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2001年
大学進学と共に広島へ移住。モータースポーツに興味があって、自動車部に入部した。

ここから私のカーライフが始まる。

当時はまだ普通免許もなく、MT車の動かし方も知らなかった。
また学舎の移転と重なり、年度前期は部活らしい部活は無かった。

そんな中、初めてのモータースポーツは中四学生ジムカーナだったと思う。
部のEF9を先輩方が走らせている様子を見学するだけだったが、エンジントラブルでまともに走れてなかった。

クルマって結構簡単に壊れるんだなと思ったことと、内装を剥がした所謂ドンガラのクルマを初めて見て、クルマってこんなに薄っぺらい作りなのかと驚嘆した。
もっと重厚で丈夫な乗り物だと思っていた。

もちろんダートも見に行った。
ドンガラには多少耐性が付いたが、今度はクルマは転ぶ乗り物なのかと驚嘆した。
いとも簡単にゴロゴロ転ぶのである。

その後ダートの練習にも行った、当時はBGファミリアのAT車で練習したことを覚えている。
アクセル全開でも何も起こらないパワーで教習車には丁度良かったと思う。

極端な改造に対しては抵抗感があったが、この辺りでクルマに対する見方が変わり、ミニ四駆感覚でボデーを切ったり貼ったりもアリだと思った。

夏休みになりバイトをしながら免許を取った。
免許取得が嬉しくて、夏休み後半は実家にあったエスティマで意味もなくドライブしまくった。

その後、部車のK11やツレのクルマで練習するようになった。

そんな日々の秋のこと、知人の新車を運転してぶつけてしまった。
車両保険には入っていたが保険は使わないと言われ、修理費を40万余り支払った。

今まで貯めていた金がほとんど無くなった。

言い訳は色々あったが、自分が運転してぶつけた事実は変わらない。
今でも良い教訓になったと思うことにしている。