
うーん、何をどう書けば良いのだろう・・・。今、様々な気持ちが交錯しています。
結論から述べると・・・『自分の黄旗無視』によるペナルティで、目標としていた総合10位には届かない結果となってしまいました。ドライバーとして絶対にあってはいけない、自分のミス。それにより目標としていた結果を逃しました。
プロでもない、遊びのレースなのに・・・何故、ここまで『結果』に拘るのか。今まで書いたことがなかったかもしれませんね。
最初に断言しますが、自分は『総合10位』という結果を他人に自慢したいが為に戦ってきたわけではありません。(信じられないかもしれませんけど)
前述しましたが、我々はプロではないので・・・レースの結果が良かろうが悪かろうが、実生活に影響をしてくることは一切ありません。
『総合10位以内に入賞』という結果は・・・もう20年前のクルマになるJ's耐久号のポテンシャルを冷静に考えると、全てがミスなく上手にいった場合の限界ではないだろうか?と考え、新生J's Racingに体制が変わった際にその目標を設定したのです。
毎年100台前後がエントリーしてくるレースで、この結果を得ることがかなり厳しいであろうことは・・・自分自身で自覚していました。正に『全てがうまくいったとしても、本当に達成できるのかどうかわからない』というレベルです。
だから、敢えて・・・その『高いレベル』に挑んでみたかった。
あくまでプライベーターですから・・・時間、金銭ともに『制限』があるのは理解しています。その制限があるなかでも、それなりの結果が得たければ・・・各メンバーが各々の時間を作り出し、協力をして、コツコツとチームを作り上げていくしかありません。
そんな厳しい状況のなか、なんとか作り上げたチームで、サポートいただいた方々と一緒に盛り上がって『その時間を共有した充実感』をみんなで味わいたかった。そして、もし可能であれば・・・総合10位以内に入賞という結果で、みんなに『恩返し』がしたかったのです。
これが自分の正直な気持ちであり、『総合10位以内に入賞』という高い目標を掲げた理由。
実際、Joyfastのお三方に組んでいただいた耐久号はシングルフィニッシュするだけの実力は十分に持っていたと感じますし、監督による燃費計算、戦略も高いレベルにありました。当日のサポートメンバーも、ミス一つなく作業をこなしてくれました。みんな、損得勘定なく、レースに付き合ってくれたのがとてもありがたかった。
なので、それを失う原因となった自分の単純なミスが・・・本当にやるせないし、情けない。何よりみんなに申し訳なくて・・・。
今回の12耐は、序盤からEngに失火トラブル、トランスポンダー装着し忘れ等が重なり・・・29位という好スタート位置だったにも関わらず、80番台半ばまで順位が一気に落ちました。それと同時に、チームの雰囲気もどんよりとしたものに。
しかし、そこからJ's各ドライバーの頑張りがあって・・・自分がセカンドスティント(8スティント目)を走行する前には、80番台後半から15位まで、大幅な順位改善を果たせていました。まさにJ's Racingの底力。
『よーし!もう少しで目標順位に手が届く!』
と気合いを入れた自分のセカンドスティント。何としてでもトップ10にクルマを到達させる気持ちでコースイン。レース終了後に監督から送ってもらったラップライム推移を改めて見直しても、本当に良いタイムがバラつきなく刻めています。
ドライブしていた1時間をきっちり集中し、ヘロヘロになりながらピットに戻ってきたセカンドスティント。メンバーから『トップ10に手が届いた!』と聞いたときには・・・本当に嬉しかった。
事件はその直後。yoyoさんが走り出してすぐに『V字コーナーでの黄旗無視で、ペナルティストップ20分』の連絡。
正直、本当に自分が黄旗無視したのか・・・信じられませんでした。ただ、2日経過した今思えば・・・あの時、気負いすぎて何も見えなくなっていたのかなぁ?とも思います。
兎に角、その一件で・・・自分は相当落ち込みました。でも、それだけのミスを犯したにも関わらず、チームメンバーの誰からも何の文句も言われず、気持ちをリカバリーして次のスティントに備えるようアドバイスしてもらえたのも・・・本当にありがたいことでした。
ペナルティストップによって落ちた35番から、みんなのお陰で21番まで再び復帰することができたのですが・・・その話しはまた後日に。
今回、結果は伴いませんでしたが・・・あの炎天下の過酷な状況の中、ノースピンノーグラベルで、レース中にタイムを落とすこともなく、自分の持ち時間である3時間半をきっちり走行できたのは・・・自分の自信に繋がりました。
半年以上前からちょこちょこ耐久号を作り込んだこと、そして週6km泳ぎこんだ事も無駄じゃなかったんだな、と思えます。そこは自分をちょっとだけ褒めてあげたいなぁ・・・と。
え?ダメ?w (^^;)
まぁ、冗談はおいといて・・・最後に。
うちの耐久号を細かく作り込んでくれ、レース当日はお店を休んでまでJ's RacingをサポートしてくれたJoyfastの伊左治さん、N島さん、T森さん。気温40℃に迫るくらいの暑さのなか、レーシングスーツを着て給油を担当してくれたしばさん、ごっちゃん。レースが始まる数ヶ月前から作戦を立案、遂行してくれた監督。そして当日監督をサポートしてくれたM歳さん。食事、水、メンバーのお世話など色々と影で支えてくれたのん。
そしてもちろん、一緒に走ってくれたJ'sドライバーの・・・みずぴーさん、yoyoさん、sr-4さん。
じなのペナルティで結果が伴わず、みんなに恩返しが出来なかったのが本当に本当に残念なのですが・・・それ以外はとても良いレースをさせてもらったと、自分は感じています。
2012 12耐 posted by
(C)ginapoolholic
J'sを支えてくれたみんなに・・・改めて感謝! 本当にありがとうございました! m(_ _)m
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日々徒然 | 日記
Posted at
2012/07/31 15:55:07