W208 ベンツ CLK 722.6 バルブボディ オーバーホール
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
3年ぶりにATFを下抜きドレインしたが、全く汚れなく、赤ワインどころか、かき氷のイチゴシロップ状態。ミッションオイルパン外してみた。スラッジがうっすら溜まっているが、金属片など異物なし。後付けのマグネット「A220 271 00 98」にもスラッジのみ。ドレインボルトを外してもオイルパンには、かなりATF残量が残る。1L程度か。前回、オイルパンを外した時も床がATFまみれになったが、学習効果なく今回ももれなく、床がATFまみれになった。次回からは必ず上抜きすることを誓う。。
2
バルブボディを外す。前回、エレクトリカルプレート?、コンダクタープレートを交換して6年が経過。旅先での故障前に予防交換を兼ねる。このエレクトリカルプレートは何度もリプレイスされており、6年前に交換した際も最終バージョンに交換している。純正番号「A140 270 11 61」。故障しやすい箇所は画像中央左側の2つの突起した、タービン回転数センサー。
センサー左側の黒色プラスチック部分のクラック発生。
点検したが、全く異常なし。
3
初めてバルブボディ状態を点検。新車購入後20年が経過。全くスラッジなど見当たらない。肩透かし。。。。。。
走行距離にも寄るが、2~3年毎にATフィルター、ATFを定期交換、さらに、ワコーズのATプラスを補充していればバルブボディは健全性が保てるのか?
ちょっと腰抜け状態。。。
4
バルブ、バルブボディも灯油洗浄後、パーツクリーナーで洗浄を実施。
全く汚れ見当たらず。
5
やっと見つけたスラッジ池。。。
プラスチップチェックボール4個、スチールチェックボール8個あり。バルブボディ内にフィルター2箇所あり、フィルターを新品交換した。
フィルターも汚れがなく再利用できるレベル。保管することに。
6
エレクトリカルプレートを新調(勿論KOATAL製)し、バルブソレノイドカバー(大)も交換。バルブソレノイドカバーは前回、エレクトリカルプレート交換時、大小調達できたが、今回は(大)のみ調達できた。(小)は供給停止で再利用した。エレクトリカルプレートは純正OEMのKOSTAL社に限る???
7
組み立て後、バルブソレノイドの抵抗をエレクトリカルプレート経由で測定。なぜなら接触不良などがないか点検を兼ねてである。規定値から大きく外れることなく問題なし。
8
ATフィルター、EGSカプラーオス、EGSカプラーメスを純正交換。
ATFを5L仮補充してエンジン始動。5分後ロールアウトするもバルブボディにATFが回っていないのか、前進、後進がトルクなくて、ぎこちない。なんかやな予感があったが、ゆっくり走り出すとなじんでトルクが伝わってきた。5速までシフトアップしたことを確認し帰還。
定番のワコーズATプラスを補充してAFT温度を80℃まで上昇させ規定値まで補充。結局ATFは5.5L程度補充。シフトアップのショックが少し減りました。
もう、バルブボディをオーバーホールしないと思います。
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