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芋スカのブログ一覧

2021年08月28日 イイね!

さらば相棒(その①)

さらば相棒(その①)毎年4月はいつもニコニコ、キャラバンの車検時期です💸💸💸

貨物なので当然ですが1年車検です。仕事で酷使しとるとは言え、労って乗ってた(冬の朝は水温計が動くまで暖機!)ので特に問題は無かろうとハラ括ってたものの、近ごろ気になる点がいくつかありました。


①ナゼかクッソ遅い
『クソ』じゃ無いんです、『クッソ』遅いんです。
荷台にスチールラック積んで工具満載とは言え。やっぱりキャラバン、1,000キロ積んでもダイジョーブ🙆🏻‍♂️な事を思えば大した量では無いハズなのに、踏んでも踏んでも前に進まない。空車でも10tトレーラーにスタートダッシュで負けるほど。ZD30自慢の低速のトルクモリモリ感が全く無くて、ちょっとした登り坂でもすぐにキックダウンする有様。譲り受けた時はこんなじゃ無かったのになぁ…


②燃費がクッソ悪い
『クソ』じゃ無いんです、『クッソ』悪いんです(その②)。
東大阪↔︎伊丹を通ってた頃は当たり前でリッター10㌔は越えてたのに、最近ではリッター2㌔(爆死)を叩き出します…
近場に引越してチョイ乗りが増えたとはいえ、いくらなんでもコリャ悪すぎるだろうよと……


③煙幕がゴイスー
18年モノのディーゼル車なので多少は仕方ないと思ってたものの、この1年ぐらいは尋常じゃ無い量の黒煙を噴くように…それこそ1年くらい前は“ガブァッッ”てアクセル踏んだ時のみに限定されていたのが、加速時はチョイ踏みでも常時。バックミラー越しでもハッキリ分かりますし、夜なんかやと後ろの車が見えなくなります(後方を走行中のドライバーの皆様、誠に申し訳ありません🙇🏻‍♂️💦)襲われたタコ🐙又は銭◯警部殿🚓から逃れる時のル◯ン三◯氏ような………


④音がウルサイ
ディーゼル特有のノック音では無く。特にアイドリング時に運転席の後方辺りから『ズババババババ』という音が発するようになりました。ダイソンでバスタオルを吸い込んだ?時のような??感じの音(例えが適当なのかどうかも分からん🤷🏻‍♂️)多分、エアクリからなんでしょうが、それにしてもこんなにウルさかったかなぁと…………


上記の症状が出始め、前回の検査でも要点として担当メカニック氏にはお伝えしていたものの特に不具合となる箇所は見当たらず。
燃料にアンチスモークたる添加剤をブチ込んでお茶を濁すも、黒煙に関しては全く改善が見られず。燃費も悪いまま、パワーも出ない。噴射ポンプが御臨終なんかなぁ?と思いつつも本年の検査に挑みました。


・排ガス検査△
懸念されていた事がやはりと言うか、イエローカードな判定に。
圧縮不良とバルタイが狂っており不完全燃焼気味。エアクリに向かって吹き返しが起こっているようで(その④はコレが原因らしく)、これはエンジンにとってあまりよろしいことでは無いといいます。
さらにシリンダー内のクリアランスが広がってるせいかオイルが喰い気味と、謎の冷却水減少という現象も(そう言えばたまにクーラント臭い時があったような…)。
現状のままでは次回車検時の排ガス検査は間違い無くNG。改善しようとするならば少なくともバルタイ調整、状況によりヘッドのオーバーホール、最悪はエンジン載せ換えが必要と…………

バルタイ調整とサラっと言うものの、ZD30はロッカーアームを介さずにバルブ制御をする直打式で、調整はインナーシムの交換によるもの(何かFJ20を思い出した…)。キャラバンの場合、車載状態では困難を極めるのでエンジンを降ろして作業をするんだそうです。ましてウチのは四駆なので、そうなれば工賃も相当な金額を取られ、結局はヘッドのオーバーホールと大差が無い費用と時間がかかるとのこと。
そこまでやっても治るかどうかは五分五分と言われてしまうと、会社がゴーサインを出すかどうかは微妙。となれば、必然的に買替えも視野に入れなければならなくなった、ということです。

実際、会社に上記の件を報告すると即座に買い替えの指令が出されました。社有車の中ではイチバン図体がデカく専ら扱えるのは自分のみで稼働率は低めとは言え、唯一の登録貨物車が無くなるのはそれはそれで困る、とのことで素直に同クラスの車体を探すこととしました。

普段はワタクシめの営業活動のアシとして、また社用兼自家用車という用途から自身のワガママも多少は通じるだろうという前提で選定することとします。

その②に続きます(長いよ…)
Posted at 2021/08/28 15:19:46 | コメント(1) | トラックバック(0)
2021年06月22日 イイね!

2021年、現代のスカイラインに対して思うこと

先日、子供たちが寝静まったあと夫婦で新聞を読んでいたら「好きそうな記事が載ってるよ〜」と家内から紹介されたものがありました。


https://news.yahoo.co.jp/articles/41d40b3939defdfc8f218a84815be422f0ffa3e6
(我が家が購読している某新聞社のネット記事はログインしないと閲覧できないため、似た内容のネット記事を借用)



日本の自動車産業を支えてきた往年の名車達が次々に生産終了となっている、ていうんですね。


これだけであれば、この業界も寂しくなったよなぁで終わるのですが、そこには久々にココロを踊らす一言が添えられておりました。





『日産の星野朝子副社長は

「スカイライン開発の中止、日産の象徴の開発に幕、という記事が報道されたが、そのような意思決定をした事実は一切ない。


日産はけっしてスカイラインを諦めない


と報道を完全に否定した。』











一人のスカイライン乗りとして、また健全なスカG好きを自負する身として、素直に嬉しく誇らしくも思えたものでした。





スカイラインは1957年に初代が誕生して以来、生誕から65年を迎えようとしています。
現行は通算13代目、2013年に全面改良がされた型式“V37”と呼ばれるモデルです。


…とモデルの変貌や歴史等はそこかしこに『信者』的な方々が解説されていますし、それこそWi◯ip◯diaら辺に詳細が書かれていますので割愛。
ここでは、現行スカイラインに対する一個人の所感を書いてみたいと思います。





2021年現在における自動車業界は、ごく一部のメーカーを除いて軒並み厳しい対応を迫られていることは周知の事実かと存じます。


理由としては『環境への対策』 『安全対策』などの社会的な側面や『世間の車離れ(特に若い世代)』 『趣味・趣向の多様化』 『個人尊重主義』といった消費者自身の価値観の変化、などが挙げられるのではないかと。


そうした世の中に求められるクルマ像といえば、2000年代初頭からブームが沸き起こった“ミニバン”がその筆頭となるでしょうし、『趣向の多様化』に応えるカタチで、単なるミニバンでは満足のいかないアクティブな層には“SUV”がピッタリあてはまる。という構図が理解できます。つまり、“持つこと主義”から“使うこと主義”にユーザーの思考が変化した、と言い替えることができると思うのです。


この変化に応じて、各メーカーは様々な『使って便利なクルマ』を世に出し続けています。実際、我が家で活躍中のスペーシアですが、まだ幼い子供2人を育て中な親目線で、乗り降りのしやすい低床スライドドアの軽自動車(所謂スーパーハイトワゴン)は日常のアシとしては何一つ不満は感じませんし、当時、同車を購入の際に大きな決定権を握っていた家内も『「気の利いた収納スペースがあり小回りが利き隣の車へのドアパンチの心配が無いスライドドア」という条件が自家用車として必須項目であり、逆にそれが備わっていなければもはや買う価値が無い』とまで言い出した始末です。


上記の様な感覚の消費者が大多数を占める中で、記事にある“往年の名車”が世の変化に追従できず長い歴史に幕を閉じることは仕方が無いとは思います。ですが、やはり純粋なクルマ好きとしては、そんな報道を見る度に残念な気持ちになってしまうのです。それが車好きの心情、というものでしょうから。







そんな心境の中での、冒頭の一文。いや〜、目頭が熱くなりましたね。



でも正直なところ、現行を含めた俗に言う第三世代のスカイラインには近年まで一定の距離を置いていました。









なぜか?









今から遡ること20数年前。間もなく中学生に進級しようとしているク◯◯゛キ芋スカ少年は「YOU REALLY GOT ME」に乗って華麗に横流しをキメてくる銀色なセダンのTVCMに堪らなくシビレておった訳です。
(ご存知の無い方はY◯uTu◯eで調べましょう)





“こんなカッコエェ車がニッポンにあるだなんて…!!”
(いやマジでカッケェーわ!!)






と心底、1998年にデビューした10代目“R34”に惚れ込んでいたんですね。
(じゃあ何で乗っとる車がR30なのよ、という話はココでは置いといて)

それから約4年後。心から愛するR34がフルモデルチェンジするという事実を、デビュー前に放映されたプレCMで知ることになります。

“サンヨンがこんなにカッチョエェんやから、次の型はもひとつカッチョエェに決まっとるがな!!”

(辛うじて)高校進学を控えた芋スカ少年はその日を心待ちにしていたのです。
そして迎えたデビュー後のCM…!!!




『………ウソやろ、、、、orz』
(いやマジで見た瞬間にツイートしました。嘘やと思う方は兄貴に聞いてみて下さい)


(乗っておられる又はおられた方、本当に申し訳ありません。あくまでも私感ですのでどうか聞き流して下さい)この変貌ぶりに心の底から落胆し、同時にスカイラインの歴史はR34で終わってしまった…と真剣に落ち込んでしまった訳です。




以来、以降のスカイラインに関しては全く興味を示さなくなってしまいました。









ん・で・す・が











上で述べた通り、近年相次ぐ往年の名車が歴史を閉じる中、その厳しい環境下でもゼッタイに終止符を打たないという姿勢を貫く現行スカイラインに、そして日産自動車に、少しずつ感謝の気持ちをもつようになってきたのです。
もはや売れない車を作る事など悪の所業とされる風潮であるにも関わらず、よく残してくれた!という思いが日に日に強くなっているような気もします。
その恩返しとして、本来なら自らが購入して少しでも存在意義の足しにしてもらいたいところですが、到底手の届くようなシロモノでは…


(パールな400R、カッコいいですよね…
買えませんけどね……)


でも一方で、現行のV37型がスカイラインと名乗らなければ恐らく1ミリも興味を持たなかったとも思うのです。実に身勝手な思考回路である事は重々承知であるものの、やはりネームバリューというものはそれだけ大事なものなのだと再認識する次第であって。


スカイラインは長い歴史の中で、歴代それぞれが持つ個性で成り立っている部分もあれば苦しんでる部分もあります。特に、根強いファンからは、その度合いが強いほど第三世代以降は散々な評価しか与えられず、正に悲運なモデル達と言っても過言ではないでしょう。
しかし見方を変えれば、近年のスカイラインはある意味で原点回帰したとみなす事もできるのです。元を辿れば初代はグロリアと兄弟車だった訳ですし、そもそもスポーティなイメージは39番の54Bが生沢徹のポルシェ904をブチ抜いた瞬間に芽生え、以降の歴代GT-Rが築いていったもの
(むしろこの過剰なイメージが車のコンセプトをブレさせたとも個人的には思うのですが)
ですからあくまでも本流は優れた運動性能があり乗員を快適に速く運べる車であって、レースで勝つ事のみがスカイラインに与えられた使命では無いと思うんですよね。





エンジンが直6じゃ無いとか、丸テールが無くなったとかフェンダーにGTバッヂが無いだとかムダにデカくなったとか丸くなったとか…etc(かつての私)


そういうユーザーやファンの固定概念こそが、名車の歴史に終止符を打たせるという事に気が付きました。これだけの長い歴史のなか、その時代に合わせた変化は生じて然るべきであって、本物のファンであればその変化を否定せずそれはそれで受け止めるものなのだと。


批判を恐れず敢えて書きますが、私自身は今のスカイラインは『必要な無駄』だと思っています。たとえ売れなくても存在する事に意味があって、メーカーのブランドアイデンティティーを確立する上では重要な位置にあるはずなんです。フェアレディZなんかもその位置付けですよね。
伝統を捨てて、需要に応えるだけで儲かる企業になることは簡単です。でもそれと引き換えに今まで築き上げてきた歴史であったりブランドイメージが無し崩しになってしまい、ますます世間の車離れが加速してしまうような気がしてなりません。


『変えなけれならない事、変えてはならない事』


それを見極めれる企業こそが選ばれる企業になると信じております。


企業である以上は儲けなければならないので綺麗事だけでは済まされない部分もあります。でもやっぱり一定の車好きが居てこその自動車業界という思想も、どうかメーカー様は持ち続けもらいたいと切に願っております。

同時に、こんなに人を幸せにできる車であるという事も忘れずにいて欲しいとも思います。



今後もスカイラインは好きですし、これからも応援し続けます。




(とは言え家内からは儲けが無いなら廃止も止むなしとバッサリ切り捨てられましたがorz)
Posted at 2021/06/23 01:35:31 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月27日 イイね!

愛車を所有して8年が経ちましたので(最終回)

全国の半沢ロスな皆様
こんばんは。



半沢次長、カッコ良かったですねぇ。私も彼のように志高く日々の業務を遂行できていれば、どれだけ世の中のお役に立てるのでしょうか。




そんな世のお役に立つ半沢次長とは真反対の、何の役にも立たない当企画も最終回となりました。
(本当は4夜連続にしようと企みましたが、睡魔に勝てませんでした)









平成24年9月23日




晴れて純白(正しくは白濁)のPNVオーナーとなったのです。




半年ぶりに私の目前に姿を現したのですが、前オーナーである例の彼が猛烈な努力をした結果、どちらかと言えば解体屋に有る方がシックリくる車体も見違えるほど美しい姿となっての再会です。




そのまま東京へトンボ帰りとなるのですが
帰って速攻、
まず手を加えたのが


屋根開きにはサンルーフデフレクタやろー!!
という事で、かねてからの夢を一つ具現化したのでした。
(←夜中の2時🤦🏻‍♂️)



これ、クルマが手元に来る直前に某オークションで本当にたまたま見つけたシロモノで、次型R31用だったりします。

たぶん付くだろうと何の確認もせず、運良く誰とも競らずに落札しましたがネ申は見捨てなかったようです。かつて、この姿を実現させるべく同オークションに出品されていた屋根開き+デフレクター付きのルーフカットに入札していたほど(落札はできませんでしたが。今となっては部品取りとして無理してでも落としとけば良かったと本気で後悔)。ここに来てようやく長年の目標が達成できました。




次に、普段使いに純正革巻きステアリングでは恐れ多いので保管するため

に変えてみたり




2号車以来、封印していた

を履いてやろうと企むも“素”のボディーには似合わんなと思い師匠にプシュ〜

っとお化粧直しをして頂いた1号車の遺品、RS純正『フルキット』を装着。





“素”ボディーの特権である


コレはコレで魅力的ではあるんですが。特に後期純正オプションのフロントプロテクターは最高💕
(いつかはこの姿に戻すという密かなる野望)




暫くは待望の足踏み手漕ぎ式のL6ターボを堪能しながら大人しく乗っていたものの、次第にパワー不足を感じるようになります。またこの車は59年後期最終型の、例によって日産内製タービンに換装された俗に言う『プラズマ』車ゆえに
前車パサージュにはあったギャレットの脳ミソが溶けるターボ音が聴こえないのです。




これらの不満を一挙に解決すべく埼玉の巨匠にお力添えを頂いて



ささやかなターボ(音)Tune↗️↗️
(コアサポートぶった切ったしキズもんばーい🎶)







アレコレ手を加えたものの、やっぱり引っかかる点が一つ


『その②』でも申し上げた通り、私のドツボはパサージュであって。




田んぼES様の仰るところの『上品且つ孤高で独特の雰囲気』なPNVもまた“ハード&リッチ”でとても魅力的なのですが、私の中でのスカGはあくまでも『速くて豪華な車』でありPNVではスマート過ぎるのです。そこはやはり、ローレルも真っ青になる程の『目に見えて分かる良い意味で下品な豪華さ』が欲しい訳で(※注 ローレルが下品と言っている訳ではありません。昭和の豪華な車たちにある、あの感覚を表現しております)。結果として自然とパサージュのキャラクターに惹かれてきた、ということなのです。ハコスカやケンメリのGT-X、あの雰囲気ですね。




以後、PNV改めターボ・パサージュとして手を加えることになります。



ベースのトリムが黒/灰なので

内装色“K”のシートを装着。
PNVの『上品で都会的なイメージ』と、パサゲの『見た目通りの豪華さとケバさ』の両立を目指し、カタログでは無い仕様にして


パサージュの象徴、メッキグリルを装着

ケツのエンブレムも交換




豪華さがウリのパサージュに無塗装ミラーは如何なものかと思い

こんな小技を駆使したり。
完全なる“見た目パサゲ”を目指し、今後の目標はバンパーと下半分の塗装です。
(GTバッジが“赤”なのと、ドアの“PNV”ステッカーがまだあるのはご愛嬌)


その他、各部に手を加え続けて現在に至ります。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






そんなこんなで、気が付けば出会って以来8年もの月日が過ぎてしまいました。

その間に結婚、長男出産、転職、長女出産、転居と自らに於ける環境も瞬く間に変わっていきました。

結果として現役での稼働期間は僅か3年6ヵ月しかなく、所有期間の半分以上は休眠させていることになります。車にとってそれが幸せか?と問われると正直に申し訳ない気持ちの方が強いし、元気に走らせてくれる他の方にお譲りした方が車も幸せなんじゃないか?と悩む時もあります。


『趣味は家計に迷惑を掛けず小遣いの範囲で』がモットーである以上、現状での車籍復活は限りなく非現実的であることは致し方ないと思います。


でも、こうして改めて今までのことを振り返ってみると、やはりこの車との出会いは運命であって、必然的に車が私を選んでくれたのであれば早いこと復帰をさせて思いっきり走ってあげたい、とも思っています。中毒症状が緩和する事はこの先余程の出会いが無い限りは起こり得ないことでしょうから。




最後になりましたが、御覧頂いた全ての皆様のカーライフが益々ご健勝、ご多幸となることをお祈りし結びの言葉とさせていただきます。
(結婚式かよ💒)







※田んぼES様、キャプテン吹田様、KRS様
文面にリンクを貼らせていただいております。不都合の場合は修正しますので、どうかお許しくださいますようお願い申し上げます。

Posted at 2020/09/28 01:10:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月25日 イイね!

愛車を所有して8年が経ちましたので(その③)

大変な御好評を頂いており三夜連続でお送りしておりますww


寝耳にサントリー南アルプスの天然水発言の真相や如何に?


ー まず先にお断りしておきたいのですが、これより先に記載します内容は法に触れる事では無いものの、健全なカーライフからは些か逸脱していたという自覚があり、またそれを実行した自分への戒めの意味も込めて書かせて頂いております。ご覧になられ、ご気分を害したと感じる内容であればご指摘頂けますと幸いです ー



衝撃的な出会いから数日後、私は彼に自分の気持ちを素直に正直に伝えました。あの車を手に入れたいと。


当然、すぐに買えるだけの資金がある筈も無く、背伸びし過ぎも甚だしい、自分の欲を満たすだけの醜いワガママであることは百も承知の上で、です。
けど、どうしても自分の手元に置いておきたかった。これを逃すと二度と現れないという事実は誰の目にも明らかであり、何とかして自身で所有しできるだけ長く後世に残したいと強く願ったのです。




「だから、俺が買えば良いんでしょ?」

「俺が買って一旦は保有するから、その時が来ればイモちゃんが乗れば良いじゃない」



彼は、私の気持ちを理解し協力すると言って下さったのです。
この時ほど彼が仏に見えたことは無いです。



もう一つ、彼が自らが購入すると言い放った理由があり
それは 『ナンバープレートも含めてこの車を後世に残すべき』という思いだったのです。


現状のナンバーは『なにわ』で、管轄は大阪市内となります。彼は大阪市内に在住です。
すなわち、彼の名義となれば移転登録は不要でナンバーはそのまま引継ぐことができる、というもの。


ここまで条件が揃うと、もはや見送る理由が見当たりません。一気に、購入に向けての準備が始まるのでした。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




そして月日は流れ、平成24年9月


いよいよ、私の手元に老兵がやって来る運びとなりました。
しかしその前に、たくさんの課題・問題が待ち受けております。



まず一つに、今乗っているパサージュをどうするか?


この車も他に例を見ず相当な気に入りようだったので、お譲りするとなれば心の底から信頼できる方が良いという揺るがない気持ちがあり


譲渡先となったのが、この方
(無理矢理押し付けたのでは無いと確信しておりますww)


かねてより『このパサージュは将来オジサマのモノ💖』と師匠からの静かなる圧を感じずにはいられなかったため
「施されたら施し返す…… 恩返しです!」
の精神を以て、満場一致で嫁入りさせることとなりました。




次に、名義変更について

その時の私の居住地は『その①』で記載の通り羽田空港に出向中のため、神奈川県川崎市でした。
その状態での名義変更となると、ナンバープレートも変更する必要があります。


正直、自分の手元に来た際にはナンバーは諦めようと思っておりました。転勤では無く出向なので、じきに本籍拠点である伊丹空港には戻るものの、戻った際の居住地として大阪市内への転入は経済的に清水の舞台から飛び降りる事と同等で余りにも非現実的であり不可能だったのです。


その旨を現所有者である彼に伝えたところ、ここでも寝耳にウォッカな答えが返ってきます。


「じゃあ、俺ん家に住んじゃえばイィんだよ」



……


……………


…………………………



以来、私は彼の事を神様と呼ぶこととしました。





出向先から本籍に復帰するタイミングで住民票を移し、誰もが夢見る大都会大阪市民となるのでした。(ホントかよ…!)






紆余曲折を経て、プリンス大淀店で車を引き取ったときは一気にチカラが抜けたことを鮮明に覚えています。


同時に、新しい相棒としてこれまでの妄想を現実のモノにすべく構想を練り直し、少しずつ理想のカタチとなるよう新たなる日々が始まったのであります。



【次回(たぶん最終回)に続く】
Posted at 2020/09/25 01:59:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年09月24日 イイね!

愛車を所有して8年が経ちましたので(その②)

珍しくも連日の投函です。


一度、火が入ってしまうとなかなか抜け出せない厄介な性格が災いとなっておりますが、極一部(ww)楽しみに待っていて下さってる方の為にも気合入れて書きます。
どうぞお付き合い宜しくお願い申し上げます。




某中古車情報サイトにて発掘された3日後の2月某日、ある方をお招きした上で販売店様へ乗り込むこととなりました。


お店の方に事情をお伝えし(誠に失礼ながら直前のアポイントにも関わらず、大変に親切で丁寧な対応をして下さった記憶があります)、別の場所に保管してあるのでと待つこと10分少々。


ついに御対面の時が来た





写真で見るよりも遥かにボ◯い(失礼)、長年の保管を偲ばせる白い老兵が現れたのでした。


最重要事項の、お目当てのナンバープレートは



(写真は後日撮影したもの)

無念の管轄外orz




しかしそんなことは他所に、眼の前の老兵は我々が見当もつかないような、様々な想定外を用意しての登場であり

一番ド肝を抜かれ、且つ最も想定外だったのが




まさかの屋根開き…!
(「◯◯氏…屋根ェェェェェエ!!!」と思わず絶叫)



ASCDに……



システムコンポ………
(デッキは既に無かった琴似orz)



トドメにオートエアコン…………



さらにフロントプロテクター……………



マッドガード、ドアミラーバイザー…………………


朽ち果てとるけどウインドバイザー
シートカバー




………

…………………


こんなアールサンマル見たこと無い‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎
(一同騒然)


メーカー呼称で言うところの“LZパック”に付けれるモンは片っ端から付けたれ!みたいな。ヘタしたらRS買えたやん絶対、という強烈な個体だったのです。無い物と言えばドライブガイドと寒冷地ぐらいです。


間違いなく、初代オーナー様はとてつもないコダワリを持ってこのスカイラインを購入したはずで、ヤレ・クサレはそこかしこに見受けられるものの手放す寸前まで大切にされてきた、というオーラを感じずにはいられなかったのです。




騒ぎ立てる我々に少々の動揺を隠し切れなかったお店の方にも数多くのお話しを聞くことができ


・1年程前までは現役で稼働していたが、持ち主がご高齢となったために手放された

・サンルーフ付きはかえって売れないだろうとの判断で、敢えて情報には載せていなかった
(良かった。そんなモン載せてたら速攻で売れるがな)

・実走4万6千キロ、間違いなくワンオーナー車である

・そして来週には抹消登録してナンバーを返そうと思っていた…


などなど




通常であれば?これにて調査終了。となるのですが、どうもその日は猛烈な胸騒ぎを覚えるのです。


ここで帰ってしまったらナンバーは?
この貴重なPNVが誰かの手に渡りイベントなんかで再会などしてしまうと、それこそ羨望の眼差しで見るハメになり悔しい思いはしないのか??
健全なスカG好きを自負する自身が今後二度と出て来ないであろう、こんな強烈なオーラを放つ個体を掴むチャンスをみすみすと捨ててしまうのか???


とはいえ昂る感情もそこそこに、珍しく冷静さも失ってはいませんでした。


現実、手に入れたとしてもナンバーだけはどうにもなりません。
さらに当時の愛車であるパサージュは半年前に手に入れたばかりで、いよいよこれからという時期。いくら2号車と交換だったので債務が無かったとはいえ、そうコロコロ車を変えても気が引けるというもの。
実際、パサージュもそれなりに拘った果てに手に入れた車体で、それこそスカイラインの本命はパサージュだった私が半年そこらでそれを捨てても良いものかと。




二度と来ないであろうチャンスを目の前に、かつて無いほどの葛藤にもがき苦しむ私を横目に同行していた彼が放った一言


「じゃあ、俺が買うわー」



その場に居た誰もが凍りつく、正に寝耳にスパークリングウォーターなこの発言によって、その後の運命が大きく定まった瞬間でありました。




【さらに次回に続く】
Posted at 2020/09/24 02:07:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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こんばんは🌠青ポール号の初乗りを岡本心からよくお慶び申し上げます。
そのまま岡山まで…謎」
何シテル?   04/06 02:30
初めまして! 兵庫県伊丹市にて、E26キャラバンとHR30スカイラインに乗っかっている、もうすぐアラフォー二児のオトンです♪ 自分よりも年上の、昭和...
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