ブレーキ&テールランプLED化
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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10年以上前に一度LED化を試みた事があったのですが、当時品の光量の低さとABSチェックランプの点灯で断念した経緯があります。今回はBORDANのLEDを4個購入し明るさへの期待も込めて再チャレンジです。アルミボディーで放熱性は良さそうです。
LEDバルブへの変更にあたり問題となるであろう事項が下記の二項目。
●【ABSチェックランプの点灯】
●テールランプ点灯時の【ハイマウントストップランプのゴースト点灯】
LEDバルブ実装で確認してみました。エンジンオフでは正常動作でしたが、エンジンを掛けた状態でテールランプを点灯させると、ブレーキランプまでが点灯してしまう現象が発生。ハイマウントは点灯しませんでした。
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上記のブレーキランプ誤点灯対策として、LEDバルブ直前に定番の整流ダイオードを割り込ませました。結果、テールランプ、ブレーキランプ共に正常動作。もちろんハイマウントストップランプのゴースト点灯もありません。整流器はかなり余裕をみて6A品を使いました。
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次にABSチェックランプ点灯防止対策です。ABS ECUからの微弱電流でブレーキランプを監視してるようで、微弱電流では通電しないLEDバルブに変更する事で球切れと判断してしまいます。対策として、ABS ECUを騙す為にブレーキランプと並列に抵抗器を配置します。
ウィンカーとは違い、純正球21Wに合わせ3Ωや6Ωなどの低い抵抗器(メタルグラッド抵抗など)で調整する必要はありません。抵抗値を下げると発熱量が高くなり危険!では、どの程度の抵抗値が良いのか。
色々と調べてみると車種により様々で、500Ωで大丈夫な車輌があったり、2kΩでも問題ない車輌があったりと。中にはエーモンのコンパクトリレーを抵抗器代わりに使ってとんでもない配線をしてるお方も・・・笑
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ここは余裕をみて一旦330Ωを装着して様子を見る事にしました。抵抗器はこちらも余裕をみて、酸化金属被膜抵抗3W品を使用。他車は分かりませんがギャランの場合、チェックランプが点灯するか否かは30分ほど走行してみないと分かりません。
結果、330Ωでチェックランプは点灯しなかったので、少しでも発熱量を抑えるべく510Ωを装着。するとチェックランプ点灯!笑 330Ωに戻しました。
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最後にテールランプの光量調整を。テールランプがブレーキランプ並に明る過ぎる!ブレーキランプとの差違はあるものの、もうちょっと明るさを抑えたい。計算してみると、10~50Ωの抵抗器をテールランプに直列に配置する事で、良い感じに減光できるはず。抵抗値が低いので発熱を考慮してセメント抵抗器10Wを買っときました。念のため15Ω、22Ω、33Ω、51Ω、68Ω、100Ωの抵抗器を左右分2個ずつ購入。この中に理想の明るさに出来るモノがあるはず!
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セメント抵抗器15~100Ωを順次つなぎ替え明るさをチェック。最終的に33Ωで落ち着きました。デフォルトより見た目で約30%減光と言った所かな。ブレーキランプは減光させてないので、テールランプとの差違がより明確になりました。
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これにて全ての調整が終了したので、ゴチャついた仮仕様のハーネスを廃止し、パーツを基板上にスッキリ配列。車輌構造上、左右に分割して作りました。
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絶縁を兼ねて、基板はダイソーで購入したプラケースに収納。そして3Pカプラー化。純正ハーネスに割り込ませる構造にしました。いざ電球仕様に戻す際は純正ハーネスに装着したカプラーを直結させるだけ。ようやく完成です!
今回は明るさから仕上げまで拘り、楽しみながらじっくり作り込んでみました。あとはLEDバルブの耐久性かな。
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