
今日はラーメン好きなら絶対に知っていると言われるある店で遅めのお昼。
約20店舗をフランチャイズ展開するつけ麺・中華そばの専門店のうちの一つに数年ぶりにお邪魔したのですが、ここで驚愕の事実を目の当たりにしました。
何にって、ラーメンの味じゃなくて「店舗の清潔さ」にです(笑)
実は開店当初とそれから数年後、そしてまた数年後の今回と3度目の訪問なのですが、味に関してはそれぞれ好みもあるからこれを「美味しい」と言う人もいれば「?」な人も当然いるわけなので言及は避けますが、驚いたのはきれいに拭かれた店内設備の輝き。
行列のできるお店ですからカウンターには器の底で付いたと思われる傷こそありますが、厨房を囲むステンの板や鍋、調理台等は今でも開店当初の輝きを放ち続けているかのようです。
一般的なラーメン屋であれば多めの油を使って鍋をふる料理もあるから、店内は床も含め独特の油汚れと匂いが充満、そして壁やレンジフードはぎっとりと油でコーティングされてるのが普通ですが、ここに限ってはオープンキッチンで見える至る所がビカビカ!
メニューは麺だけなので油が飛ぶことは少ない、と穿った見方をしたとしても、それにしてもキレイです。
おそらく閉店後にスタッフが一生懸命磨き上げているんでしょうね。
きたなシュラン系の店も大好きですが、やっぱりきれいな店というのはキモチのイイものです。
有名店ということに胡坐をかくでなく、「味で勝負」と割り切って掃除しないわけでもなく、スタッフの応対も実に好感のもてる接客でした。
味?
そもそも私の好みではありませんので、コレがうまいのかまずいのかわかりませんが、いつもいっぱいお客さんが並んでるので世論としては「ウマイ」んでしょうネ(笑)
整備工場も同じようにさまざまですね。
乱雑に積まれたパーツの山や取り外した部品がその辺に転がってるような所はそれだけで疑心暗鬼となります。
もちろん職人は何がどこにあって、このパーツは何でってわかっているんだとは思いますが、車を預ける立場としてはその技術の前にその人の性格について不安になります。
こんな光景を見ると、大事に扱ってくれるだろうか、丁寧に作業してくれるだろうか、やっつけ仕事じゃないよね?
なんて不安を駆りたてます。
でも一流工具が整然と並べられてるから、最新の設備が揃ってるから安心と言うわけでもなく、一般的レベルな工具を切って柄を継ぎ足し溶接した自作のレンチなんか見るとワクワクするのも事実。
Snap onでなきゃ回せないナットなんてありえないし、他でもできるのにわざわざスタビレーのハーフムーンを揃えるなんてナンセンス。
最近はめっきり整備工場見学の機会が減りましたが、私が初めて訪問してまず一番に気になるのは床の状態。
これは全くの独断と偏見ですが、床がいつもきれいにされている工場と整備士の靴がキレイなスタッフはその仕事もキレイであると信じることにしています。
こういう人、工場は整備車両の空いたスペースに工具を置いて作業し、そのままエンジンルームに忘れて納車するとかは無いんだと思うし、整備が単純なパーツ交換だった場合でもきれい好きな性格ゆえにただ交換するだけではなく、その周辺をきれいにしてから作業してくれるはずです。
おそらくは整備対象以外のところもチェックしてくれるでしょうし、几帳面な性格ゆえに的確なアドバイスもしてくれるはずです。
オーナーと整備士は「壊れた車を直す・直してもらう」関係だけではなく、結局は人と人との繋がりですからね。
腕はあっても寡黙な頑固オヤジじゃコミュニケーションが取れないし、技術も無いのに弄繰り回した挙句余計に症状を悪化させる人もいるし。
店も人もいろいろですね~
Posted at 2011/08/25 22:42:31 | |
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