先日、新宿のイタリア自動車雑貨に行き、その帰りに紀伊国屋によって購入した本です。
江戸の地図と現在の東京の地図を重ねてみることが出来ます。
収録されている地図の範囲はおおむね23区の山手線の中ではありますが、この地図を見ていると、すっかり江戸時代の風景を妄想し始めてしまい、眠れなくなります。
たとえば、イタリア自動車雑貨があるあたりのいわゆる新宿通り、ここは昔から道があったようです。しかも、店があるところは「麹町十三丁目」とあります。いまは、四谷ですけど。
国会議事堂がある「永田町」なんですが、そこには、「永田伊織」という人物がいたようです。ですが、永田伊織さんの家はすごく小さいのです。それと、永田伊織さんの家の前の通りは、「永田馬場」とあります。江戸城の側近に住んでいる永田さん、しかも、馬場とあれば、全国各地から来る大名たちの馬の世話をしていたのが永田さんで、相当なやり手だったのかなぁ、なんて、勝手な妄想をしています。
青山霊園は、「青山大膳亮」という人の敷地だったみたいです。しかも、猛烈に広いです。今ある霊園沿いの西側の通りには、畑が隣接していたようです。いまじゃ、考えられんですね。
この地図にはありませんけど、今でこそおしゃれな町「代官山」は、その昔はお代官様が罪人の首切りをしていた場所らしいです。。。オソロシヤ。。。
まあ、とにかく、地図マニアな私としては、江戸時代の町に行った気がして、かなり楽しめます。
このほかにも、明治・大正・昭和の同じような地図があるみたいです。
こちらの本もお勧めです。なんか、がんばろう、という気にさせてくれます。
Posted at 2009/11/19 22:59:07 | |
トラックバック(0) |
買った本 | 日記