フロントブレーキキャリパー交換 その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
キャリパーを車両に取り付けました。
ごつくてカッコイイー!
スピードメーターのセンサーケーブルが邪魔ですね。
ブレーキホースはノーマルのままで届きました。
2
こうしてみるとキャリパーマウント部はまだいいとして、サポートをマウントしている部分が弱そうです。
5mm厚ぐらいのアルミにM8のネジが切ってあるのでオーバートルクで締めるとすぐやっちゃいそう。
ノーマルキャリパーはここがスチールなんですよね。
ちょっと無理矢理感が出てます。
3
さらに裏側から見てみるとディスクとキャリパーのクリアランスがスレスレでした。
ディスクがキャリパーの中心を通るのが理想なのでしょうが、サポートの設計上キャリパーはギリギリまで外側にオフセットされています。
なぜかというと・・
4
ホイールを装着したとき、リムとバンジョー部のクリアランスもスレスレだからです。
この位置より内側でも外側でもリムかディスクに干渉してしまうという絶妙な位置に設計されています。
というかやっぱ無理矢理だな~
5
ちょっと心配な部分も見つけてしまいましたが、とりあえず設置は完了しました。
ちっちゃいディスクにでっかいキャリパー。ちょっと派手ですが嫌いじゃないです。
6
仕上げに念入りにエア抜きしました。
新品のキャリパーを付けた場合、エア抜きは多少根気がいります。
周囲にブレーキフルードが飛び散っていると後で塗装が剥げちゃうのでエア抜き作業後軽く洗っておきました。
7
というわけでフロントブレーキキャリパーのブレンボ化が完了しました。
交換後しばらく乗ってみてパッドの当たりが付いてきたのでレビューします。
制動力は確実にアップしました。意図的に強く握れば簡単にロックさせることができます。
ノーマルキャリパーはピストン径25mmの片押し2POTで、
ブレンボキャリパーは30mm/34mmの異径対向4POT。
油圧レシオが変更となったため軽いレバーの入力でも十分な制動力が得られる反面レバーストロークは深くなりました。
単にブレンボキャリパーが高性能だから効くようになったというわけではありません。
また、パッドとディスクが接触する範囲はノーマルと比べて内側に10mmほど広いです。
ノーマルキャリパーに付けていたマロッシのパッドはディスクへの攻撃性が高く、摩耗して段ができていた為、その段を覆う形となったブレンボのパッドは当たりが出るまで時間がかかりました。
本来ならディスクも交換すべきだったと思います。
キャリパーのピストン径に見合った適切な油圧レシオ、レバー比にするにはマスターシリンダーも変更する必要がありますが、この車種のカウルにうまく収まる形状のマスターシリンダーを探すのは大変そうです。
レバータッチは若干柔らかめですが、十分な制動力を得ることができ、尚且つ見た目もかっこよくなったので満足しています。
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