Q-MODEL 1/43 NISSAN R90CP#23 LE MANS 1990 5th.
投稿日 : 2013年02月10日
1
Q-MODEL 1/43 ニッサン R90CP1990 ルマン24時間レース 5位入賞車です。
エブロからはR90CPは(1990年ルマン仕様も)発売されていません?ので唯一のモデル。
この年のルマン、日産はNME(ヨーロッパ)2台、NISMOからR90CPを1台、そして米国のNPTI(ニッサンパ フォーマンス テクノロジー社)からR90CKを2台、
さらにプライベートチームからも2台のR89Cの計7台のグループCカーが出場しました。
2
前年にデビューしたニッサンR89Cをベースに改良したR90CPですが、実質的にNISMOオリジナルと言えるようなマシンでした。
しかし、ヨーロッパと米国で使われるマシンと共通性が無くなることも憂慮し、意図的に約40%はローラのパーツが使われました。
3
ジャガー、ポルシェ等のライバルに対してのスピードは申し分ありませんでしたが、問題は耐久性でしょう。
トラブルがなければニッサンワークスカーの5台のうちどれかが優勝する可能性が高いと思われました。
4
NISMOのR90CP、ドライバーは長谷見昌弘さん、星野一義さん、鈴木利男さんの3名。予選用のスペシャルエンジンを搭載したNMEのR90CK、ブルンポルシェに続いて堂々予選は3位に着けます。
スタートドライバーを務めたのは長谷見昌弘選手。
NMEの24号車とブルンポルシェが激しいトップ争いを展開する中、スタートから確実に3位のポジションをキープします。
5
その後、ブレーキ交換に手間取り2ラップ遅れとなりますが、粘り強い走りで徐々に順位を挽回。午前2時には5位に上がります。
そして午前8時にトップ争いをしていたNPTIのR90CKが燃料漏れでピットインし、ついに3位に浮上します。
6
日本車と日本人ドライバーの初表彰台が見えてきたと期待しましたが・・・このレースはブレーキがウイークポイントでしたね。
さらに、残り2時間でミッショントラブルが発生、2-4速が満足に使えなくなってしまいました。
7
しかし、堂々5位入賞は立派だったと思います。
NISMOは素晴らしいマシンを造り、1990~1992年まで、全日本プロトタイプカー選手権を3連覇しました。
8
このR90CPのモデル、発売元のインターアライドでも、すでに在庫切れになっているようです。
タグ
関連コンテンツ( WSPC の関連コンテンツ )
関連リンク
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!ショッピング