ドアロックアクチュエーター(左後)交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
「ドアロック(左後)動かず」に続き、その交換作業をまとめました。
交換した場所は左後のドアロックアクチュエーターです。
中古品をネットオークションで探していたら、いいタイミングで部品が出てきましたので、すかさず落札しました。(2014年3月購入)
<作動確認>
今回はValeo製です。
見た目に問題はなかったので、さっそく動かしてみます。
手でレバーを押し込むと、ちゃんとロックされます。
2
<ドアロックアクチュエーター新旧比較>
左側:外したもの
右側:購入した中古品
外したアクチュエーターはドイツKiekert製で中古品はフランスValeo製です。(右後とは逆になりました。)
3
<ドアロックアクチュエーター仮組み>
仮組みしてみました。
ドアロックアクチュエーターと上下のロッドの位置関係が分かると思います。
注)写真を撮るためリモートコントロールロッドを外しましたが、ドアの内側へ残しておいて結構です。
<ドアロックアクチュエーター付け1>
取り外しの逆の手順でつけていきますが、ドアロックロッドを付けた状態でアクチュエーターをドアの中へ入れます。
ロッドはビニールシートの手前側を通します。
4
<リモートコントロールロッド付け>
コネクタをつなげた後、ドアロックアクチュエーターを回して、リモートコントロールロッドを取り付けます。
その後、クリップを固定します。
<ドアロックアクチュエーター付け2>
アクチュエーターを止めている3本のボルトを締め付けた後、ホグリングへロッドをはさみます。
合わせて配線もフックにはさみます。
5
<リターンレバー固定1>
ドアの右下の穴に手を入れて、ドアロックをドアの内側から持ち上げます。
<リターンレバー固定2>
そして、スピンドルをリターンレバーの穴に通し、ドアの内側から押し出して、リターンフォーク(クリップ)をはめます。
6
内側のドアノブを取り付け、正しく動くか確かめます。
また、パワーウィンドウを動かし、ぶつからないことも確かめます。
問題がなければ、シーリングシートをはり付け、内装をもどして終了です。
7
さて、外したドアロックアクチュエーターを分解して、なぜ動かなくなったのか調べてみます。
ねじ3本とかしめてある部分1ヶ所をドリルで削ると、上側のカバーが外れます。
<カバーの動作>
カバーのレバーを押しこむと、内部のレバーが右側に動きました。
この部分は大丈夫なようです。
<ボディーの動作>
レバーが動くとボディー内部のリンクが右へ動き、ガイドを下側へ動かす力が働きます。
でも、ガイドが動きません。
上側の平歯車もなんとなく傾いています。
ガイドを外してみると…
8
<らせん状のギヤ>
あっ、ギヤが折れている!!
<壊れたらせん状のギヤ>
ギヤの折れた部分を見てみると、なんとなくねじれて切れた感じです。
これもやはり暑さでプラスチックが古くなり、壊れてしまったのでしょうか。
ところで、レバーが動かなかったのは、らせん状のギヤのはしに付いている平歯車が斜めになり、側面のかべに引っかかったためのようです。
最近3Dプリンターなるものが出てきているようですが、プラスチック製のこのギヤを作れないだろうか…
他の部品はまだ使えそうなので、もったいないです。
今回の費用:
純正ドアロックアクチュエーター(左後) 中古品 3,700円
(他の工具は持っているものを使用)
(合計) 3,700円
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