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2015年01月15日 イイね!

2つの “はじめて体験”

2つの “はじめて体験” 1月の3連休は、2つの “はじめて体験” をさせていただいた。

 ひとつめは “1度やってみたいな” と思っていた、氷上ドライブ体験。Dr.Pさんにお誘いいただき、女神湖winter driveにお邪魔した。

 話しをいただいた当初、“ぼくはスタッドレスを持っていないので、参加できない” と思っていたのだけれど(ドイツでお金遣いすぎているし(苦笑))、ある方のご厚意で、スタッドレスを装着したSubaru Forester 2.0i-L EyeSightを借りられることになり、参加できることに。

 集合時間が早かったので、軽井沢に前泊、当日朝に現地入りしたのだけれど、この日はすごーく良い天気!Nürburgringのときもそうだったけれど、Dr.Pさん、ぼく、のんのトリオは快晴に恵まれることが多い。(笑)

 現地に到着して、まずは洗車してもらい(塩カル対策)、クルマを湖側に搬入すると・・・早速ドラミ開始。


Driving on ice at Megamiko-2
Driving on ice at Megamiko-2 posted by (C)ginapoolholic


 コースは(↑)図の右から “外周路、定常円旋回、スラローム” 3つのセクションに分かれている。

 この日の参加者は20台前後と多めだったが、各セクションともに、それほど長い待ち時間は発生しなかった。気をつけなくてはならないのは、公道ではないので “任意保険が効かない” こと。つまり、他車にぶつけてしまうと処理が大変になる。

 折角の機会なので、今回も車載カメラを搭載。しかし、今回は “お借りしたクルマ” なので、NC3 Roadsterのようにロールケージ取付ができない。(当たり前だけれど:笑)

 そこで、HERBERT RICHTERのGOOSNECK HEAD REST MOUNTと、Amazonオリジナルのスマートフォンアダプターを組み合わせ、アダプターにXacti SH11を挟み込む形で撮影とした。





 動画を参照していただくとわかると思うが、思っていた以上に路面がツルっツル。コーナー出口は、ほぼ “スケートリンク” 。(笑)

 最初はいつも通り “フットブレーキでのターン” を試していたのだが、あまりにもフロントタイヤがグリップしないために荷重が乗せられない=クルマの向きを変えることができない。そんななか、Dr.Pさんの横に乗せてもらったら、サイドをひいて器用にターンしていたので、ぼくも真似してサイドターンをするように。

 練習しているうちに・・・進入はほぼ “歩くスピード”、フロントタイヤが引っかからないので、サイドをひいてターン、クルマが出口を向いたところでアクセルを少し入れると、荷重が後輪側に移動するので “ドリフト状態” に移行、あとはカウンターステアで調整するように。

 これに気が付くのに、結構時間をとられた。(苦笑)


Driving on ice at Megamiko - photo by Mr.Tsukumo
Driving on ice at Megamiko - photo by Mr.Tsukumo posted by (C)ginapoolholic


 お借りしたForesterは2.0ℓDOHC(148PS/6200rpm、20.0kgf・m/4200rpm)のAWD modelだったのだけれど、“雪国で普通に生活するには何の不自由もないクルマ” であるように感じた。

 流石に “氷上ドライブ” という特殊場面では、ESCがフルカットできない(Offにしても最後は介入される)、ロールからのお釣りがくるなどの難点があったが・・・ “そんな事を望む通常ドライバーがいるとは思えない” ので、設計としては正解だろう。(笑)

 そんなことよりも、このクルマで一番驚いたのはEyeSight。行き帰りの一般道にて追従機能付きクルーズコントロールを使用してみたが、たらたら走っているときに使用すると、かなり楽だった。

 Foresterに搭載されていたEyeSightはver.2なのだけれど、レヴォーグにはver.3が既に搭載されており、ver.3では “電動パワーステアリングに協調させたアクティブレーンキープ” なんてこともできるらしい。

 もう、“自動運転の世界” は目の前まで来ているんだな、と実感。ぼくも “旧世代まっしぐら” か。(苦笑)


Driving on ice at Megamiko-3
Driving on ice at Megamiko-3 posted by (C)ginapoolholic


 氷上ドライブ後は、津久茂さん達と近場にランチ。9〜12時の3時間しか走行していなかったにも関わらず、氷上ドライブは結構疲れた。なので、まったりタイムで。(笑)

 元気がでたら、今夜の宿へ。

 宿は “かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠” を予約。何故ここにしたかというと・・・昨年11月、サンデさんに連れて行ってもらった草津の湯がとても良かったので “群馬行くなら温泉!” と決めていたこと、さらに “忍者屋敷” っぽいテイストだったからだ。(笑)


かやぶきの里 旅籠 - 到着~夕食
かやぶきの里 旅籠 - 到着~夕食 posted by (C)ginapoolholic


 ここの宿、新潟県産の岩魚塩焼き、上州赤城鶏をはじめとした夕食も美味しかったのだけれど、特に美味しかったのは白米。堅めの炊きあがりだったけれど、一粒一粒がしっかりたっていた。やっぱり “白米が美味しい店は何をいただいても美味しい” 理論はそれほど間違っていない気がする。(笑)

 普段は呑めない日本酒なんていただいたので、夕食後にマッサージをうけたら、その日はそのまま寝てしまった。(苦笑)そのため、温泉は翌朝に。

 今回は露天風呂つきの部屋にしたので、朝から入浴して、機嫌良く “風呂から写真” など撮影。(↓)の写真は、先日webで見かけたFeet firstという撮り方を真似てみた。ん?もうちょっと足をあげないとダメかも・・・。(笑)


かやぶきの里 旅籠 - お部屋の露天風呂
かやぶきの里 旅籠 - お部屋の露天風呂 posted by (C)ginapoolholic


 さて、もうひとつの “はじめての体験” は、“蕎麦打ち体験”。

 旅館予約時、オプションのなかに “蕎麦打ち体験” なるものを発見、事前に予約しておいたのだ。ちなみに “4人前で¥4200” なので、我々3人だと、ひとり¥1400ほどで楽しめる。


かやぶきの里 旅籠 - 蕎麦打ち体験
かやぶきの里 旅籠 - 蕎麦打ち体験 posted by (C)ginapoolholic


 “蕎麦打ち” なんて、なかなか体験できない。予約前、旅行日程に組み込んで良いかをDr.Pさんに確認すると、ひとつ返事でOKをくれた。予約したことを話したのんは、これをかなり楽しみにしていた。

 普段、さまざまな所に伺い、“あそこの○○は旨いだの旨くないだの” と、好き勝手に言っているが・・・いざ、自分が作ってみたらどうなるのか?・・・ちょっと興味があった(笑)

 実際の “蕎麦打ち行程” は(↓)のように。


かやぶきの里 旅籠 - 蕎麦打ちの行程
かやぶきの里 旅籠 - 蕎麦打ちの行程 posted by (C)ginapoolholic


1. 水を300mlくらい入れる
2. だまにならないよう、手早く掻き混ぜる(水分を満遍なく行き渡らせる)
3. だんだんと粘り気がでてくるので、ひとつにまとめる
4. “心臓マッサージをするようにこねる” ・・・らしい(by Dr.Pさん:笑)
5. 練った生地を、少しずつ手で広げていく
6. 手で広げた生地を棒で広げていく
7. 薄くなった生地を棒に巻き付け、さらに広げて薄くしていく
8. 薄くなった生地を折りたたむ
9. Jack the Ripperが現れる(笑)


 切っていく行程は、(↓)の動画に収めてみた。





 それで、できあがったものを茹でていただいたのが(↓)写真左上。

 写真だと “おっ?意外と良くできるんじゃないの?” なんて感じに見えるかもしれないが・・・クローズアップすると(↓)写真右上のように、太さにかなりバラつきがあることがわかる。

 結果、“味” は別に悪くないのだけれど・・・太さにバラつきがあると “喉ごしが悪い”。(笑)やっぱり、“プロはプロである” 理由があるなぁ・・・なんて。

 ただ、この体験は “非常に面白かった” ので、もし同様の機会があれば、やってみることをオススメ! 体験される方は “細く切るように” 頑張って!


かやぶきの里 旅籠 - 自分達で打った蕎麦を食す
かやぶきの里 旅籠 - 自分達で打った蕎麦を食す posted by (C)ginapoolholic


 旅籠のなかは結構広くて、宿以外にも色々と見どころがあり、蕎麦打ち後にそれらを見てまわった。

 特に、様々な場所から移築された、かやぶき家屋。こちらのHPによると “豪壮な薬師長屋門を始め、3階建て合掌入母屋造り切妻屋根の「出羽の国紺野家」、安政2年建築の「南部曲り屋木村家」など日本建築史上貴重な建造物” らしい。


かやぶきの里 旅籠 - 敷地内
かやぶきの里 旅籠 - 敷地内 posted by (C)ginapoolholic


 前述したかやぶき家屋のうち、“出羽の国 紺野家” が暖かかったので、なかで休憩。屋内の吹き抜け空間につけられた六角形の綺麗な照明を眺めているうちに、つい、うとうとと・・・。(汗笑)


かやぶきの里 旅籠 - エントランス
かやぶきの里 旅籠 - エントランス posted by (C)ginapoolholic


 こんな感じで、2つの “はじめて体験” ができた1月の3連休。

 新しい事をしたり、新しい物を見るのは、とっても刺激的で面白い。今年もこんな感じでやっていけると良いな・・・なんてね。(笑)
 
Posted at 2015/01/15 22:14:32 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2015年01月08日 イイね!

“加速の高揚感” を味わう / R35GT-R 試乗記

“加速の高揚感” を味わう / R35GT-R 試乗記 とあるクルマの助手席に乗り、横横経由で向かった先は “いつもの馬堀海岸”。

 車内には、大排気量車特有である “低めのエグゾーストノート” が響いている。そう、ぼくが乗っていたのは “国産最速” と名高い日産 R35GT-R

 以前から “R35には一度試乗したい” と思っていた。そのため、日産本社に行ってみたり、箱根のFun2driveさんにお邪魔することを計画してみていたけれど・・・どれもこれもタイミングが合わず仕舞い、結局試乗には至らなかった。

 こんな感じだったので “R35とは縁がないのだろうなぁ” なんて思い、試乗に関しては諦めモード。そんなことすらも忘れかけていた昨年10月、Dr.Pさんが “R35を契約した” という。“うわー、乗ってみたいんですけど、R35!” とお願いしてみたところ、神奈川までわざわざ乗ってきてくれたのが、昨年末のこの日だった。

 馬堀海岸に到着したのは、丁度、Magic hourに差し掛かった頃。冬の澄んだ空に、蒼から橙へのグラデーションがみられた時間だった。


Test drive of R35GT-R-3
Test drive of R35GT-R-3 posted by (C)ginapoolholic


 先に述べておくと、ぼくは “GT-Rファン” というわけではない。名車と名高いBNR32、BNCR33、そしてBNR34にも、凄く興味があるというわけではない。

 では、何故 “R35に興味を持った” のか? それはクルマ自体に興味を持ったというよりは “水野和敏という人間が造った工業製品” に興味を持ったというほうが正解なのだと思う。

 NC Roadsterを造った貴島さんにしてもそうなのだけれど、“クルマに哲学を持ち込んでいるような人間”、凡俗に言い換えると “これだけキャラが濃いヒト” が造るクルマはどんなクルマなのか? それを自身の肌身で感じてみたかった気持ちがあるためだ。


Test drive of R35GT-R-4
Test drive of R35GT-R-4 posted by (C)ginapoolholic


 復路は、Dr.Pさんのご厚意でステアリングを握らせてもらうことに。
 
 R35は全長4670mm、全幅1895mm。ぼくがいつも乗っているNC3 Roadsterは全長4020mm、全幅1720mmなので、数字上比較すると “明らかにデカイ” ・・・はずのだが、不思議とそれほどまでの大きさは感じなかった。

 一速に入れて、スルスルと走り出す。R35に搭載されているDCTはBorg Warner製の6速。走り出し〜極低速のマナーはぼくのcayman PDKよりも良い印象だが、高速域での “カチっとハマってる感” はPDKのほうが良い印象。まぁこれは “比較すれば” の話しであり、実際にはそれほど大差ない。

 ただ、“大きく違う” のは、おそらくトランスミッションからであろう、停止〜発進時に車内で鳴り響く “カラカラカラ” という独特な音。ご存知の方も多いと思うが、R35は前後重量バランス適正化のためにトランスアクスルが車両後方に配置されている。その関係からなんだろうか?

 “レースカー” を連想させるため、個人的には嫌いな音ではないけれども、“なんでこんな音するの?” と思われる方も結構いるらしい。“求めているモノ” の違いだろうね。ちなみに、PDKでこのような音は皆無。


Transaxle / R35GT-R
Transaxle / R35GT-R posted by (C)ginapoolholic


 走り始めて、アクセルを一踏みすると “1740kgの巨躯を物ともしない加速” を体に突きつけられる。 “何コレ、はっやー!!” といった感じ。(笑)

 試乗させていただいたDr.PさんのGT-RはMY12 modelで、トルクは64.5kgf·mと圧倒的な余裕がある。ただ、その加速のなかで “んっ?” と感じた違和感。思わず、“あれ?これってターボでしたっけ?” とDr.Pさんに尋ねると “そうそう。『ツイン』ターボだよ” と。

 過去、ぼくがツインターボに乗った経験は一昔前のZ32しかない。なので、その “圧倒的な加速感” は非常に新鮮だった。

 550PSを叩き出す3.8L V6 ツインターボエンジンは、どの領域からでも “頭がおかしくなるような加速” をみせ、あっという間に周囲の景色を置き去りにする。Dr.Pさんはその加速を “ワープ” と表現していたけれども、強ち嘘でもない表現だよな、と思っていた。


Test drive of R35GT-R-5
Test drive of R35GT-R-5 posted by (C)ginapoolholic


 帰りは、釜利谷JCTを湾岸線方向へ。ステアリングフィールや足周りを確認するために、並木トンネル、ならびに桜木町トンネルを通過してみたかったのだ。

 話は変わるが、昨年11月、ドイツ国内を移動するためにぼくがレンタルしたのは “フルタイムAWDモデル” のパナメーラ4。パナメーラのサイズ確認のため、PCみなとみらいにて事前にテストドライブをさせていただいたのだが、その際にドライブさせてもらったのは “FRモデル” のパナメーラだった。

 前述した2車で、個人的に印象が良かったのは “FRモデル” のパナメーラ。パナメーラ4もかなり完成度が高いと感じたが、AWDがステアリングに与える影響は “小さいながらもゼロではない” ことを知った。なので、“R35も同様なステアリングフィールを示すのでは?” と懸念していたのだ。

 ただし、R35がパナメーラと異なるのは、“常時フロントが駆動しているわけではない” ATTESA E-TSという電子制御トルクスプリット4WDが搭載されている、という点。

 (↓)の図を見てもらうのがわかりやすいと思うが、このシステムは、“走行条件に応じて” 前輪にトルクを0:100 - 50:50の範囲で配分してくれる。


ATTESA E-TS
ATTESA E-TS posted by (C)ginapoolholic


 で、肝心の “ステアリングフィールへの影響” はどうか?

 街中〜高速をちょっと走ったくらいでは、“AWDの違和感” はさっぱり感じられなかった。当日はドライであり、それほどかっ飛んだわけでもないので、ATTESA E-TSが介入するレベルには至らなかったのだろう。(笑)

 そのATTESA E-TS介入よりも “はっきりと感じられたステアリングフィール” としては、タイヤが路面を “面で捉えている” フィール。“1輪に対して2点で支えている” “角が立っている” といったほうが適切なのかな・・・。

 それもそのはず、R35 GT-RのタイヤサイズはFr 255/40、Rr 285/35(R20)。“リアは結構太いよなぁ” と思っていたケイマンでさえ、Fr 235/40、Rr 265/40(R18)であり、ケイマンのリアタイヤとR35のフロントタイヤは “ほぼ差がない” ことになる。

 このサイズ、“日本の日常” においては俊敏さをスポイルしている印象が否めなかったが、300km/h近辺では “絶対的な安心感” に繋がるのだろうな、と。そしてこれが “R35 GT-Rは何も起きない” と言われている一因なのかも。Autobahnを走らせたら、相当面白そうな匂いがするけどな。(笑)


Test drive of R35GT-R-6
Test drive of R35GT-R-6 posted by (C)ginapoolholic


 なんだかんだ書いてみたが、ぼくの結論として “R35 GT-Rは非常に面白いクルマ” だった。ぼくが “どうしても4座に入れ替えなくてはならない” 状況であれば、乗り換えの筆頭候補にあげると思う。(笑)

 今まで、自分が追い求めてきたのは “コーナーを楽しめる” クルマであり、大排気量のクルマにはあまり関心がなかった。基本的に “直線の速さはお金で買える” と思っているからね( “キッチリ” 踏めるかどうかはまた別)。

 なので、“加速で気分が高揚すること” など経験したことがなく、この試乗で “新しい世界” を覗かせていただいた。

 このような印象が強かったので・・・個人的には、R35 GT-Rが最も真価を発揮するのは “Autobahnや新東名などをAve 250km/hで移動するような時” ではないか?と感じた。オーナーさんはどう捉えているのか、ちょっと興味あるな。(笑)

 最後に・・・貴重な経験をさせてくれたDr.Pさん、ありがとうございました!
 
Posted at 2015/01/08 14:18:48 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2014年11月25日 イイね!

草津の湯船でみた “夢”。

草津の湯船でみた “夢”。 ちょっと時系列が変わるけれども、ドイツから帰国した翌週のこと。この日、有給休暇をいただいて、群馬に初めてお邪魔した。
 
 群馬にお邪魔したのは “サンデさんの地元” を一度走ってみたいと思っていたからだ。お互いに休みがあわず、なかなか実現しなかったが、10月末にボソっと相談したら、サンデさんがスケジュールをいろいろと調整してくださり、今回実現する運びに。(嬉)

 当日、久々に乗るケイマンで “朝の圏央道” を楽しみながら、甘楽(かんら)PAへ。

 数人が集合した後、妙義山で “地元民と触れ合うオプショナルツアー” を堪能。このオプショナルツアー、峠道にも関わらず、おばちゃんが道の真ん中を闊歩、街中同様に路駐しているダンプなど・・・なかなかドッキリさせてくれるツアーだった。もし参加されるのであれば、PCCB推奨。

 え?オプショナルはサンデさんの企画外?しかも、ぼくだけ?(汗笑)


峠の釜めしおぎのや ~ La Locanda del pittore
峠の釜めしおぎのや ~ La Locanda del pittore posted by (C)ginapoolholic


 一通り駆け抜けた後(ぼくは+α(笑))、ぼくの我が儘で、峠の釜めし おぎのやに寄っていただいた。ここで購入した釜飯は、留守番をしてくれていたのんへのお土産。道中、車内で洗濯機ばりにゴロンゴロンしていたけれど、まぁ、それは内緒でね・・・。(汗)

 ランチはサンデさんお薦めのLa Locanda del pittoreへ。ここで “Quattro formaggi” というピザをいただいたのだが、それが非常に美味しかった!

 調べてみると、“Quattro:4つの formaggi:チーズ” という意味らしく、“ゴルゴンゾーラ、タレッジョ、モッツァレラ、パルミジャーノ・レジャーノ” の4つの組み合わせが代表的とのこと。ぼくは癖の強いチーズが食べられないのだけれど(カビ臭いから)、ここのチーズは美味しかった。今度、関東でもQuattro formaggiを探してみようと思う。

 また、この日は奈良からAさんが参戦。ランチをともにした。“日が変わった頃に家を出発しました” と言われていたが・・・あのぅ、“800km/day”って、先日、ぼくが走破に苦労したミュンヘン 〜 ニュルブルクリンク間よりも250kmも長いんですけど?(汗)


草津温泉の湯畑(帰り際)
草津温泉の湯畑(帰り際) posted by (C)ginapoolholic


 食後は “この日のメインイベント” 草津温泉へ!

 ぼくは結構温泉が好きだ。鈴鹿のときも、四国のときも、入れるチャンスがあるときには、まず入っている。しかし、ぼくの周りには “温泉好き” の友人がいない。計画しても何故か潰れるし・・・。(涙)

 なので、今回サンデさんから “じゃあ風呂行きます?” と誘っていただいたときには、迷いなく飛びついた。(笑)しかも、お邪魔した “御座の湯” さんは、“湯畑源泉” と “万代源泉” の2つの掛け流し源泉を “隣り合った湯船で楽しめる” とても贅沢な温泉だった。

 “うわ、やっぱ温泉サイコーだわ・・・”

 多少温度が高めの湯船に浸かりながら、そんなことを思っていると・・・興奮しすぎて疲れたのか、緊張の糸が切れたのか・・・草津の湯でうたた寝してしまったようだ。そして、そこである “夢” をみた。


草津温泉
草津温泉 posted by (C)ginapoolholic


 そのときに見た “夢” は、こんな夢。

 とある峠の登坂車線に入った途端、猛然と加速していくGT3。こちらもプログラムをSport plusに変更、パドルをカチカチッと2連続でクリック。同時にアクセルを底まで踏み込むと、Engから聞こえる “時計のような” 機械音が音量を増す。見渡せる限り、前方の視界はクリア。

 一度、GT3と峠で走ってみたいと思っていた。“RRの911はどのような走りをみせてくれるのか?” 興味があったからだ。ただ、ある程度の領域まで追い込まないと、クルマは “本性” を見せてくれない。

 “キィュゥゥー・・・” という音と共に一気に減速。ほんの僅か、焦げたような匂いが室内に流れ込む。リリースしつつあるブレーキを残しつつターンイン、可能な限り “クリッピングから離れない” ようにする。早めに “向き” を変えることができれば、その時間を脱出の加速に振り分けることができるからだ。

 先行するGT3は、リズム良く、次から次へとコーナーを抜けていく。後ろから見ていても “危うさ” がなく、こちらも引っ張られるように、速度をあげる。

 Porscheの不思議なポイントは “速度を上げれば上げるほど、ロードインフォメーションが増していく” こと。まるで “片手を伸ばせば、タイヤの接地面に触れるような” 感覚。街中でこの感覚は得られない。そして、NC3とはまた異なる “一体感” を与えてくれる。


やまのなか
やまのなか posted by (C)ginapoolholic


 “それなりの進入速度” になってきたので、ラインをワイドに変更。

 進入時はアウト側目一杯、クリッピングゾーンを通り、脱出もアウト側目一杯に。要は “車線内アウトインアウト”。そのラインでコーナーを高速で旋回しつつも “数%のアクセル開度によるわずかなトラクション” を後輪に常時与えることで、挙動を安定させる。リアがじりじりと流れ出している領域だが、その流れ方に唐突さはなく、神経を過敏に張り巡らせる必要はない。

 F 235/35+R 305/30を履くGT3に対し、Cayman SはF 235/40+R 265/40。

 リアは片輪40mmの差があるが、細いことで “リアステアのような状態” になっているためか、“荷重がそれほど残らない” 中〜高速コーナーでは、スロットルによる進路修正もし易く、何とかついて行くことができる。また、MTであるGT3に対し、こちらはPDK。多段、かつ “コーナリング中にでも気兼ねなくシフトできる” メリットを最大限に活かし、常に最適なギアを選択、GT3の背中を追いあげていく。

 しかし、フルブレーキングにて “荷重をドンッと乗せることになる” タイトコーナーでは、まるで歯が立たない。

 フルブレーキングにて荷重配分が50:50に近くなった911は、非常に安定した姿勢を保持したままコーナーを旋回、出口では “水澄ましのように” スルスルっと離れていく。ここが “RR 435ps” の真骨頂。この点、caymanのブレーキシステムはちょっとPoorで、自身が描いたポイントで止まりきれないことがある。

 山頂に近づくにつれ、コーナーが徐々にタイトに。コーナー出口を確認する目的で視線を移動したその先に、チラリと見えたGT3の側面。“ん?立ち上がりで落ち葉でも踏んだ?” と思いつつも、すり抜けられる準備をしたが・・・GT3は “一切のおつりももらわずに” 体勢をスッと立て直した。ナイスリカバリー!

 そんなところで登坂車線も終了したので、“2台の戯れ” も終了。

 前述した “コーナリングの自由度の高さ” をcaymanの強みとするならば、“タイトコーナーにおけるフルブレーキング時の安定性、そしてコーナーからの立ち上がりの良さ” が、911のEssenceなのだろう・・・。



こ:『じなさん!?じなさんっ!湯船で寝ちゃダメですよっ!』

じ:『んんっ、こたさん??  ・・・あれ?もしかして、ぼく寝ちゃってました?(汗)』

こ:『えぇ。じなさん、さっき動かないので “もしかしたら?” と思って・・・。(汗)』


 あ、そういえば・・・サンデさんもよく夢をみる方だったような・・・。(爆)


駒寄PA ~ 帰路へ
駒寄PA ~ 帰路へ posted by (C)ginapoolholic
 

 温泉をあがった後、温泉饅頭を買い、温泉卵を楽しみ、夜の榛名を気持ちよく流し、関越にアクセスして、駒寄PAにて解散。サンデさんにお礼を述べて、こたさんと共に帰路へ。

 “Autobahnも良いけど、日本の高速も侮れないよなぁ・・・”

 なんて思いつつ、復路のドライブまで目一杯楽しめた一日。幹事のサンデさん、ご参加の皆様、ありがとうございました!
 
Posted at 2014/11/25 20:01:24 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2014年11月18日 イイね!

Ich lief dem Nürburgring! - Deutsches Museumを訪れる -

Ich lief dem Nürburgring! - Deutsches Museumを訪れる -  高校生の時、ニューヨーク近郊にホームステイをさせてもらったことがある。

 その際、スミソニアン博物館に連れて行ってもらった。そのなかにある国立航空宇宙博物館各種展示物が凄く面白くて、数十年経った今でも、ぼくにとっては忘れられない思い出となっている。

 今回、ミュンヘンに関していろいろと検索していた際、ぼくの目にとまったのがドイツ博物館

 航空関係の展示物が充実していて、前述した国立航空宇宙博物館に似た雰囲気を感じたのだ。それで何となく興味を惹かれ、今回の旅程に組み込んだ。結論から述べると・・・ここ、大当たり。(笑)

 ドイツ滞在2日目の朝。パナメーラを駆り、早朝のミュンヘンをイーザル川沿いに走る。

 移動中に見かけた歴史のある建造物、川の畔に立った木々からの木漏れ日など・・・パナメーラから見えた車外の光景は “まるで映画のワンシーン” のようで・・・この時のショートドライブは、ぼくにとって “この旅行のハイライトのひとつ” になっている。感傷的かもしれないけれど、それくらい “気持ちの良い瞬間” だった。


Münchenの朝
Münchenの朝 posted by (C)ginapoolholic


 今回、ホテルを予約するときに “敢えて外した項目” がある。それは “朝食”。宿泊プランに朝食が入っていないと、必然的に街中へ出かけなくてはならない。そこで、現地の方と話しをしてみたりすることがまた面白いからだ。

 ドイツ博物館近くにパナメーラを路駐、街中をフラフラしていると、ひとりのおじいさんから声をかけられた。

お:おーい、お前達。ドイツ博物館はそっちじゃないぞ?
じ:いやいや、お腹すいちゃって・・・軽食とれるようなとこ探してるんですよ。
お:おー、そうかそうか。んじゃ、あっちに数件あるから行ってみなー。
じ:どうもありがとう!

 教えてもらった方向に数分歩いて行くと、雰囲気が良さそうな店を発見。そのお店でも “これとこれくださーい” “ちょっと暖める方が良い?” “お願いしまーす” な感じで、英語が通じた。ぼくは上手に英語を話せるわけじゃないけれども、これらから “ドイツの方はかなり英語が話せるんだな” と認識。

【ドイツ旅行 豆知識⑤:英語はかなり通じる】

 英語普及率に関しては、前日、レバーケーゼさんにも伺ったのだが “ドイツ人の30%は全然大丈夫、20%はあやふやな面もあるけれども、計50%程度は英語での会話が問題ない” とのことだった。


2014/10 Münchenでの朝食
2014/10 Münchenでの朝食 posted by (C)ginapoolholic


 おじいさんのおかげで美味しい朝食をとることができた。ぼくも “日本で困っているような外国人観光客を見かけたら、力になってあげないといかんなぁ” などと思いつつ、来た道を引き返す。

 ふと、路上駐車しているクルマ達を眺めていると、ダッシュボードに見慣れぬ黄色い紙が置いてある。あれ?これ、もしかして・・・パーキングチケットじゃないの??(汗)

 よくよく見ると、パナメーラを路駐した脇にパーキングメーターが設置されており((↑)写真:下段中央)、そこにコインを投入すると、それに応じた紙がプリントアウト((↑)写真:下段右)、みんな、その紙をダッシュボードに置いていたわけだ。

【ドイツ旅行 豆知識⑥:路駐する際にはパーキングチケットを購入、ダッシュボードに置いておかなくてはならない】

 ちなみに料金は€1.0/hだったが、場所によって値段が変わってくるとのこと。“30min、タダで路駐してゴメンね” と心の中で謝りつつ、ドイツ博物館にむかう。(苦笑)

 入館券窓口に行き、料金の確認をすると・・・なぜか “3カ所廻れるパック” みたいな表示がある。入館料を見ていくと、1カ所であれば€8.5/人、3カ所であれば€15/人。“何処に他の2カ所はあるんだろう?” と思いつつも、良くわからなかったので・・・とりあえず€8.5の入館券を購入、無事入館。


2014/10 Deutsches Museum-1
2014/10 Deutsches Museum-1 posted by (C)ginapoolholic


 入館してまず出迎えてくれたのが、Maria HF31という帆船((↑)写真:上段右)
。“1880年から1950年まで運用され、ハンブルグの船籍証明書の原本とともに展示” されていた。(こちらから引用させていただいた)この船は片側がカットモデルとなっており、“どのように利用されていたか” 内部に関しても観察できる。

 上のフロアに上がっていくと、航空機関連の展示。

 (↑)写真中段中央にある戦闘機はLockheed F-104 Starfighter。アメリカ合衆国初のマッハ2級ジェット戦闘機らしい。Mig-15の対抗機なのに、ぼくは “あれはMigかな?” なんて思ってた。(苦笑)F-104の写真右側に見えるのは、Airbus A300のタイヤ部分。意外と軽くて、ぼくひとりでもクルクル廻すことができた。タイヤ代、高そう。(汗)

 航空機フロアも2段に分かれており、上段に上がると管制塔気分も味わえるので、管制官の真似をしていたら。それを見ていたドイツ人が噴き出してた。(笑:(↑)写真下段中央)また、LufthansaのBoeing 707内部に乗りこむ入り口があり、コクピットを覗くことが可能。

 (↑)写真下段右にあるJunkers Ju52は1930年代にかけて、ルフトハンザ社の主力旅客機だったのだけれど、第二次世界大戦ではドイツ空軍の主力輸送機になった。後にエンジンの非力さが指摘され、BMW製Engに換装されたのが、今回展示してあったJu 52/3mらしい。


2014/10 Deutsches Museum-2
2014/10 Deutsches Museum-2 posted by (C)ginapoolholic


 “このカラーリング、かっこ良いじゃん” なんて思ったのは、(↑)写真上段左にあるMesserschmitt Bf109

 Bf109をWiki参照すると “特にバトル・オブ・ブリテンの空中戦において、気化器を装備してマイナスGがかかるとガソリン供給が一瞬途切れる英国戦闘機のエンジンに対して、そのような事がない燃料直接噴射ポンプは効果絶大だった” と書かれている。ということは、この機体はこの時代なのに、直噴Eng搭載 = うちのケイマンのご先祖様ってことだよね?(笑)

 あとは “温泉に浮かべてみたいような” 戦艦、船のスケールモデルがたくさんあった。数は数えていないけれども、おそらく40くらいあったんじゃないだろうか?船は飛行機以上にわからないので、割愛させていただく。(苦笑)

 地下の一番奥にはUボートのカットモデル((↑)写真中段右、下段中央)。Chicagoに行った際、Museum of Science and Industry(科学産業博物館)でUボート内部に入ったことがあるのだけれど、そのモデルはU-505であり、ドイツ博物館のモデルはU-1で異なるもの。U-1はプロトタイプに近い存在のよう。

 時間がない中、ざっと廻っただけでも、こんな感じなので・・・

【ドイツ旅行 豆知識⑦:ドイツ博物館は1日じゃ到底廻りきれない量の展示物がある】


2014/10 Deutsches Museum-3
2014/10 Deutsches Museum-3 posted by (C)ginapoolholic


 さらにさらに・・・シュライスハイム航空博物館と交通センター館という、2つの分館があるらしい。だから、入館券窓口に “3カ所廻れるパック” があったのか。“地球の歩き方” 読んでいったのに、見落とした・・・。(汗)

【ドイツ旅行 豆知識⑧:ドイツ博物館は本館以外に “航空と自動車” 2つの分館がある】

 今回、ぼく達は時間の関係上でどちらの分館も訪れることができなかったけれども・・・今度機会があれば、是非行ってみたい!特に “交通センター館”。んー、でも、本館ももう一度ゆっくり観たいな。(笑)

 そして、この日の午後、遂にAutobahnを利用してNürburgringへと移動を開始することとなる。ドイツ博物館を出発したのが、14時頃。“Google mapでは6時間で到着する見込み” だったのだけれど・・・果たして、Nürburgringへと無事到着できるのか?(苦笑)


München ~ Nürburgring
München ~ Nürburgring posted by (C)ginapoolholic


【ドイツ旅行 2014:目次】

1. 渡独経緯〜パナメーラレンタル予約
2. Münchenの夜
3. Deutsches Museumを訪れる
4. Autobahn 地獄の600km
5. Nordschleifeを走るためには?
6. 遂にNordschleifeを走る
7. Porscheの聖地へ
 
Posted at 2014/11/18 14:58:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2014年11月09日 イイね!

Ich lief dem Nürburgring! - Münchenの夜 -

Ich lief dem Nürburgring! - Münchenの夜 - 今回の渡独は “ANA 羽田→ミュンヘン便” を選択、約12時間のフライトとなった。

 4年前、シカゴに行った際には、確かノースウエスト航空だったのだが・・・サービス最悪。なので、“10時間以上のフライトは嫌だなぁ・・・” という気持ちがあったのだが、今回のANAは非常に快適だった。

 ANA国際線、機内食は美味しいし、各席にモニターがあるので好きなときに好きな映画が見られるし、CAさんは気が利いてるし・・・やっぱり、こういうサービスで日系エアラインに敵うものはないのかもしれない。


2014/10 Travel to Germany-1
2014/10 Travel to Germany-1 posted by (C)ginapoolholic


 そんなわけで、それほどダメージなくミュンヘンに到着。日本とドイツの時差は8時間あり、日本を13時に出発したにも関わらず、16時にミュンヘン到着という不思議な状態となる。

 早速、AVIS社のカウンターへ行き、パナメーラレンタルの手続き。コンシェルジュの方が用意して下さった紙を見せると、話しはスムーズに進んだ。書類が終了すると、パナメーラの置いてある場所、空港内にあるガソリンスタンドで給油してから返却すること、返却時には傷の確認があることを説明され、鍵を受け取る。

 落ち着いたところで、Dr.Pさんご要望のApfelschorle(アプフェルショルレ:りんごジュース+炭酸水)をスーパーへ買い出しに。のんも意外と物怖じしないことがわかったので、トレーニングがてら一緒に買い物へ。そんな “初めてのお遣い” を写したのが(↓)写真の右上。(笑)


2014/10 Travel to Germany-2
2014/10 Travel to Germany-2 posted by (C)ginapoolholic


 買い物も “無事” 済んだので、いよいよミュンヘン市内に向けて出発。

 レインボーの通路を通り、指定されたP6 EAST 4Fに向かう。なかで迷いながらも、何とかパナメーラと初対面。こいつにこれから3日間お世話になることになる。初のLHD、“やっぱでかいなー” なんて思いながら、ゲートに向かい、駐車券を入れるも・・・

 え?・・・出られない??どして???(苦笑)

 駐車券の方向を変えてみたりするも・・・ゲートはビクともしない。“あらー、時間が過ぎちゃったのかな?” と思い、恐る恐るパナメーラをバックさせ、先程の停車位置近くに戻る。とある方との待ち合わせ時間があったので “こりゃあ、マズイなぁ・・・” なんて思いつつ、駐車場管理室で恐る恐る訪ねると・・・ “それ、駐車券の入れ方が裏表よ?” と爆笑された。


ミュンヘン空港 - 駐車場管理室(これは帰りに撮影)
ミュンヘン空港 - 駐車場管理室(これは帰りに撮影) posted by (C)ginapoolholic


 これ、“じなくん、君にはガッカリだよ” と言われかねない出来事だ。(のんから目でそう言われていたような・・・笑)
 
【ドイツ旅行 豆知識③:駐車券はバーコード記載側が表面になる】

 バーコード記載面に矢印があるので、それを確認するのが良いと思う。これは “地球の歩き方” にも乗っていないはず・・・。(苦笑)

 初LHD&初海外運転&初右側通行だったので、手に汗をじっとりかきながらも、その後は無事にミュンヘンのホテルまで移動。“待ち合わせの時間があった” と前述したが、ホテルでお待ちいただいていたのは、ミュンヘン在住のレバーケーゼさん。(初めてにも関わらず、一時間もお待たせして本当に申し訳ありませんでした(汗))


2014/10 Travel to Germany-3
2014/10 Travel to Germany-3 posted by (C)ginapoolholic


 ご挨拶もそこそこに、夕食へ向かうことに。地下鉄で、ホテル近くのNordfriedhof駅からMarienplatz駅に移動。

 (↑)写真にあるように、切符はレバーケーゼさんが用意してくれていた。ドイツの地下鉄には “5人まで一日中乗り放題” という切符があるらしい。また、ドイツの地下鉄は改札がない。かわりに私服駅員がいて、車内で提示を求められることがあるそうだ。なので、キセルもできるけれどもバレると罰金が科せられるらしい。とても合理的!

【ドイツ旅行 豆知識④:ドイツの地下鉄には “5人まで一日中乗り放題の切符” がある】

 到着したMarienplatz駅からは、周りをキョロキョロしつつ、向かった先はHofbräuhaus(ホフブロイハウス)。『バイエルン国王のためのビール』として1589年に「ホフブロイハウス(宮廷醸造所)」として創設されたこの建物は、まるでハリーポッターに出てきてもおかしくないような雰囲気を醸し出していた。


2014/10 Hofbräuhaus München
2014/10 Hofbräuhaus München posted by (C)ginapoolholic


 普段はアルコールを飲まないぼくも、折角ここに来たからには “本場のビール” を味わってみたい!ただ、どれを選んで良いかわからなかったので、まずはPilsner(ピルスナー)を選択。日本のビールと比較すると “苦み” ならびに “シュワシュワ感” が少ないような感じで飲みやすかった。

 ビールと共にいただいた料理は、Weißwurst(ヴァイスヴルスト:写真中段中央)、Leberkäse(レバーケーゼ:写真中段右)、Brezel(プレッツェル:写真下段左)、das Schnitzel(シュニッツェル:写真下段中央)。

 “ドイツ料理は味気ないので、醤油をもっていった方が良い” というHPを見かけたので、少量だけ持参したのだが・・・旅行で数日間滞在する分にはとても美味しくいただけたので、醤油は全く使用しなかった。まぁ、ほとんどガソリンスタンドでしか食事してないんだけれど・・・その話しは後日に。(笑)

 他の食べ物に関してはコチラが詳しいので、興味がある方はご参照あれ。


2014/10 Marienplatz
2014/10 Marienplatz posted by (C)ginapoolholic


 旅の疲れも手伝ってか、ほろ酔い気分でMarienplatzに戻る。(笑)

 ちなみにPlatzはドイツ語で広場という意味なので、Marienplatzはマリエン広場となる。このマリエン広場で必ず目に入るのが新市庁舎。“新” とはいえど、建てられたのは1874年で、既に140年の歴史を持つ建物だ。

 ほろ酔いなので、思わず新市庁舎の真似をしてみたのが(↑)左上。今から振り返ると・・・ちょっと恥ずかしい。(苦笑)

 レバーケーゼさんは帰りもわざわざ地下鉄でホテルまで送って下さった。本当に感謝。もうこの時点で “あー、ドイツに来て良かったな” なんて思いつつ、久々のベットで深い眠りにつく。そう、翌日はミュンヘン → ニュルブルクリンク 600kmの大移動が控えているのだ。


【ドイツ旅行 2014:目次】

1. 渡独経緯〜パナメーラレンタル予約
2. Münchenの夜
3. Deutsches Museumを訪れる
4. Autobahn 地獄の600km
5. Nordschleifeを走るためには?
6. 遂にNordschleifeを走る
7. Porscheの聖地へ
 
Posted at 2014/11/09 18:47:35 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記

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