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  7. SPARK 1/43 PORSCHE 908/2 LE MANS 1969 J.SIFFERT [8月のひかり]

8月のひかりの愛車 [その他 その他]

SPARK 1/43 PORSCHE 908/2 LE MANS 1969 J.SIFFERT

投稿日 : 2013年08月25日
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スパークモデルのポルシェ908/2 1969ルマン24時間出場車です。

久々の60年代のプロトタイプカー。
ポルシェがルマンで初優勝する1年前です。

ドライバーは、ジョー・シファートとブライアン・レッドマンの名コンビ。
当時のポルシェワークスのエース。
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この年のルマンには、グループ4の4.5リッタースポーツ ポルシェ917が初登場しましたが、まだ信頼性や走行安定性の面で多くの問題を抱えており、4台出場の908が優勢との予想でした。

エースのシファートも安定性を欠く917を嫌い、この908/2でルマンに臨みました。
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1969年グループ6の車両規定が大幅に緩和されたことにより、前年までクローズドボディだった908ショートテールをオープン仕様として、大幅な改良と軽量化を行いました。
このルマンでは、さらにロングテール化され後部に垂直フィンも追加されており、空気抵抗はクーペ版ロングテール車より少なく、予選でも917に続き3位に入りました。
まさに究極のポルシェ908でしょうか。
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レースでは、ギアボックスの冷却に問題があり、わずか60周でリタイアしました。

優勝は、ジャッキー・イクスのフォードGT40が1台だけ生き残ったポルシェ908のハンス・ヘルマンと最終ラップまで死闘を演じましたが、ポルシェのルマン初優勝は来年まで持ち越しとなりました。
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それでも、シファートとレッドマンのコンビは、この年の選手権全10戦中、ブランズハッチ、モンツァ、スパ、ニュルブルクリンク、ワトキンスグレン、エステルライヒリンクの計6勝を上げました。(エステルライヒリンク意外は908が優勝)　ポルシェは念願のメーカーチャンピョンを獲得しました。
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当時のポルシェ車のカラーリングは白でノーズを違うカラーにの塗りわけて識別しやすいようにしています。
多分、グリーンがシファートのイメージなのでしょうか。
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この記事へのコメント

ﾐﾊ･ｴﾙ
2013年8月26日 19:13
また私の知らないとこを（笑）

だけど上記のコメントが解りやすい

ので毎回勉強になります。
コメントへの返答
2013年8月26日 20:42
古い話ですみません(笑)

かなり簡略化してますけど、少しでも理解してもらえると嬉しいですね。

今度は何にしようかな～
Randonneur
2013年8月27日 7:20
908は８気筒、９１７は１２気筒ですよね？
自分が幼少の頃あった空想レース系アニメに登場するマシンたちはみな
このポルシェやローラのようなスタイルをしてました。
今思うとこれらの実車をもとに描かれていたのだと思います
栄光のルマン、見たくなりました。
コメントへの返答
2013年8月27日 22:37
8、12気筒で間違いありません。

空想レース系アニメも確かにそうかもしれませんね。
ローラ・・・イイですね、大好きです。

栄光のルマンは、1970年のレース実写と他のロケ映像で構成されてます。
やっぱり、実際のレース映像は迫力が違いますね。
dora1958
2013年8月30日 9:00
こんにちは
わかりやすいコメントで勉強になりました
ノーズ部分のカラーリングでドライバー
わかるんですね
オープンボディーは軽量化につながりますが
ドライバーの負担は増すのでしょうね
特に２４Ｈだと天候の変化もありますし・・・

栄光のルマンにはローラやマトラが
登場しますがやはりこのころの
マシンは美しいです

ところで
ベンツのＣカーもバックミラーの色が
違いますがこれもドライバー識別ですか？
細かい部分気になりますね
コメントへの返答
2013年8月31日 10:30
こんにちは。
ありがとうございます。

ドライバーを含めたマシンの識別でしょうね。ワークスチームだと同型車が何台も出ていまので。
多分、エースドライバーは自分好みのカラーを決められたのでしょうね。
メルセデスもミラーやテールを黄色や赤にして識別しやすいようにしてましたね。

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