目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
20系 ヴェルファイアテール(トランク側ではない方)を移植します。
以下、ヴェルファイアテール移植に至った経緯を優先順位で示します。
①:少なくともストップで点灯する(テールで点灯のみだと、定格電流が不明なためストップで流す電流の上限が判らずLEDの寿命が短くなる可能性がある)。
②:マーチのストップランプのレンズ部は3次元曲面ですが、2次元平面に近いため、そのまま移植するためには2次元平面上にLEDが配置されている純正テールである必要がある。
③:2次元平面上にLEDが配置されていても、マーチのストップ部のハウジング形状の制約に左右されにくそうである。これを満たせない場合でも、各LED毎にバラバラにして配置することが出来る。
④:マーチのストップランプの面積と純正テールの面積がほぼ等しい。
⑤:流用している人が少ない。
写真はばらした状態です。ネジなどをばらして、レンズのみ壊すだけなので結果のみです。
2
回路図です。
各記号とその値
○RD1:620Ω
○RD2:620Ω
○RS1:62Ω
○RS2:62Ω
○RS3:62Ω
○RS4:62Ω
○RS5:68Ω
○RS6:68Ω
○RS7:68Ω
○RT1:1300Ω?
○RT2:1300Ω?
○RT3:1300Ω?
○RT4:1300Ω?
○RD1:整流ダイオード
○RD2:整流ダイオード
○RD3:整流ダイオード
○RD4:整流ダイオード
○DT :整流ダイオード
○C1 :??F
○C2 :??F
○ZNR:??
今回使用されているLEDの定格電圧が不明なので流れている電流値は不明です。
3
ヴェルファイアテールは集光レンズ・ヒートシンク(LEDが固定されてます)・制御基板から成ります。しかしそのままではハウジングに干渉して入りません。そこで集光レンズ・ヒートシンク・制御基板の干渉するところを全て加工しました。ヒートシンク・制御基板は、回路を変更しないように加工してます。
大分小さくなってます。
4
集光レンズの加工前後の比較
5
ヒートシンクの加工前後の比較
加工後に余計なのが写ってますが7で説明します。
6
制御基板の加工前後の比較
赤点線部分をカットしました。また、黒の線を延長しました。
7
ヴェルファイアテールはヒートシンクと制御基板がネジで、集光レンズとヒートシンクがネジで固定されていました。しかし、マーチのハウジングに入れるにはヒートシンクと制御基板をネジで留められるだけです。したがって、そのままでは集光レンズと各LEDの位置がずれます。また、LEDと集光レンズのクリアランスは4点で維持されていたのですが加工したため、クリアランスが維持できなくなりました。
そこで3mm、5mmの四角アクリル棒を使って、それぞれクリアランスの維持、集光レンズとLEDの位置がずれないようにしています。写真には写ってませんが集光レンズとLEDのクリアランスは3.5mmぐらいだったので更に下敷きを切り調節しました。赤点線が5mm四角アクリル棒、青点線が3mm四角アクリル棒です。
8
無事ハウジングに入りました。各アクリル四角棒と集光レンズはスーパーXで接着しています。
このままではハウジングの中で動くのでパテで固定する予定です。
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