• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

BLUE^ー^HIPのブログ一覧

2016年02月20日 イイね!

CX-5、氷上を滑走する(2016.02.11)

CX-5、氷上を滑走する(2016.02.11)
ここはサーキット?スケートリンク?
いいえ、湖上に作られたトライアルコースです。
長野県・八千穂レイクをCX-5で走って(滑って)きました(笑)



免許を取ってからずっと走ってみたかった氷上走行会。
安全なスピードでドリフト走行が楽しめることから一時はかなりの人気を博しており、首都圏ではかつて赤城大沼や嬬恋村バラギ湖で開催されていましたが、それもいつも間にか終了してしまいました。

一方この間私はずっとFF車に乗っており、冬道にも殆ど縁が無い状況でしたが、ここ数年で多少はサーキット走行も経験したし、昨年ようやくAWDのクルマを手に入れたし、スタッドレスも履いてるし、ということで一念発起、遂に参加してみることにしました。

現在首都圏近辺で氷上走行会が行われているのは、私が知る限りでは長野県の女神湖と八千穂レイクの2か所。
今回お世話になった走行会は八千穂レイクで1月に開催予定だったのですが、記録的暖冬の影響で湖面が思うように結氷せず、2月に順延になってしまったのは前回のブログにも書いた通りです。
因みに女神湖の方はシーズン早々に今年の営業を断念し、全日程をキャンセルしてしまったらしいですが、八千穂は無事走行できるコンディションになっておりました。コース管理者の方が相当苦心されているのでしょう。


さて当日。集合時間は何と朝5時半。仕事から帰宅して2時間仮眠の後、2時過ぎに出発。間に合うか心配でしたが、路面が殆どドライだったこともあり、5時には無事標高1600mの八千穂レイクに到着しました。

空を見上げると震えるほど美しい星空。それはやがてうっすらと明るさを増していきます。
ルーフに明けの明星が映り込んでいました。



気温は何とマイナス二桁!これほどのの寒さは過去に北海道でしか経験したことがありません。



まだ暗い中でのブリーフィングを経て、早くも6時から走行開始。
(氷が締まっている間に多く走るためこんなに早いスタートなんだそうです)
3組に分かれて走行するので私はしばし待機。その間に他の方の走りを勉強させていただきます。

やっぱりこういったステージにはインプ、ランエボが良く似合いますね。



車内から撮ったせいか盛大にピンボケですが画像も何枚か。




うぉーエボ△~


軽の参加者も多かったです。軽さは正義。



さ、いよいよ出陣!


今回、久し振りに車載動画をセットしてみたのですが、初めのうちはとにかくツルンツルンの氷の上で、どのくらい止まれないのか、曲がれないのかを探りつつゆっくり慎重に走っていて全然面白くなかったので、午前中何本目かのを公開します。
悪戦苦闘の記録ですw


お目汚し失礼いたしました。2周目いきなりスピンしちゃってるし(泣)

このコースの作りがまたイヤらしくて、180℃回る複合コーナーは大抵ひとつ目よりふたつ目の方がタイトになっていて、「この位の速度で曲がれそうだな」とひとつ目をクリアしてもふたつ目が全く曲がれず停止、ということが何度もありました。

主催者の方に走り方のコツを伺ってみたのですが、「車重の重いクルマはまず止まらないので、コーナー手前で止まる位まで減速し、アクセルコントロールで向きを変えた方が良い」とのこと。やっぱりFFとは違うのね。
特にこの日はよく晴れたためコースの上に水が浮いており、超絶ツルツルコンディションになってしまっているとのことで、コース後半のタイトコーナーでは、インプ、ランエボでさえ本当に止まりそうな速度でしか曲がれないような状況でした。何しろクリープでスライドしちゃうんですから(白目)
通常はここまでグリップしないことは稀だそうで、この翌日なんかは物凄く「食う」路面になっていたようです。

午前中はとにかく反復練習で、どの位の踏力で減速し、どの位のアクセル開度で旋回すると良い感じでドリフト状態に持ち込めるのかを必死に体に覚え込ませるだけな状況でしたが、それでも後半にはインストラクターさんから「大分慣れてきたね、いい感じでスライドできてる」などと言われてちょっと上機嫌に(笑)


ところで、この走行会の良いところは主催者が撮影してくれることですね。ぼっち参加でも奇麗な画像を残して頂けます。有難うございます。

↓はコース終盤近くのS字コーナーの1つ目をクリアしているところ。
減速Gを殺しきれてなく、リアが大きく外側に膨らんじゃってます(苦笑)


ここから、カウンターを当てて立ち上がり2個目のコーナーへ!
上手く走っている!ように見える!w


昼食を挟んで午後は逆走になります。
路面状況は更に悪化しますが、複合コーナーは脱出が楽になるので大分楽しく走れました。できれば初めからこの向きで走らせて欲しかったっちゅうねん。。


慣れてきたとはいえ、この周は3回壁に刺さり、1回ハーフスピンしちゃってますね。。
適切な速度に減速し侵入、適切なアクセルワークで脱出しないと、コーナーはクリアできません。スイートスポットは非常に狭く、乾燥路面とは比較にならない正確無比な操作が求められます。

この回ったり刺さったりを沢山実践できるのが、氷上走行会の良さなのかも知れません。一般道路の雪道でこんな事やってたらクルマが何台あっても足りなさそうですが、ここではぶつかってもせいぜい高さ30cmほどの比較的柔らかい雪の壁ですから、ごく軽微なダメージで済むわけです。
しかも、車高の高いSUVは雪壁がボディに当たることがほぼ無く、当たっても樹脂部だったりするので、塗装が削れてガッカリ、、ということもありません。
(フロントリップやサイドスカートなんかが付いてるとバッキバキになるそうです。。)


で、マツダのAWDどうなん?って話なんですが、雪道は本当に拍子抜けする位危なげなく走れるんですが、今回のような凍結路にくると、メーカーが謳っているような「思いのままの走り」ってわけにはいかないかな、という印象です。
今回TCSカットで走りましたが、リアがスライドした時に、もうちょっとフロントがグイグイ引っ張って欲しいような状況でも、ハンドルを目いっぱい切っているとアクセルに電子制御が介入するのか、パワーがカットされ失速したりするので違和感を感じる場面が多々ありました(安全性を考えるとこれが正解なんでしょうけどね)。
全輪をきちんとグリップさせるよう意識して走らせることができれば、電子制御の介入を減らせるのでしょうか。

その一方で、直線に向かってガバッとアクセルを開けたい状況では、強烈なトルクステアが発生し、左右にスライドするのを抑えるのが大変でした。このあたりは如何にもFFベースっぽさが顔を覗かせます。トルク太いですしね。

さらに、これは林道なんかを走るときにもよく起こるのですが、このクルマはそこそこの凸凹を連続して走っていると、SCBSやらRCTAやらi-Stopやら、、それらの先進装備類が次々に異常を訴えてきます。エンジンを再始動すると警告は消えるので問題はないのでしょうが、走行中心配にはなります。

まあ、凍結路を何キロもスライドさせながら連続走行するような走行条件は元々想定していないのでしょうし、スタッドレスタイヤの特性もかなり影響するのだろうとは思いますけど、上記のような「?」な挙動が今回は表面化しました。

その一方で、タイトコーナーブレーキングのような挙動は一切感じませんでしたので、やはりメーカーの説明通り、必要な状況に応じて適切に駆動力配分が切り替わっているのでしょうね。


そんなわけで、これまで殆ど雪道やアイスバーンを走ったことが無い人間が、凍った路面をどう走ればいいのか、何となく分かりかけてきたところで今日の練習は終了しました。
主催者は終了予定の14時を少しオーバーして走行させたかったようでしたが、コース管理者の方から「コンディションが悪すぎる」との判断でストップがかかったようで、ほぼ予定通りの走行終了となりました。

思い返してみると、FFの「ブレーキで曲げる」から、AWDの「アクセルで曲げる」という走らせ方への順応だったり、一度滑ってしまったら壁にぶち当たるまで何をやってもコントロール不可能、つまりAWDも過信は禁物だということを体で覚えたりと、意義ある一日でした。
まあ、今回はグリップ無さ過ぎて楽しさがスポイルされちゃってた面もありましたので、また来シーズンも機会を作って氷上を走り(滑り)たいと思います。
順延のうえ開催頂いた主催者のコンペ様、暖冬の中コース整備をして頂いた管理者の方、有難うございました。また当日参加の皆様、早朝からお疲れさまでした。




八千穂レイク周辺は「東洋一の白樺群生地」なんだそうで、湖畔の道路では両脇を白樺林が挟み美しい風景を見せてくれます。
↓は1月上旬の風景。全く雪が無い異常事態でしたが。。


1月中旬以降まとまった降雪があり、2月はどうにか雪景色になりました。
これでも例年よりかなり少ないようですけど。



楽しかった八千穂を後にし、近くの「八峰の湯」で冷えた体を暖め、休憩室でしばし横になった後は、何かガッツリしたものが食べたくなり、甲斐大泉の有名店「アフガン」で「ベーコンエッグとローストポークカレー」を頂きました。ガッツリ旨し。



お腹が満たされた途端睡魔に侵され、中央道に乗ったところで辛抱できなくなり釈迦堂PAにピットイン(仮眠)。目が覚めてお土産に買ってみた「桔梗信玄プリン」が家族にバカ受けでした。



そして、この2日後にも再び中央道を西進することになるのですが、、それはまたの機会に。
Posted at 2016/02/20 21:37:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | モータースポーツ | クルマ
2016年02月07日 イイね!

雪乞いの八ヶ岳、薄氷の八千穂

雪乞いの八ヶ岳、薄氷の八千穂


今さらですが明けましておめでとうございます(汗)

今年も忘れ去られない程度に更新していきたいと思います。




時間が経ってしまいましたが、正月明け3連休に長野県八千穂高原に家族3人でスキーに行ってきました。
この1月前半までは全国的に記録的な暖冬で、スキー場はどこも雪不足。当地もご多分にもれず人工雪で辛うじて営業している状態でしたが、そんな余り良いコンディションと言えない中でここを選んだ理由は後で書きます。

現地昼前到着を目指して出発。心配していた渋滞もなく、MRCCで中央道を快適に西進し、9時前には長坂ICを通過。
さすがにちょっと時間があるので寄り道させてください。


ド定番の平沢峠。
空が青くて気持ち良い!


褐色の中腹に見えるスキー場も人工雪なんでしょうね。

獅子岩にも登ってみます。
例年の1月だと真っ白の世界のはずなんですが。。



こちらは南アルプス方面。少し靄ってました。
年末にオリンパスのミラーレス機を購入したんですが、CPLフィルターが早速威力を発揮です。



こちらはすぐ近くの国立宇宙電波観測所。


1月だとマイナス10℃は当たり前の野辺山高原ですが、まるで秋のような暖かさと風景です。ある意味、貴重な体験をしているのかも知れないですね。

続いてやってきたのは撮影地として有名なヤマナシの木。


茶褐色の野菜畑が広がっていました。



雪がないので子供も安心して遊べます。



さて、そろそろ奥様の冷ややかな視線が辛くなってきたのでスキー場に向かいましょう。
スキー場までの道は標高約1600m位まで登るのですが、ほぼ完全ドライでした。


八千穂高原スキー場にはほぼ想定通りの時間に到着し、今回スキーデビューの子供をスクールに預けて撮影します。
ここのスクールはほぼマンツーマンで良いですね。子供も安心して先生に身を預けているようでした。
レッスン中、よそ見ばっかりしてて本人のやる気は余り感じられなかったけど。

おい腰が引けてるぞ。


夜はスキー場隣接の宿で一泊。
窓からゲレンデが見えたんですが、結構遅くまでスノーマシンが頑張っていたのが印象的でした。

翌朝、本来は5時に起きる予定だったのですが必要なくなったのでのんびり9時過ぎまで過ごし、今日もスキー場へ。今日も子供はスクールにお願いし、奥さんと2人で滑りました。(何気に独身時代まで遡っても初めてかも)
山の上まで上がると、佐久平や荒船山なんかが良く見えるのですが、浅間の上の方以外は全然雪が無くて異様な風景でした。



数本滑りましたが、途中でターンに足が踏ん張れなくなったので早々に切り上げ。体力なさ杉(苦笑)

午後は、スクールを終えた子供と一緒に初心者コースを2本ほど滑りましたが。。まあ、、モチベーションが低くて大変でした。つかお前、リフト乗りたかっただけなんだろ?



そんなこんなで夕方近くなってしまったのでスキー場を後にします。
山を降りる前に立ち寄ったのがこちらの八千穂レイク。


今回八千穂に来たのは、ここで行われる予定だった氷上走行練習会に参加するためだったんです。私が湖を走り、奥さんと子供はスキー、というステキプラン。
しかし、暖冬の影響で氷の厚みが足りず、コースがオープンできないためあえなく順延になってしまいました。

氷の状態を確認。ああこりゃ走れんわなー。。


次回は走れるといいな。


湖畔の白樺林が美しかったんでクルマも撮ってみたんですが、なんか出来がイマイチだったので、ジオラマモードで現像して遊んでみたり。




しかしこれだけ暖かいと、暮らしていく分には快適なのかも知れませんが、家計に影響出る人が少なくないだろうな、、と思いました。雪や氷があること前提で成り立っている山の経済。シーズン後半は冬らしくなって欲しいですね。


帰りは須玉ICをスルーし、安定の小作 双葉バイパス店へ。
ここは小作の1号店なんだそうです。

暖かいほうとうをいただき、21時過ぎに無事帰宅しました。


この翌週には寒波がやってきて、雪も充分に積もり、レイクのコースも無事オープンできたようです。良かった良かった。早く氷上走りたい。
Posted at 2016/02/07 15:19:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | ツーリング | 旅行/地域

プロフィール

「CX-30、ロータリーエンジンで発電するレンジエクステンダー搭載、で合ってる?」
何シテル?   03/05 21:10
SNS初挑戦です。右も左も前も後ろも分かりませんがどうぞよろしくです。愛車は初代アクセラスポーツ23Sです。 みんカラは長いことROMっていたのですが「マツダ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/2 >>

 123456
78910111213
141516171819 20
21222324252627
2829     

リンク・クリップ

ドアインナーパネル PVCレザー貼り 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/02/22 13:56:52
MAK シュタッド 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/12/01 09:31:11
マツダ純正 Front Body Control Module (Fbcm) Inspection 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/06/13 23:48:10

愛車一覧

マツダ CX-5 マツダ CX-5
2015年2月納車。まだ余り乗れていませんが、長距離ツーリング行きたい!
マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック) マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック)
某イベントでウイニングブルーの実車を見て一目惚れ。以来、1年近く検討に検討を重ねた末、オ ...
ホンダ シビック ホンダ シビック
大学生の時にどうしても欲しくて、無理なローンを組んで買ったクルマです。SOHCですが軽量 ...

過去のブログ

2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation