ハイブリッドバッテリー&ボルテージセンサー交換

リアシートを外す

トランク内装を外す→12Vバッテリを外す
→サービスプラグ（オレンジ）を外す→エンジンルーム内のインバーターカバーを外してサーキットテスターを使い電圧を測定する。0Vなら高電圧回路が遮断できているので作業を進める。
→冷却ファン&ダクト類を外す
→配線類を外す

バッテリー固定ボルトを外す
→リアシート側ボルト3つ
→トランク側ナット4つ

バッテリー固定ブラケット2個外す
→トランク側10mmボルト6つ

バッテリーを降ろす
→トランクカーペットを裏返して敷く
→段ボールを敷く
→バッテリーフレームに長い鉄棒（1mくらい）を差し込んで、上に持ち上げてバッテリーを浮かす。
→浮いた所に段ボールをトランクフロア前側に当たるまで押し込んで、鉄棒を外す。
（床から配線が生えていて、そのままだと奥まで押し込めないので、配線の上に段ボールが来る様に入れる。）
→段ボールを引っ張って、バッテリーと一緒に手前に持ってくる。
→バッテリーを降ろす。（修理書だとミニクレーンを使うように書いてあるが、大人２人いれば大丈夫でした。）

バッテリーフレームの間にバッテリーキャリア（コンバーター内蔵）があるので旧バッテリーから取り外す。

バッテリーキャリアの底にボルテージセンサーがあるので、キャリアのカバーを空けて、中のコンバーターを外すと交換できる。

バッテリーキャリアと配線類を新バッテリーに付け替えたら、逆の手順でトランク内に組み付けていく。
組み終わったら、スキャンツールをつないでシステムを起動する。故障コードを確認して問題なければ作業完了です。

標準作業点数表だと4.0らしいですが、慣れないせいか6時間近くかかりました。GWS204のバッテリーは60kgらしいですが、大人２人居ればなんとかなります。ただ、車体を傷つける恐れがあるので写真のようにカバーした方が良いかと思います。