TOYO TIRES PROXES PROXES R888R 225/50ZR15  

R888Rは立ち位置が微妙なタイヤ。ミニサーキットでは大抵ラジアル扱いであるが、レギュレーションによってはセミスリ扱いとなることも。その為か極めて不人気。

しかしタイヤそのものは良く出来ており、特にコスパに優れる。バーストの危険性が指摘される〇国製ハイグリップラジアルを履くくらいなら、国産のコチラを勧める。


以下国産スポーツタイヤと比較した性能（私個人の経験から推察）

・ドライグリップ：71R以上、A052未満

・ウエットグリップ：セミウエットはZ2☆を超え、ヘビーウエットはZ2☆以下

・ケーシング剛性：71Rを超え、A050未満

・ウォームアップ性：A050Mを超え、71R未満

・耐摩耗性：A052を超え、71R以下

・ヒートサイクル耐性：最強

・タイヤカスの付着量：Z2☆以上、71R未満

・街乗り適正：A050を超え、R1R未満

・価格：A052の半額未満、爆安



総評
「速い安い長持ち安心、グリップはあと一歩」


1年間履きっぱなし、サーキット走行10回（ヒートサイクルとして2～30回程度）こなしても、殆どタイムが落ちない。

少し温まりにくいため真冬のアウトラップはしっかり温める必要がある。

サーキットまでの道中もさほど気を遣わず、履いたまま自走で往復可能。
空気圧は高めが合うので、サーキットの帰りにエアを足す手間が無いのも利点。

13in～20inまでサイズが充実しており、車種を選ばず履ける点も良い。

関連情報URL：https://www.toyotires.jp/product/pxr888r/