
ご無沙汰しています。
シーズンオフに入り、めっきりブログ更新が減っています。
最近、出張が増えて、移動中とか本を読む機会が増えました。
今回読んだのは「永遠の0」という本です。
一言でいうと零戦をキーとした本で、車ネタと少々それますが、
工業製品としては見習うべきところもあるなぁ・・・・
っと、感想を書いてみます。
零戦パイロットの孫が、特攻で散った実祖父について調べていくなかで、
明らかになっていく事実とともに、零戦や戦争について理解を深めていく
というような内容です。
開戦当初は驚異的な猛威を揮っていた零戦とそのパイロット、
零戦の凋落とともに終戦に向かう戦局の中にあるパイロットの心情が
リアルに描かれています。
思い返すと、自分も子供のころ、
よくじいちゃんから戦争に行った時の話を聞かされたりしました。
当時、子供ながら大変興味深く聞いていたのですが、
考えてみれば、戦争体験者の話を直接聞ける世代って、だんだん減っていくんですね。
そんな、じいちゃんとの思い出を思い出しながら、あっという間に読み終えました。
戦争は決して繰り返してはならないことですが、
単純に工業製品として見た場合の零戦の尖った性能や、
日本人としての誇りについては見習うべきところがあるなあと
非常に興味深く読めました。
物語としても面白いのでぜひどうぞ。
Posted at 2011/01/21 01:19:00 | |
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