
厳寒期のプリウスエンジンルーム保温対策として、マイカーでは下記(写真参照)のような対策を時系列的に施しています。
まず、ボンネットからエンジン始動による発熱分が逃げ出さないように
①ボンネット左右両端の隙間を、[建築用3M製スキマテープ]で塞いでいます。
②又直接アルミ製ボンネットフードを介して 熱が逃げださないように、フードカバー内に[:建築用サンダム遮音シート1.2mmt]を挿入しています。
(このシートは、旧ホンダ車のボンネット裏に使用実績があり、遮音とともに断熱効果もたいへん顕著でした)
次に、
③皆さんおなじみの、下グリル4本全てホームセンターで購入した[L形コーナーラバー90cmL]で塞いでみました。
グリル塞ぎは、走行時に寒風がエンジンルーム内に入ってこないようにするのが目的ですが、 ①、②、③まで装着後高速道をフルパワーで走行テストし、冷却水温度の上昇をチェックしました。
結果は最高温度:92℃まで瞬間的に上がりましたが、すぐ91℃に下がるような状況でした。
ところでプリウスのサーモスタットの仕様は、80~84℃で開き始め、95℃で完全に開き終わる というものですので、95℃まで上がらない限りオーバーヒートのアラームも出ないだろう と推測しています。
④これはお友達のイグナイトさんのアイデアを頂いたもので、ボンネット上端のワイパー部の開口・隙間を塞ぐことにより、インバータ用ラジェターグリルからの寒風の吸い込みを押さえる効果があるとのことでした。
この開口部にも、[L形コーナーラバー]をボンネット上端裏に貼り付けてうまく隙間を塞ぐことができました。
追伸です(H24.2.5更新)
今朝④まで施工後の温度上昇データを採集してきましたので③までの旧データと併記して追記します。
運転移動時間 運転移動距離 冷却水初温度 同経過温度
~③の旧データ: 7分 7Km 6℃ 60℃
~④の新データ: 6分 6Km 4℃ 60℃
8分 11.8Km ↑ 70℃
更に、④施工まででの、高速道フルパワー走行による冷却水最高温度は、③までの時に比較して+1℃の上昇(つまり短時間に93℃Max) に収まりました。
このデータの分析結果から、④施工はエンジンルームの一層の保温対策に効果がありそう と私なりに判断しました。
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2012/02/03 08:54:30