
年末にすずたか師匠他からいただいた宿題を片付けるべく、夕方から町工場を探訪。
お題はヘッドライトのリフレクターの再メッキ、リクローム
ここがくすんじゃってるとせっかくの光源の勢いも衰えて、ハロゲン・HIDにかかわらず、とっても損するところですね。
このリフレクター、どうやら既に部品の供給も終わっているらしく、それなら・・・と磨くと一気にメッキが剥げ落ちて惨たんたる結果に・・・(泣)
「○○鍍金」
なんて看板がいかにもで、扉を開けた事務所も昭和の香りがプンプン!
こういうところに頑固オヤジがいて、周りを怒鳴り散らしながらいい仕事するんだろうなぁ。
いきなりの訪問に対応してくれたのは技術系のイケメン
ビ)「これをビカビカにして欲しいんですけど・・・」
手に取ってすぐ
イ)「あぁ、これはうちでは無理ですね」
あっけにとられる私をかわいそうに思ったか、長老がでてきて
長)「どれどれ・・・ う~ん」
その後奥の手(笑)を使って、何とかやってもらえないか交渉。
いろいろ説明してもらったんだけど、頭が悪いために私はその内容を理解できず・・・
だって多分カタカナなんだろうけど、すご~くしょっぱそうな単語が出てきたり
剥くとか剥ぐとか漬けるとか付かないとか・・・
要約(笑)するとね、電着メッキするんだけど、まずその前に原状のメッキをどう剥がすか?
この工場では酸を使って剥離したりするそうだけど、塗装の剥離はしてもメッキの剥離はしない。
電極を付けて電流を流しながらメッキするが、そのお椀型の形状ゆえ、均一な厚さで付くか保障できない
メッキをして塗装して、そのあとバフがけをしないといけないので工数がかさむ
まずは試験的にサンプル製作したもので仕上がりの状態を確認して、それで良ければ見積もり積算としたい。
でもこの製作のために通常業務を割いてその準備をしなきゃならないので、会社として受けられるかどうかは関係部署とのすり合わせが必要。
と現状の進捗はこんな感じです。
やるとなったら、もちろん数が増えれば単価は抑えられると思うけど、実際どうよ?
そんなに数集まる~?
Posted at 2011/01/06 19:18:27 | |
トラックバック(0) | 日記