2010年05月09日
さっきのNHK見ました?
「リチウムイオンを制するものが、世界を制す」
自動車というものが生まれて約100年でしたっけ?
その間一部のものを除けば、内燃機関の動力に車輪は4つ。
ライトやタイヤ、ブレーキや補器類、快適装備の数々は技術革新によりどんどん進化しましたが、油を燃やして車輪に力を伝える、という方式は基本的なところではあまり変化していないですね。
石油が無くなると言われ始めてからすでに何十年も経った気がしますが、だから、ということよりはむしろ昨今言われる環境問題ばかりではなく、企業の存続をかけた開発のようです。
「電気自動車」
これに使われるバッテリーとしてリチウムイオンの開発・改良が国内でメーカーの枠を超えて激化しているそうです。
世界的に見れば安い人件費ゆえの「低価格」か、技術の結晶の「高品質」か・・・
アメリカでこの分野を勉強し博士号をとった中国人が帰郷、そこでバッテリーの開発を・・・
大手が参入する前にシェアアップを図ろうと、さらには自社開発の電気自動車までを製造
またさらに双子の弟が経営する太陽光発電のシステムを用い、それで補充電をするという構想まで・・・
国家的支援を受けて同様のバッテリーを開発しているアメリカ企業も、この中国企業と合弁会社を作って協力体制。
日本はこの開発・製造にかかる資源を中国に頼っているため、将来的にもし供給が途絶えた際のことも考えてまた違った方法での電池開発をしているとは言うが、大国アメリカと中国に資源は握られ、その他の部分も牛耳られたんじゃ先行きは暗いのか・・・?
10年後には電気自動車の販売台数が現在の20倍になるとの予測もあるそうです。
やっぱり「長いものには巻かれろ」なのか。
寂しいけど現実と向き合うことも必要なんだな。
Posted at 2010/05/09 22:53:18 | |
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