IXO 1/43 MARTINI LANCIA LC2 #4 LE MANS 1985 6th
投稿日 : 2012年12月24日
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ixo マルティニ ランチアLC2 1985 ルマン24時間出場車です。
スパーク製ではないので、それなりです。
この4号車は、1985年ルマンで6位となったボブ・ウォレックとアレッサンドロ・ナニーニのマシン。(LC2-85-0002)
この年もランチアLC2の完走は無理では?と思っていたのですが
2台共に完走できたのは少しビックリですね。
2
1982年から始まった世界耐久選手権、初年度はグループ6で出場したにイタリアのランチアは、翌年ポルシェに対抗して本格的なグループCカーを開発しました。
イタリアのアバルトやレーシングカーコンストラクター「ダラーラ」と協力し開発したシャシーに、フェラーリ製V8のツンターボエンジンを搭載しています。
3
ポルシェ956の独壇場となった80年代前半の世界選手権において、ワークス体制での参加チームでは唯一の挑戦者となった感がありました。
当初より、アルボレートやパトレーゼ、ナンニーニ等のF1ドライバーを抜擢し、特に予選ではポルシェと互角以上の速さを見せましたが・・・
信頼性や燃費性能に劣りレースでは散々な結果に。
4
それでも徐々に改良が重ねられた85年シーズンでは、かなり安定したレースが出来るようになり、ワークスのポルシェに続いて選手権で2位を獲得しました。
世界選手権から撤退する86年の第2戦までに計2勝しかできませんでしたが・・・
5
ポルシェ956より20センチも狭いナローボディを採用しているので、956に比べるとかなり車幅が狭く細長い印象ですね。
6
1985年のルマン24時間レースも、順調とはいえませんでした。
スタートこそトップに立ちますが燃費も厳しかったことで後退します。
それでも明け方まで5位を走行していた4号車ですが、ターボの交換で順位を落とし6位、5号車が7位で完走しました。
7
スプリントレースではシャープなノーズですが、ルマン仕様は丸っこいノーズ。
ライトカバーつき仕様が4号車、ライトカバーなしが5号車。
なんか昆虫の顔みたいですね。
8
1986年シーズンの2戦目までワークス参戦した後、世界選手権から撤退しました。
イタリアのプライベーター「ムッサト」に引き継がれ91年ころまでルマン等に出場しましたが目立った成績は収められませんでした。
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