なんちゃってOH シリンダーヘッド
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
オイル下がりしてるので、ステムバルブを交換する。
左がヘッド周りのガスケット関係、右上がエキマニのナット、右下がシリンダーヘッドボルト。
甘甘な下調べで始めたため、最初はこれだけしか用意してませんでした。
他に、タービンガスケット、タービンボルト、冷却液フランジのOリング(ホース側)、インジェクターOリング、オイルゲージガイド、パワステフルードを後ほど必要に迫られ用意してます。
2
とりあえず、作業スペースを確保。
タイミングベルト、インマニ、エキマニ、冷却液フランジを外して、シリンダーヘッドボルトを抜いたら、シリンダーヘッドが外れます。
文字だけ見ると、簡単ですね。
文字だけなら。
3
やっとこさ外れた。
ピストン天面のカーボンをクランク形状のマイナスドライバーを使ってゴリゴリ除去。
本来は上死点のピストンを清掃後、ヘッドを載せてクランク回転させてそれぞれの上死点で清掃していくらしいんですが、手間なので割愛。
掃除機で掠ったカーボンを吸い出してます。
4
ヘッド、写真の角度が悪すぎて汚い部分が写ってませんが、それなりに汚れてます。
整備書に則って、慎重にばらしていきます。
注意点多すぎなので、作業内容は割愛。
5
比較写真がなくて、何のこっちゃですが、かなり綺麗になってます。
バルブ及び、バルブ周りはどっさりとカーボンが溜まってました。
ここまでするのに、
キャブクリで簡単清掃、落とせるカーボンの除去
↓
メタルクリーンでドブ漬け
↓
エンジンフォーミングクリーナー、wakosのカーボン剥離スプレーで落ないカーボンと格闘
↓
ドライバー、ピックアップツールなどを駆使して、延々とカーボンをこそぎ落とす
↓
メタルクリーンでトドメのドブ漬け
↓
画像の状態
6
組む。
ヘッドをバラして組むのは、適当な私でもかなり神経使って作業しました。
ちなみにバルブの当たりについてはバルブコンパウンドで磨いただけです。
当たり幅の確認すると不安が広がりそうやったので、見てません笑
EXカムが歪んでるように感じたけど、ヘッドが歪んでるのかもしれない。
何れにしても、私ではこのエンジンを30万キロ走らせることは無理なようです。
7
なんとかシェイクダウン。
白煙も止まったし、
カーボン除去した成果か、吹け上がりやツキが大分と良くなった。
一番変わったのは音質で、低音が響くようになり、全体的に野太くなった。
もちろん、これは元の状態に少し戻ったってだけなんですけど、やっぱ嬉しいね。
8
おまけ
今回もそれなりに作業ミスしまくってたんですが、
一番焦ったのは画像の工具(シリンダーヘッドボルトの脱着に必要)を2番シリンダーの燃焼室に落としたことでしょうか。
ピストン下死点で、プラグホールにホールイン。カコンカコーンと隠った音がしたよ。
ま、ピックアップツールで何とか救出できましたけど。
今回の作業、やっぱ素人であればあるほど工具はいい物を使った方がいいと感じた。
もちろん工具の使い方の常識を知った上でやけど。
技術や経験に乏しい人間が頼れるのは工具の性能だけ。
安物使って、わざわざ失敗する原因を増やすのは、ねぇ。
今回も捻れや破断で工具何個か破壊したし(全部AP製・・・)
以上、経験談。
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