
こんにちは、takerです。今日は自動後退さんに行ってきました。そこで昔からお世話になってる担当指名でタイヤの件について相談してきました。あ、タイトルからビリビリの電撃姫とか百合っ家たっぷりなツインテールとか、頭に花が咲いている人とか、佐天さんを想像した人サーセンw
今日はそういう話じゃねーからコレ!(゜Д゜)
※この物語はフィクションです。実際にこのような会話はされておりません。
担:『お久しぶりっす、タケルさん。今日はどういったご用件で?』
俺:『うん、実は今車預けてるんだけどさぁ…涼しくなってきたことだしサーキットに戻ろうかと思って』
担:『そーすか。んで、車どこに停めてるんですか?』
俺:『いや、それがな…エンジン脱着を含めた大掛かりな修理をしてるんで、Dに預けてあるのよ』
担:『ほー。んじゃ今日は寄っただけですか?』
俺:『ところがそうでもなくて、タイヤが乙ってるから時期タイヤを検討しようと思って相談にきたのサ(キリッ』
担:『じゃあ、まぁどうぞこちらにお掛けください』
この店ではVIP待遇な俺は応接室に通されて、暫し担当者を待つ。出されたお茶は聞くところによると100g3,000円くらいするらしいよ?道理で旨いわけだw
そして待つこと5分、担当者が様々なカタログを抱えて戻ってきた。タイヤアドバイザーと書かれた名刺をつけた彼がオススメしたのは以下の通り。
■YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD08
言わずと知れた横浜タイヤのスポーツラジアル最高峰のフラッグシップモデル。圧倒的なドライ時のグリップ性能とウェット時においても安心して踏んでいける信頼性の高さがウリ。だが値段も他のラジアルタイヤ比べて群を抜いて高い。
■BRIDGESTONE POTENZA S001
ブリヂストンが満を持して世に送り出した新しいフラッグシップモデル。欧州で賞賛されたRE050の流れを汲みながら大きく性能が向上。曲がる・止まるといった基本は忠実に更なる限界点の高さを生み出した。出たばかりなのでAD08より更に高い。
■KUMHO ECSTA V700
最近注目を集めている韓国メーカーのタイヤ。ECSTAシリーズの中でも最高峰のスポーツラジアルモデルがV700。サーキットで培った技術が結集されている為ドライ時には国産スポーツラジアルを凌駕する時もあるが、いかんせんウェット時の性能が難アリ。国産に比べて安価ではあるが、実はトータルではそんなに安くはない。
■DUNLOP DIREZZA SPORTZ1 STARSPEC
STARSPECの特徴は、低温時のグリップを向上させた新カーボン・新ポリマー採用のコンパウンドにある。その為走り始めからグリップ力と高い限界性能が発揮できる為1LAP目からタイムが狙える。だがその分若干熱ダレが早いか?
■TOYO PROXES R1R
なんといっても国産ハイグリップスポーツラジアルタイヤの中ではダントツに安い。かといって性能が劣っているわけでもなく、しっかりグリップをしてくれる。尚且つ特徴的なアローヘッド型グループ採用のタイヤパターンにより、ウェット時には圧倒的な安定性を誇る。その性能は目を見張るほどで、他のハイグリップラジアルの追随を許さないほど。雨天時に威力を発揮する稀有なタイヤ。
■MICHELIN PilotSport3
22世紀からやってきた歌姫型アンドロイドがプロデュースした幻のタイヤ。ミクリンパイロットスリー。ちなみにテーマソングあります。そちらはジャ慰安がプロデュース。
嘘です。
ミシュランのPilotSportPS2の後継に当たるモデルがこの3モデル。と、いうもののラインナップ表的にはPS2はよりスポーティな独自路線を走っているので、後継というよりは新ラインナップという位置付になるのかもしれない。ミシュランタイヤの特徴は、国産タイヤとは考え方が異なり
【トレッド・ストラクチャー】という独自技術を使って路面温度に配慮するというもの。低温時にはトレッドが変形し、表面積を増やすことにより素早くタイヤ温度を適正に温め、高温時には剛性でたわみを防止し、過度の温度上昇を抑えることによって安定したグリップとハンドリング性能を維持するというもの。
その技術はスーパーGT選手権Rd6鈴鹿においても証明されました。ちなみにあのときの路面温度は60度あったそうです。
と、まぁこのように様々なスポーツラジアルを提示されたわけですが、TOYO、DUNLOP、KUMHOは候補から外れました。その理由は
【205 45/R17】のタイヤサイズがないから。単純ですけどね。ホイールを履き替えて215に変えるという手もありましたが、205に拘り続けるのは実は理由があるんです。
まずは値段。幅にしてわずか10cmの違いしかありませんが、これが結構クセモノで同じ17inchでありながら値段が1本あたり3,000円~違ってきます。塵も積もればなんとやらでこの3,000円の差が俺にとっては結構デカい。次には重さ。当然幅が広がれば重くもなるわけで、本音をいうとむしろ15inchあたりが理想なんですよね。だけどそれだとどうにも不恰好。速さを得る為にスタイリッシュさを損なうようなチューンアップは、個人的に由としないのです。それゆえに重くなるだけのインチアップもNG。18inch化しないのも実はココに理由があったり。
AD08一択かと思いきや、意外な伏兵に興味がわいてしまったので最終的にはミシュランタイヤを履くことにしました。参考までにAD08との価格の差は…4本セットで
11,000円ほど。出たばかりの新しいタイヤですし、ミシュランのスポーツラジアルのフラッグシップモデルでもあるのでそんなに変わりませんでした。
もう一つの理由としては、まだほとんど市場に出回っていないそうで、履いている人が少ないんだとか。最近サーキットに行って色んな車のタイヤを見ても
AD08か
RE11がほとんど占めているので、同じだと面白くないと思ったから。国産とは違う味付けがされているというPSP3の乗り味がどんななのか、はたしてAD08とどう違うのか…非常に楽しみであります。
と、ここで終わればよかったのですが…いやはや人間というのは業の深いイキモノですわ。
担:『それじゃ、タイヤはPSP3を発注しておきますね。今日は日曜でメーカーが御休みなので、月曜日以降に発注します。』
俺:『うん、それでいいよ~。どうせ車戻ってくるの先の話だし、連休明けくらいに作業してもらえばいいから。』
担:『わかりました。ところで…そこまで重さが気になるのでしたら…そろそろホイールも変えませんか?』
俺:『ホイール…ホイールなぁ。確かにガリ傷が気になるところだけど、実はタイプRの純正ホイールって結構モノはいいんだよ。デザインも気にいってるしさぁ。』
担:『専用設計ですもんね~。でも最近鍛造ホイールで軽いヤツがあるんですよ。』
そういって担当が薦めてきたのがPIAAのMOTORISMOというもの。
シビックワンメイクレース等で培われてきた技術をフィードバックしたRacingTitanの鍛造ホイール。本当はRAYSのgramLightsシリーズの中の
57Ultimate SC Spec が欲しかったんだけど、逆に純正よりも重くなる可能性があるのと、タイヤハウスの中に引っ込むので見栄えがどうかというので断念。
コストパフォーマンス的にもMOTORISMOが1本あたり
8,000円も安かったので、4本だとかなりの差
(作業工賃レベル)が出るし、タイヤと同時交換なら作業工賃が安くあがるというので、つい勢いで見積り依頼。
総額およそ30万。もちろん一括で払えるわけがないので、
俺:『あ、あの~…。できればローン払いで。ボーナス2回払いとか無理っすかね?(´Д`;)ヾ』
担:『タケルさん、判子あります?』
俺:『こんなこともあろうかと!(はやぶさ実況風)もちろんぬかりはないZE☆実印もあり□』
担:『さすがですね~タケルさーん(嘲笑)』
俺:『唯一心配なのはローンの審査が通るかなんだけど…与信通るかやってみてくれる?』
担:『オ○コに聞いてみますね~(卑猥な想像しちゃらめらめよ♪)』
待つこと30分…
担:『いやぁ、今日休みらしくて明日以降の受付らしいんですよ。でも仮与信なら出来るから担当がお昼ご飯から戻ってきたらもう一回与信かけてみますね。』
俺:『あ、ああ…そうなの(めっちゃ不安)。多分勤続年数も10年以上だし…母体は某有名企業だからまず落ちることはないと思うけど…これだけwktkしといて買えませんでしたとかだと悲しすぎる。』
担:『まぁ、大丈夫っすよー!落ちるなんてよっぽどですよ~。借金あるとかだと審査長引きますがね~がははは』
ドキィッ!(すみません…借金あります…100万くらいありもす。月の返済が4万とかなんでなかなかキツいっす)
そんな心境を知ってか知らずか
(知られても困るんだが)、担当はのん気に話を進める。
担:『ところでお支払い回数どうしますか?』
俺:『え…?ああ、だからボーナス2回払いで。端数とかどうしたらいいの?手付金とかいるの?』
担:『ああ、それなんですがなんか分割だと金利手数料がどうのとかややこしいらしいっすよ?ボーナス払い2回だと金利手数料0円らしいです。』
俺:『じゃあ、それしか選択肢ねーぢゃん。余計なお金払いたくないよ?』
担:『はいはい。じゃあボーナス2回、と。こちらのローン申し込み書に記入してもらえますか?』
俺:『ペン貸して。』
担:『あーっ!とタケルさん。そういえばホイールのナットなんですが…こちらの鍛造ナットなんかどうですか?軽くていいですよ~』
俺:『純正のナットじゃあかんのん?』
担:『純正のナットでもいけないこともないですが、ホイール盗難防止の為にロックナットがいいですよ。おまけにこれは純正よりもかなり軽くなってるので。』
俺:『いいよ高いし。それに軽いってどれくらい軽いの?』
担:『純正だと1コ約65gですね。これだと1コ20gなので約45g軽いですね。』
俺:『そんな大して変わんねーじゃん、いらないよ(嘲笑)。』
担:
俺:『そげぶっ!』
担:『塵も積もればなんとやら!たかが45g!されど45g!5穴のホイールで1台あたり20個使う計算だと合計すればなんと!実に900gも軽量化が出来るのだ!』
俺:『すいまえんでした~…買います(´Д`;)ヾ』
担:『わかればヨロシイ。あざーっす!じゃあこれもローンに計上しておきますね(藁』
そう、そうなんですよ。誰かにさも知った被りをして俺は語ってたんですよ。バネ下荷重を1kg軽くすると10kg軽量化するのと同じくらいの効果があるのだと。そして、そもそもホイールを含めて軽量化しようと思ったのも全ては袖森フェスの為…
関東にいるというエキシージの使い手、ラストサムライに肉薄せんが為だったのだ…俺は初心に還ることをすっかり忘れていた。
と、いうことで会話内容はフィクションですがやり取りをしたのは事実でホイールとタイヤも4本同時交換します。そして、当然のことながら安全面にも考慮して…ブレーキパッドの残量確認とローター研磨で袖ヶ浦フォレストウェイに乗り込みますので、当日お逢いする方々どうかお手柔らかに(^-^
takerでした。
P.S
ちなみにミシュランのあのマシュマロマンみたいなキャラクターは一体何なのか?通称ミシュランマンと呼ばれているようですが、正式には
【ビバンダム】というそうです。なんとなく、
『トランザム!(゜Д゜)(コッチミンナ』
Posted at 2010/09/12 17:14:21 | |
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