
こんにちは、タケルですとも。さて、本日は訳あって和歌山県の龍神温泉にきております。
勿論、みんカラユーザとしては当然車で道中も旅として楽しんでおります。だがしかし、ただのんびり走るだけではいまいち面白味に欠けます。と、いうことで!和歌山の難所と言われる酷道に行ってきますw
またインプレッションを報告しますのでお楽しみに!
■以下加筆■
こんばんは、takerです。せっかくの連休にただ家でゴロゴロしているのもどうにも芸がないので温泉に行って来ました。みんカラユーザの皆さんならわかると思いますが、道中も旅の楽しみのひとつ。途中の道の駅で美味しいものを食べて、のんびりとドライブ…というのも悪くありませんが、
それではいまひとつ面白くない!やはり走る楽しさもプラスしなければ!ということで…タイトル改めまして…
【そうだ!酷道に行こう!】
Q1.酷道って何?
A1.一般的に国道といえば都市間を結ぶ主要交通路として、適度に整備された国土交通省管轄の一般道のことを指しますが、およそ国道と呼べないような道路状態で普通乗用車の交通すら困難である文字通り『酷い国道』を揶揄したものです。
Q2.なぜ酷道を走るの?
A2.そこに酷道があるからです。最近では数多くのいわゆる『酷道マニア』によりブログやHPでの情報紹介や、車載カメラによる動画投稿サイトへの投稿などが盛んに行われている。はたまた『酷道』なるDVDまで発売される始末。
Q3.酷道の場所は?
A3.全国津々浦々です。とりあえずネットで『酷道』で検索すれば色々と出てきますので興味がある方はまずは近所にないか探してみましょう。
さて、私なりに酷道を走る上でいくつか実践していることがありますので紹介したいと思います。
【
酷道を走る前の準備】
・踏破ルートの下調べ
まずは何においてもこれをしなくては始まりません。まず目標とする酷道の起点と終点を調べましょう。現地でナビに頼っても結構イケたりはしますが、事前に調べておけば心理的に余裕ができます。
・迂回ルートの設定
酷道を完走できるとは限りません。通行止めになっている場合もありますので、その場合は迂回ルートを事前に見つけておいたほうがいいでしょう。なかには迂回ルートが存在しない酷道もありますので その場合は
潔く諦めることも大切です。
・車の状態チェック
苦楽をともにする相棒です、しっかりと健康管理をしてあげましょう。最低限の事項として
「タイヤの状態」:ミゾが減ってないか
「ブレーキパッドの状態」:パッドが磨耗してないか
「ブレーキオイルの状態」:汚れて効果がおちてないか
「バッテリーの状態」:バッテリーは弱ってないか
このくらいの確認はしておいたほうがいいと思います。タイヤは1本あたりの接地面積はたったハガキ1枚分で、全ての車重を支えています。磨り減った状態では満足なグリップは得られません。
命の危険があるため減っていたら行くのはやめておいたほうがよいです。個人的にはタイヤにはある程度お金をかけるべきだと思っています。ブレーキパッドやオイルも同様。踏んだときからすぐに制動してくれないのであれば手遅れになることも有り得ます。バッテリーに関しても酷道は
人気のない区間がほとんどで、携帯の圏外なんていうのもザラにあります。助けを呼ぼうにも電波が入らなければJAFも呼べません。誰も通らない場所でバッテリーあがりで立ち往生ということがないように。
・飲料水と簡単な食べ物
一度走りはじめてしまうと全く人気のない区間が多く、極度の緊張を強いられる為意外に喉が渇きます。喉をうるおせるように走る前に準備しておいたほうがいいです。
・知り合いへの連絡
実はこれが一番重要。万が一のトラブルに見舞われた場合に電波の届かないエリアでは連絡することもできません。酷道を走る前には走行ルートくらいは知り合い、家族、親戚あたり誰でもいいので連絡をいれておきましょう。私も走る前には必ず親にルートと予定時刻の連絡をいれてます。もちろん無事に帰ってから連絡することも忘れずに。
・ガソリンは満タンに
当然人気のない場所にいくわけですからGSで給油なども望めません。そして酷道は思った以上にガソリン消費します。途中でガス欠なんてことにならないように早めの給油を心がけましょう。
【酷道を走る上でのマナーと気をつけたいこと】
・日中でもライト点灯
酷道は一般的な道路と違い、車一台分の道路幅しかなかったり、数多くのブラインドコーナーが存在したりしています。そんなときに非常に効果的なのが日中ライト点灯。これは実際やってみればわかりますが視認性が全然違います。自分の位置を相手に早めに気付いてもらいやすくなるので、結果的に自己の安全に繋がります。とくにカーブミラーに即ライトの光が映りこむので危険予測がしやすいです。
相手のドライバーへの思いやりを忘れずに楽しくドライブしましょう。
・対向ポイントの把握
全地点を覚えるのは無理でも、通過した直後後方何mくらいに対向ポイントがあったのかは頭の片隅にいれながら走ったほうが安全です。
・基本は譲り合いの精神
いくら人気のない場所といっても全く対向車がいないわけではありません。同じような酷道マニアが走っているかもしれません。もし対向車に遭遇したら、先に止まる、先にさがるなど相手を思いやる運転を。
・臆病なくらいが丁度いい
稀に限界ギリギリの走行をしている馬鹿者を見かけますが、はっきりいってそういう方は酷道を走るのには向いていません。限界走行したいのであればサーキットにでもいってください、そのほうがよっぽど安全です。狭いコーナーの前でしっかり減速してゆっくり走る、コーナーの途中でシフトチェンジしない、クラッチは切らない、など臆病なくらいな運転が真の上級者です。
・窓は基本的に開けない
山中を走行する場合は風を感じたいとは思いますが、虫が入ってきたり突出した木の枝が突然顔面付近をかすれたりといったことがあり危険ですのでなるべく窓は開けないで走ったほうがいいです。
・雨天時、雨天直後は走行を避ける
山あいの道であれば、道の端に枯れ葉が大量に積もっています。これが雨で濡れると非常に滑りやすく、ガードレールのない場所で滑って崖下に転落ということになりかねません。また雨天直後も地盤が緩んでいるので突然の土砂崩れや落石、道路の崩落などの可能性がありますので
絶対に走行しないでください。
・慣れないうちは夜の通行は避ける
基本的に外灯などはないので正に真っ暗闇です。頼りになるのは自分の車のライトが照らすわずかな視界領域のみ。コーナーを曲がった途端に土砂崩れなんていうことも有り得ますので何度も通って道を覚えているならともかく、初見でいきなり夜の走行は避けたほうがいいです。
こんなところです、どうでしょうか?どれも基本的なことばかりですが大切なことだと思います。普通の道では飽足りなくなってきた貴方、一度酷道を訪れてみませんか?貴方のカーライフに幸あれ(゜▽゜)
それではまた。
P.S 訪問した温泉については
オススメスポットにて紹介しておりますので参考までに。 写真のような美しい景観もあり落ち着きますよヽ(´ー`)ノ 和歌山からアプローチを開始した、
キング・オブ・酷道の様子をフォトギャラリーにアップしました。まだまだ酷道ヲタクの旅は続きます。
Posted at 2009/09/20 15:08:28 | |
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