
先日の土曜日の夜にしたことで、腕と腰が痛いnissyannです。こんばんは。
さて、11月26・27日と2DAYイベントで開催のNGK杯(鈴鹿サンデーロードレース最終戦)のコース・オフィシャルとして参加してきました(^^ゞ
10月のWTCC以来の久しぶりのコース・オフィシャル活動でした。
今回の開催カテゴリーは、インター/ナショナルJ-GP3、鈴鹿・近畿ナショナルST600、NSF100・HRCトロフィー(ジュニアチャンピオンシップ)と(グランドチャンピオンシップ)、鈴鹿ST600(Revival)、インター/チャレンジST600、インター/ナショナルJSB1000の全部で7カテゴリー。
各カテゴリーのマシンを簡単に説明しますね。
ST(ストック)の名の通り、改造がほとんど施されていない市販600ccスポーツによって争われるカテゴリーがST600。ZX-6RやCBR600RR、YZF-R6、GSX-R600。
ST600(Revival)は、旧型の市販600ccスポーツによって争われるカテゴリー。ZX-6RやCBR600RR、YZF-R6、GSX-R600の旧型マシン。
JSB1000は、メーカーが威信を掛けて毎年進化させてくるフラッグシップモデルの1000ccスーパースポーツによって争われるカテゴリー。GSX-R1000、CBR1000RR、YZF-R1、ZX-10R、ドゥカティ1098R、BMW S1000RR。
J-GP3は、2ストローク125ccと4ストローク250ccという2タイプの単気筒エンジンをコンパクトかつ軽量なシャシーに搭載したマシンで争われるカテゴリー。ホンダ・NSF250R、RS125R、ヤマハ・TEC2-11、TZ125。
NSF100は、2006年にホンダ・レーシングから発売された4ストロークミニバイクレーサー「NSF100」を使ったワンメイクレース。ホンダNSF100。
バイクのカテゴリーが多すぎて、覚えるだけでも大変ですね(^^;このカテゴリー以外にもGP-MONOなどもあります。
さて、今回のポスト配置は、27番ポスト(130R出口~シケイン手前)のポスト長でした。久しぶりの2輪レースなのに、いきなりポスト長(>▽<;; アセアセ。2輪レースは、ゼッケンが非常に見にくいので、ちゃんと間違えずに報告できるのか、少し不安が(^^;
土曜日のHRCトロフィの練習走行では、いきなりシケインで転倒が相次ぎましたが、それ以外は大きなアクシデントもなく、終了。ゼッケン確認が困難でしたが、イエロー無視報告は、何件かしました。ちゃんと目がマシンについていけて良かった。まだまだ動態視力は落ちていないようですwww
土曜日は、予選日なのですが、各カテゴリーでちらほら転倒やオーバーランがあった程度でした。
日曜日は、決勝レースのみの開催。HRCトロフィは5周で行われますが、その他のカテゴリーは10周の決勝レースとなります。
朝一番に開催されたインター/ナショナルJ-GP3では、トップ2台が終始、順位が入れ替わるデットヒート。ファイナルラップで、トップを走っていたマシンが130Rで転倒し、2位にいた選手がそのままトップチェッカーという波乱の展開。転倒したトップのライダーは、少し攻めすぎてしまったのでしょうね。正直、もったいなかった。でも、その攻めた走りは、迫力がありました。でも、レースは、完走してナンボです(--;←厳しい言葉。
HRCトロフィー(JC)決勝レースでは、ファイナルラップにシケイン進入でスリーワイド?4ワイドとなり接触?3台転倒。バイクレースならではの最終ラップの攻防が凄かったですね。その他のカテゴリーも随所でバトルが展開されて、なかなか楽しめました♪
その次に開催されたHRCトロフィ(GC)では、波乱の展開。200Rシケインでコース中央で1台マシンが転倒。その次の瞬間、レスキュー無線で「危ないっ!!」と叫ぶレスキューオフィシャルの声だけが聞こえる。あっ、これは、かなりヤバい状態だなと直ぐにわかりました。
管理室やレスキュー無線で「全ポスト緊急体制」の声が飛ぶ!!
後続車両が次から次へと接触の多重クラシュが発生。私は、その時の映像を確認していませんが、マシンに乗り上げて吹っ飛んだライダーやマシンの下敷きになったライダー、何台ものマシンがコース上に散らばったそうです。
現場オフィシャルの迅速な対応やアクシデントに巻き込まれたライダーの皆さんのご協力により、直ぐにマシン撤去をし、トップが戻る前にコースクリア。負傷したライダーも迅速に救出され、緊急体制も解除されレース続行。スゲー、鈴鹿のオフィシャル!!・・・って、オフィシャルながら思いました。
あのような多重クラシュにも関わらず、人命に関わるような怪我人がでなくて良かったです。負傷を折ったライダーさんは見えたようですが・・・。不幸中の幸い、マシンが軽かったのが良かったのでしょうね。JSB1000のような重たいマシンだったらと思うとゾッとしました。
その他のカテゴリーでも、1~2コーナー、デグナーやヘアピン、スプーンカーブなどで転倒などもありましたが、多きなアクシデントもなく終了。シケイン転倒のライダーさんの中には、鎖骨を折った方も見えたそうでお気の毒でしたが、命に関わるような怪我がなく、無事に終えることが出来ました。とりあえず、ほっとしました。
このNGK杯で、2011年に鈴鹿サーキットで開催される2輪レースイベントは、最後となりました。まだ、鈴鹿クラブマンレースが残っていますが、2輪レースは、一足早くオフシーズンとなります。今年参加された競技者やエントラントの皆さま、オフィシャル、観客席から応援してくださったファンの皆さま、1年間、お疲れ様でした。
今年は、3月11日の大震災の影響により開催が延期や中止、MotoGP第17戦マレーシアGPの決勝レースで、シモンチェリ選手が亡くなるなど、モータースポーツ業界にとっても、大変な年となりました。が、ここ鈴鹿サーキットでの2輪レースイベントは、無事に終えることが出来ました。これも、モータースポーツを支える全ての皆さんのおかげだと思っています。
また来年、皆さまに鈴鹿サーキットでお会いできる日を心から楽しみにしています♪
今年一年間、ありがとうございました。
Posted at 2011/11/28 01:07:36 | |
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