昨年の初冬に点検したときは、ブレーキパッドが残っていたのにもうなくなったのかな?
<右側フロントのブレーキローター>
右側フロントのブレーキローターを見てみたら、何かが当たって削れたあとがありました。
見た感じブレーキパッドのライニングはまだ残っていて、地金が当たっているわけではないようです。
よーく見てみると…
あ~、パッドのスプリングが当たってるのか!!
そこで急きょブレーキパッドを購入し、交換しました。
なお、キャリパーはBosch製のフローティング式です。
!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
今のところ問題は発生しておりませんが、ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。
2
<右側フロントのブレーキキャリパー1>
ブレーキキャリパーを持ち上げてびっくり!!
外側のブレーキパッドが異常に減っています。
(ブレーキキャリパーの持ち上げ方は整備手帳「フロントブレーキパッド点検」をご覧下さい。)
ブレーキキャリパーの点検窓は内側のブレーキパッドしか見えません。
今回のように外側が減っていると、しっかりと点検していたとしても見落とすかもしれません。
3
<外したブレーキパッド>
パッドを外しました。
やはり、パッドのスプリングの一部が当たっていました。
外したパッドのライニングの厚さを確かめました (もっとも薄いところをノギスで測りました。)
左側フロント:外側1.6mm、内側5.4mm
右側フロント:外側0.7mm、内側4.6mm
(使用限度:2mm)
パッドの使用限度が2mmなのは、パッドを使い切る前にパッドのスプリングが当たるからなのかもしれません。
妙に一人で納得しました。
また、ネットで調べると普通はフローティング側よりもピストン側の方が減りやすいそうです。
逆になっていて、しかも両輪とも極端に減っているのはなぜだろう??
ある程度走って片減りしていたら、今度は内側と外側を入れ替えよっと!!(それでいいのか?)
4
<ブレーキパッド新旧比較>
左側:外したブレーキパッド
右側:新品のブレーキパッド
厚さがぜんぜん違いますね。
新品の面取りが大きいのにびっくり、測ってみると約15%も面積が少ないようです。
前回点検したとき(2010年10月10日)の記録から、パッドの磨耗は
一番早いところで約3,670kmで1mm
一番遅いところで約10,798kmで1mm
やっぱり、異常な片減りです。
5
<右側フロントのブレーキキャリパー2>
今回はブレーキキャリパー全体をしっかりと洗います。
先ず、ブレーキホースを固定している、クランプからホースを外します。
次にスライドピンを引きぬきます。
6
<右側フロントのブレーキキャリパー3>
その後、ブレーキキャリパー本体をキャリパーブラケットから外します。
7
<右側フロントのブレーキキャリパー4>
中性洗剤でブレーキキャリパー本体とキャリパーブラケットを洗います。
ハブラシでこすりますが、直ぐに真っ黒になってしまいます。
きれいになったら、水を流し乾燥させます。
8
<右側フロントのブレーキキャリパー5>
ピストンの先端が荒れていたので、#320の紙やすり(耐水ペーパー)で軽くこすり、平らにします。
フロントブレーキパッド交換2へ続く
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