発売当時のキャッチコピー 【500miles a day~遠くへ 美しく~】
通称:鯨(オーナーの所有するボディカラーによって○鯨と言ったりする)よって、この車の場合は「黒鯨」となる。
ついにある意味行き着いた車。
発表と同時に購入したので製番は2100番台だった。シルキーとは言えなかったが、ひとたび踏み込むと豹変するEG33エンジン、スバル初のVTD-4WDなど、AX同様ぶっ飛んだ内容だった。アフターパーツが少なすぎた事もあっていじり倒すような事はしなかった(出来なかった)が、ハイタイプリアスポ・デルタスピードのフロントリップはお約束だったので装備していた。
又、普通のVEとは違いATシフトレバー、パーキングブレーキレバーはVLのもの(本革製)に換えていた。
燃費は聞かないで!と云いたくなる位に悪く、街乗りで5km/L行くか行かないかで、毎週末にハイオクを食べさせていた。
アーシングやオカルトチューンに走ったりもしたが、効果薄だった。
VTRカタログで実験走行に費やした距離は100万kmに及ぶと述べられていたが、今にして思えば、ただ100万km走っただけぢゃないの?とも思える。
2009年4月、中国道を走行中、222300km位で(走りすぎ?)、圧縮が急に無くなり、調べたところ、4番シリンダのピストンリングが摩耗限界に来ていた事が判明。子供も大学生になっており、2ドアクーペの限界も感じたのと13年超えだったので、補助金対象になる事も重なり、ついに廃車。
ネガは多かったが(ここで書くとキリがない)、ヨメと2人だけになったら、また乗りたいクルマである。
91/10~09/05