私は、20年以上、ジュニアバレーボールのコーチをしています。小学校3年生から6年生の女子です。はじめの2~3年はは指導方法がわからず負け試合ばかりでした。数年後にやっと地元の大会で優勝できるくらいになりました。しかし、そこから上のレベルにあげるのにまた10年くらいかかりました。最近ようやく少しだけ強いチームの作りかたがわかってきました。ただ、わかればわかるほど自分の中で矛盾に感じることも多くなってきました。何か、栄光や賞を勝ち取ろうと思えばそれなりの犠牲が必要になってきたからです。はじめた頃は、週に2回の練習が、勝つことを覚えたら3日になり(日曜に試合がはいれば4日してることになります。)いまでは、ほぼ毎日です。さすがに私は家庭の事情もあり週に3~4日程度しか顔をだせず、若いコーチにまかせているのが現状です。練習には親が交代で当番でつきそうので協力依頼も大変なものです。また、子供も遊ぶような時間はあまりありません。もちろん練習も大変厳しいです。いやみでプロの選手でも育てるのかといった人もいます。ただ、お陰様で今年初めて県大会に出場しました。結果がでるとこれまでのしんどい練習もコーチ、選手、親共々ふきとんだ思いです。私はバレーボールが好きというよりも子供が好きで始めたので今後も日々悩みつつがんばっていきます。
Posted at 2009/08/11 17:45:49 | |
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