
こんばんは、takerです。今日はEP3の足回りを変えてやろうってことで
カーピットアイドルさんへKONI足の交換作業に行ってきました。
KONIってドコのメーカー?って人もいるかも知れません。かくいう私も2ch等で見るまでは知りませんでした。ただ、その名前を知ってからは色々なサイトを覗いて調べてみると、
『KONI足は面白いように粘る』というコメントがチラホラとありましたので、本格的に検討するようになったのです。普通は
TEINや
BILSTEINや
OHLINSっていう候補になると思うのですが、まずBILSTEINやOHLINSは値段が桁違いに高いので私には無理でした。
そうなるとTEINとKONIが候補として残ったのですが、比較してみるとアプローチの仕方がそれぞれ違っており、自分の乗り方ならKONIのほうが合ってると感じたのでKONIにしました。まぁ、マイナーな車にマイナーなKONI足ってなんかいいじゃないかってこともありましたけどね。
【1.思ったよりも…】
今朝は5時に目が覚めました。なんていうか遠足行く前の子供みたいw で、二度寝したら遅れそうだと思ったので、下道を走れば高速代も浮くし作業予定が昼からなので時間的にも丁度いいんじゃないかといった理由で高速には乗らずに出発。…したんだけど気がついたら8時には現地付近まで到着しちゃってたんですよね…かなり自重したつもりなんだけどヽ(;´Д`)ノ
さすがにそんなに早く行っても作業待ちになるだけだと思ったので、社長の弟さんがやっている喫茶店で時間をつぶすことにw コーヒーとトーストとゆで卵のAセットを頼んだんだけど、あまりに美味しかったので思わずサンドイッチのBセットも頼んで1時間半ほど時間を潰しました。それから移動を再開して1時間ちょっとで到着。社長と対面したとき思ったのが、
「さすが兄弟。顔そっくりw」。一発でわかりました。
【2.ありえない工程】
お昼まで付近をうろうろして時間を潰して13時から作業開始。
『代車で付近をうろついてきていいよ~』とのことでしたがせっかくなので作業を見学させてもらいました。普通足回りってKit化されてるので取り外しをしてそのまま交換って思うでしょ?ところがKONIは違うんですねぇ~。まず作業に必要な道具が、超硬ドリルとグラインダーって…。これはDIYでどうにかできるレベルではないわw
あのね、フロントの純正足のストラットをぶった切るんですよ…社長曰く、
『こんな面倒なの国内メーカーじゃありえない』とのこと。いやぁサーセンw マイナーな車で。リアもドリドリで穴開けしたりと、そのままパッと外してサッと交換かと思いきや、純正パーツを流用しつつ取付するんですね~。こういった加工作業があるので4時間という作業予定も納得です。
・KONI足取付作業
【3.アライメント調整】
夕方の肌寒くなってきた頃にようやく取付が完了しました。多いときで4人がかりで作業をされていたので本当にお疲れさまという感じでした。その後は、まず試走してもらって異音がしないかどうか確認をしてから、アライメント調整に。測定器で測ってコンマ何ミリという値での調整作業。それで終わりかと思いきや、社長が車に乗ってどっかいっちゃった!店のまわりの道路をぐるーっと周回してきてからまたリフトアップをしてフロントトー角を調整。実際に走行してみてハンドルのセンターあわせをしていたのでした。このあたりは長年の経験によるものなのかリフトであげては調整、走ってはまたリフトアップと実に4回もこの作業の繰り返し。最後に社長の感覚と私自身の運転した感覚の摺り合わせをして最終的な調整値を決定しました。う~ん、すごい…が、メンドクサイw でもおかげでバッチリ納得の出来る足回りに仕上がりました。
【4.帰路にて】
17時に作業が終了して、帰路につく時間になったときに社長から
『100kmくらい走って慣らしてみてね』と言われましたが、帰路で慣らし運転終わっちゃうかw って確かに200km以上ありますからね…。
そんな感じのやり取りがあってから高速に乗って帰ってきたところですが…なんていうのかな、笑いが止まりませんw これは正直スゲー面白いって思いました。具体的にどう表現すればいいのかうまい言葉が見つかりませんが、ショックを
「いなす」という言葉が一番しっくりくるでしょうか。一番わかるのが高速の継ぎ目の部分。TEINなどの一般的なサスだとその性能の高さでショックを強引に抑え込むという感じ…擬音語でいうと
『ドンッ!』と一瞬突き上げがあるのですがその後にすぐにショックが収まると言えばわかりやすいでしょうか。ところがKONIの場合は
『トンッ』といった感じです。確かに足は硬いのですが、すごくしなやかなんです。かといってフワフワした柔らかさでもない、なんか独特の乗り味です。
・
KONI足のメカニズム
それともうひとつ。ロールがほとんど起きないです。足を入れ替えはしましたが車高はノーマルのままなんですよ。これには理由があって、車高を下げると確かに重心が下がるのでロールは抑えられると思いますが、それだと酷道や林道走れなくなってしまうんですね。特に未舗装の道などが…過去にマフラーを潰した経験もあるので、車高は落としたくなかったんです。こうした理由があってKONIにしたってのもあります。そして…車高の高さは変わっていないのにまるで車高を落としたかのような安定感。セッティング次第ではもう少し硬めに出来るらしいのですが、個人的には標準値で充分。ああ、言葉で伝えられないのがもどかしい!正直気になる人は私の車運転してみてくださいって言いたいくらいですw
・
KONIのコーナリング思想
【5.忘れちゃいけないもうひとつのチューン】
井藤さんとお約束していましたのでね…
VADのその後の状況について。え~、結論から言いますと今まで疑っててゴメンナサイw
一番効果が体感出来たのがETCゲートを通過して加速したときです。今まではアクセルベタ踏みでようやく100km/hに到達する感じでしたが、今はべた踏み出来ません。なぜかというとレブリミットの9,500rpmにあっという間にぶち当たって速度も140km/hくらいまで一気に跳ね上がっちゃうからw 完璧に速度超過でアウトですよ…それくらいレスポンスあがってます。まるでエンジン調律したかのような吹け上がりで正直
『俺のタイプRってこんな速かったっけ?』と思いました。まぁ、足変えたりタワーバー入れたりしたのでグリップ力があがってるっていうのもあるでしょうけど。路面状態もものすごく細かい凹凸も拾うようになったのではっきりとわかります。でもちゃんとサスがいなしてくれるので乗り味もすごくいい。
これでひとまずのチューンは終了したのでひとまずはお休み。まず資金がないのでまた貯めなければいけませんしね…。トータルの感想としてはすごく乗りやすくなり、別の車に乗ってるみたいです。またオフやイベントなどでお披露目したくなりました。
個人的に大満足!takerでした。
P.S
みん友さんで乗り味気になる方はでかいイベントで落ち合えば試乗させてあげられるので連絡を いただければ(´∀`) レブまでぶん回しても大丈夫なように月末までにはオイル交換&タイヤ交換もしておきます。
Posted at 2009/11/15 23:28:09 | |
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