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2014年05月14日 イイね!

低速域におけるH&T / ぼくの方法&考え方

低速域におけるH&T / ぼくの方法&考え方  “初めてのマニュアル車” がうちに来てから、既に一年半が経過。

 ぼくは “MT信者” になる気はないけれども(PDKの “スパンっ” と入っていく感じもまた気持ちよいんだ(笑))、MTを所有する醍醐味のひとつとして “H&Tが上手にできるようになること” があると思う。

 前述したように、ぼくはそれほどMT経験があるわけではないのだけれど、経験のなさ故か、ここ1年ちょっとでH&Tのやり方が随分変わってきたので、それを記載してみようと思う。ざっと調べてみた限りでは、同じような記事は見当たらなかったし、どなたかの参考になるかもだしね。

 では、本題。

 H&Tをするとき、個人的に一番大切と思っているのは “ペダルと足の位置関係”。

 具体的には(↓)にあるように・・・

・赤=ブレーキペダルを踏める領域
・青=アクセルペダルを踏める領域
・黄=踵を置く位置

 の3点を強く意識している。まぁ、ここしか接点ないんだけど。(苦笑)


NC3 ノーマルペダル ポジション-1
NC3 ノーマルペダル ポジション-1 posted by (C)ginapoolholic


 で、(↑)はNCロードスター “ノーマルペダル” の場合。

 この状態では青の領域がとても少ないので、“ブリッピングしようとしたにも関わらず、アクセルをちゃんと踏めなかった” という状況が起きやすい。

 ブリッピングができなくては、H&Tにはならないので・・・(↓)のように、徐々に “踵を浮かせてでも、青の領域を保とう” とするようになる。要は “純粋なHeal&Toe” の状態。


NC3 ノーマルペダル ポジション-2
NC3 ノーマルペダル ポジション-2 posted by (C)ginapoolholic


 では、“踵を浮かせたままブレーキング” するとどうなるか?

 ブレーキロックする踏力を100%と仮定すると・・・サーキットで行っているような80〜90%の踏力であれば、ブレーキペダルからの反力があるので “踵浮かせたままブレーキング” でも対応できる。実際、ぼくが初めてH&Tを成功したのもサーキットだった。

 しかし、公道のような低速域、30〜40%程度の踏力ではブレーキペダルからの反力はほとんど得られないため “踏力を一定に保つ” のは非常に難しい。

 これが “低速域でのH&Tの難しさ” ではないかと思う。

 そこで、ぼくは “アクセルペダルの交換” をすることに。当初 “ニーレックスさんのアクセルペダル” を購入したのだが、JoyfastのN島さんがもっと大きいペダルをわざわざ造ってくれたので、そちらを装着。

 実は、ペダル装着時には “N島さんspecial pedalの良さ” があまりわからなかったんだけれど・・・今となってはよぉーーーくわかる。(笑) 残念ながら、このペダルはワンオフなので、市販品で代用するならば “このようなもの” が良いんじゃないかと思う。

 で、実際に “N島さんspecial pedal” を装着したのが(↓)。


NC3 ペダル交換後 ポジション-1
NC3 ペダル交換後 ポジション-1 posted by (C)ginapoolholic


 このペダルのおかげで、アクセル〜ブレーキペダルの距離がぐっと縮まったため、非常にH&Tがやりやすくなった。

 コツは “ブレーキペダルをちゃんとコントロールできる範囲に赤領域を保ったまま、踵をできるだけ外側に持っていく” こと。それにより、(↓)に示したように青の領域が増えるので、安心して確実なブリッピングを行うことができるようになる。“確実に行える” というのは心理的にも大切と思う。(笑)

 そして、その位置を割り出したら・・・足に覚えさせてしまう。そうすると、今後、H&Tを行ううえでかなり楽になる。


NC3 ペダル交換後 ポジション-2
NC3 ペダル交換後 ポジション-2 posted by (C)ginapoolholic


 そしてブリッピングする際には、“足首を曲げるだけでブリッピングしよう” とはせず、 “右膝を外側に振るようにする” と、意外とすんなりブリッピングができる。

 これは以前、澤さんに耐久号をドライブしてもらった際、澤さんの右膝が外側に向かって “クイッ、クイッ” と動いているのを見て気がついた。

 また、ブリッピング量は “右膝を外側に振る量にほぼ比例” する。よって、一度、クルマを停めた状態で試してみるのがベターかも。当然、ブリッピングをする際にも足のポジションは(↑)から変更しないで行う。


NC3 ペダル交換後 ポジション-3
NC3 ペダル交換後 ポジション-3 posted by (C)ginapoolholic


 あとは “タイミングの練習” なんだけれど、ぼくはこんな方法で教えてもらった。タイミングだけは・・・何度も練習して慣れるしかない。(苦笑)

 途中で “あれっ?” と気がついた方もいらっしゃるかと思うが・・・こんな感じで、ぼくのHeal&ToeはRolling toeもしくはToe&Toeに変形しつつある。

 特にRolling toeを意識していたわけではないんだけれど・・・ “低速時のブレーキ踏力安定性” を考えていった結果、このように変わっていった。

 Heal&ToeとRolling toeの差に関しては、(↓)の方の動画がわかりやすいと思う。





 そうそう。ちなみに “ポルシェのペダルレイアウト” はどうだろうか?

 ご存じの方も多いと思うけれど、(↓)のように “ポルシェのアクセルペダルはブレーキ下部に入り込む” 構造となっている 。


Cayman ノーマルペダル ポジション-1
Cayman ノーマルペダル ポジション-1 posted by (C)ginapoolholic


 この構造では、アクセルペダルを変更しなくても “青の領域を十分に保つことが出来る” ことを配慮して造られているように感じる。

 また、“足の中心軸(赤線)をより垂直に近く保つことができ、右足が内股気味になるのを軽減する” 効果があるように思う。これは “NC3 ペダル交換後 ポジション-3” と比較するとわかりやすい。


Cayman ノーマルペダル ポジション-2
Cayman ノーマルペダル ポジション-2 posted by (C)ginapoolholic


 上記2点を実現したいが故、“ポルシェのアクセルペダルはこのような構造になっているのではないか?” と個人的には予想している。

 で、最終的には(↓)の動画のような “右足の動き” になるんじゃないかな?





 みんな各々、車種も違うし、足の大きさも違うので・・・ “答えはひとつ” というわけじゃない。あくまでこれは “ぼくの方法&考え方” です。

 どの方式でブリッピングをしようと、“ブレーキのコントロールがしっかりできて、ちゃんとしたタイミングでブリッピングできる” なら、全然OKと思います。H&Tのやり方に関して、こんな考え方もあるんだね・・・くらいに思っていただければ幸いです。(^^)


 ※ 練習は “安全が確保された場所” で “他人に迷惑をかけない” ようにね!(笑)
Posted at 2014/05/14 16:48:40 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記

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