今日は体調不良から、仕事を休んでしまいました。
お陰様で?
あっ、いえ 休めれたことでずっと調子の悪かった右肩と、両足の膝関節に関節注射をして来れました。
かなり長い注射針に、関節内に注射ですから痛みは激!!
とまぁ、その後暇なんで、昔のカーオーディオを、始める切っ掛けとなったスピーカーを紹介したいと思います。
昨今のカーオーディオから入られた方、ひょっとしたら知らない方も居られるかも?
ホームにこだわってる方は、昔からご存じなのかもしれません。
ALTEC LANSING
アメリカのスピーカーです。
(当時のスピーカーの中で、コーン紙にクロスカーボンが使われおり、それも珍しかった。)
80年代、カーオーディオの輸入スピーカー、JBLやインフィニティと共に輸入カーオーディオを代表する、スピーカーメーカーでした。
当時は今のように、フロンドドアスピーカー主体ではなく、リヤスピーカーに重点を置いたシステムであり。
リヤスピーカーに低域がよく出る、大きなサイズのコアキシャル系を。
フロントは同じく、コアキシャルで13cmの小さなタイプを使用した、いわゆる4スピーカーシステム。
現在の車でも、純正カーオーディオで良く採用されてる形式です。
まだまだ、本格的なSWを搭載するお店も少なく、前後4スピーカーでリヤスピーカーがメインな時代でもありました。
当初、ALS62 16cmコアキシャルをリヤトレーに使用。
フロントのみ、インフィニティの13cmコアキシャルを。
(手紙バチ、ミーハーなんで両方のスピーカーを取り付けたかった)
写真の中の赤い矢印のコアキシャルスピーカーをリヤトレーに、フロントはInfinity 52Kappa 13cmコアキシャルスピーカーを。
それぞれアウターボードを作成取り付け、そこに直接ボードの上からボルトをねじ込んで止めてました。
当然、ボードはMDFだったので、何度も脱着すると、もうねじ込めない・・・
その後、フロントスピーカーは、ALS625.1という13cmの2WaYセパレートへと変更。
これが、初めての本格的なフロントスピーカーの取り付けですね。
そしてヘッドユニット!
まだカーオーディオに関しては素人だった手紙バチ。
カーオーディオといえば、カロッツェリアだろう!ってなわけで、こんな15WX4cHアンプ内蔵、グライコ内蔵のカセットデッキを取り付けて見栄を張っていました。
(;´・ω・)
今じゃ、お恥ずかしいばかりですが、当時の職場の同僚達で流行ってたカセットデッキ。
手紙バチも、もれなく購入取り付け。
しばらくしてから、アルパインにぞっこん。
こちらに変更。
手紙バチ、新しものに弱いもので( ^ω^)・・・
当時では斬新なデザイン、まるでPCのキーボードみたい。
DSPも内蔵、でも、今のプロセッサー機能ではなく、ホール・チャーチ・ライブといった、デジタルサラウンドで音場を再現するだけのもの。
(みんカラの方より、画像を拝借させてもらいました)
その後。
約1年位で、ALS62スピーカーの音がおかしい?
原因は、これまた当時の主流だった、ウレタンスポンジのエッジ割れと欠損。
更に、夏場の暑さでスピーカーユニット本体が変形。
円形から楕円に変形しておりました。
(´Д`)
ウレタンエッジは今のゴム系エッジに比べて、豊かな良い音を奏でてくれていました。
ウレタンエッジのスピーカーを聴かれたら、多分、ゴムエッジのスピーカーより
「良いっ」
て思うかた多いかも。
(^^♪
ただ、ウレタンエッジは音が良い反面、劣化しやすく寿命が短いのが短所。
リヤトレーは常に太陽に照らされやすいですよね。
多分それで劣化してひび割れ、変形したんだと思います。
正規輸入元に問い合わせると、まだ同じものが在庫としてあったんだけど。
後継のスピーカーが出たらしく、ウレタンからゴムのエッジに変わったので、そちらがお勧めという事もあり、手紙バチ、そちらを購入です。
ALS52タイプのゴムエッジのコアキシャルに変更。
最初はエッジの素材がゴムだし、かなり硬い音だったんでエージングは時間がかかりましたし、え~、こんな音なん?
前のほうが良かったわ~と、少し後悔がしたのも。
まっ、エージングが進むと良くなりました!
どちらのモデルも、当時の価格は約56.800円位だったような?
それでも高かったです。
スピーカーとボードで25万円しました。
マジっすか??
その時の25万円、実は乗っていたスターレットターボの足回り(車高調)に使おうと用意してたお金。
ショップにその話で行ったのに、帰る時はスピーカーの費用になってのお帰りでした。
(;´・ω・)
ですが、これが後のカーオーディオにハマる切っ掛けになったのよね。
でも、良い音を聴いたら最後 ってのがカーオーディオにはあるんで怖いです。
それでも、流石、「ボイスオブハイウエイ」と言わしめるほどに、女性ボーカルはとんでもなく美しく滑らかに、柔らかく再生してくれます。
その当時の岡村孝子のCDを再生したら、もう最高に色っぽい音が聴けれます。
(ちなみに、CDはチェンジャーですよ)
フォーカルと比べても、今アルテックが健在ならば、絶対こちらを選んでしまいます!!!
アルテックランシングとの出会い。
これが、手紙バチがカーオーディオにハマるきっかけになったスピーカーです。
この当時のカーオーディオに、今のようなDSPは存在しません。
いわゆるアナログシステム。
けれども、パッシブネットワークを使って出てくる音色は、柔らかくも分厚いトルクフルな、それでいて繊細綺麗、何より音色がとても良かったです。
カーオーディオの、一つの良い時代でもありました。