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2015年03月26日 イイね!

ぼくの “見たこと、感じたこと” / ND Roadster先行展示@東京ミッドタウン

ぼくの “見たこと、感じたこと”  / ND Roadster先行展示@東京ミッドタウン 土曜の夜、ND Roadsterの話題で盛り上がっていたら・・・ごっちゃんがミッドタウンに実車を見に行くという。

 ぼくは “Thanksday in Japan” に連れて行ってもらったので、六本木まで行かなくても良いかなぁ・・・なんて思っていたのだけれど “あれ?もしかして試座できるんじゃ・・・?” と思い、日曜夕方にクルマすっ飛ばしてミッドタウンへ急行。(笑)

 ミッドタウンには2台展示されており、サムネイル画像手前にあるソウルレッドが “S Leather package”(以下、SLP)の6AT、奥にあるセラミックホワイトが “S” の6MTだった。

 さて、ND Roadsterに関しては各種情報がでてきているが、技術面に関してはAutoProveさん、ドライビングインプレッション各グレードに関してはAutoBlogさんが良記事を掲載されているので、そちらを御一読いただければと思う。

 で、このブログには “ぼくが気になっていた細かい部分” を中心に、項目別に記載。


【インテリア】

 悲しいかな、NC3と比較しても “一気に現代的なデザインになった” というのが第一印象。まぁ、NCの基本設計はもう10年前だしなぁ。(苦笑)


ND Roadster/ S,MT 後部から
ND Roadster/ S,MT 後部から posted by (C)ginapoolholic


 ダッシュボード周りの基本的なレイアウトはNCと大きく変わらないように思うのだけれど、ぱっと目につくのはマツダコネクト((↑)(↓)の車両はSなので、マツダコネクトのかわりにラジオ)。

 今回は “これありき” でデザイン、それに伴って、ハザード、ボリュームスイッチ等の位置変更があったように感じる。個人的にステアリングスイッチは好みなので、この変更は歓迎。運転しているときに視線移動しなくて済むので、非常に楽だ。

 心配なのはマツダコネクトのユーザーインターフェイス。あまり良い評判を聞かず、アテンザからは “従来のNNG製から日本のMicwareとの共同開発したもの” に切り替わっている。Micwareを調べてみると、iOS版ナビを提供しているようだが、iTunesでの評判はイマイチ。

 引っこ抜いて1DINスペースがあるのであれば、NC同様にPROVILE メディア・マウンターを入れるのだが・・・構造的にはどうも無理そうな印象。うぬぬ。


ND Roadster/ S,MTの内装
ND Roadster/ S,MTの内装 posted by (C)ginapoolholic


 次にドアの内張り。ドア上部パネルがエクステリアと同色になった。これにより、オープン時、エクステリアとインテリアの連続性があがり、全体的にまとまりがあるように見えるようにしたのではないだろうか。(2つ(↑)の写真参照)ロードスターはオープン時を前提に考えているだろうから。

 また、ステッチがはいることで室内の高級感が格段に増した。ただ、ちょっと残念なのは “布の質がちょっと安っぽい” こと。後述するシートもそうなのだけれど “これ、引っ張ったら伸びちゃうんじゃないの?” といった感じ。


ND Roadster/ S,MT ドア内張り
ND Roadster/ S,MT ドア内張り posted by (C)ginapoolholic


 オプションでアルカンタラを選べば、もうちょっとピシっとなるかなぁ・・・? 現時点で詳細はわからないけれども、先行商談のときに情報がでてくるのだろうね。


【操作系 / ステアリング, シフト, ペダル】

 直径366mmのステアリングは、径、握りともに良好で、全く違和感がなかったので・・・感想も特になし。存在を感じさせないのは、良くできている証拠だと思う。スポーク左側に配置されたボリュームスイッチの位置も良好で、ケイマンのsport mode切り替えもここにして欲しいくらい。(苦笑)

 シフトは、ヌルっとしたNCと比較すると “カチっと” した感じ。決して渋いわけではなく、ゲートがはっきりとしているという意味。走っていないので確定的なことは言えないが、NCより軽くシフトできるような気がする。近い印象を持ったのはBRZのシフトゲート。


ND Roadster/ ステアリング&シフト
ND Roadster/ ステアリング&シフト posted by (C)ginapoolholic


 唯一、あまり印象が良くなかったのはペダル。H&Tはかなりやりにくいような気がした。吊り下げ→オルガンタイプへの変更が原因ではなく、ブレーキとアクセルの高さの差が大きいこと(ブレーキが結構手前)、アクセル側スペースが若干狭いように感じたのが理由。(NC比)

 ただ “アクセル表面を5mm盛った” という情報が出ているので、展示してあったプロトタイプと製品版では印象が変わるかもしれない。


【シート&キャビン後方】

 ND Roadsterよりシートが “構造はクッション部、シートバックともに通常のS字型の金属バネは使用せず、新たに世界初のポリエステル製ネットを採用(S-fit構造)” に変更されている。

 NC3に装着しているシートはBRIDE ZIEG3 Type-R JAPANなので、あまり比較にならないかもしれないが、今回のシートはNC3標準シートと比較しても明らかに柔らかく、ハンモックに近い印象を受けた。これにより、ロードインフォメーションが阻害されてしまうような気もするけれど、乗り心地は良いかも。

 まぁ、嫌だったらシートは変更しちゃえば良い。今のBRIDEが入れられるスペースがあるかどうか不安だけれど・・・。(笑)


ND Roadster/ シート&キャビン後方
ND Roadster/ シート&キャビン後方 posted by (C)ginapoolholic


 キャビン後方にはカップホルダーがつけられる。これ、邪魔くさい位置にあるように思う&すぐ壊れそうな気がするけれど・・・後にサードパーティ製がたくさん併売されそうなので良いか。


【ボディカラー】

 RX100で撮影しようと思っていたのだけれど、大事なときに電池切れ。なので、iPhoneで撮影してきたのだけれど、やっぱり色味は綺麗に再現できていない。(苦笑)


ND Roadster/ セラミックホワイト
ND Roadster/ セラミックホワイト posted by (C)ginapoolholic


 セラミックホワイトは、マツダ自身が表現しているように “陶器の色” という表現がピッタリ。“若干、青みがかった白ではないか” と感じたのだが、ミッドタウンはライティングが強かったので、日光下であればまた見え方が異なるかもしれない。

 そして、NC3.5からも導入されていたソウルレッドプレミアムメタリック。ぼくが選択するならこちらかな。今回用意された色の中では、一番若々しく見える色だと思う。


ND Roadster/ソウルレッドプレミアムメタリック
ND Roadster/ソウルレッドプレミアムメタリック posted by (C)ginapoolholic


 ちなみにこの2色は特別塗装色。なので、セラミックホワイトは¥32400、ソウルレッドプレミアムメタリックは¥54000の追加料金が必要。


【展示とはあまり関係ないその他諸々】

* 動力に関して

今回からかなりダウンサイジングとなった1.5リッター直噴直列4気筒(131ps/7,000rpm、最大トルク15.3kgm/4,800rpm)に不安がないといえば・・・やはり嘘になる。

 比較とできそうなのは昨年末に試乗させていただいたS3 elise NA1.6L。搭載されているToyota 1ZR-FAE Engのスペックは136ps/6800rpm、16.3kgm/4400rpmなので、ND Roadsterと近似する値だ。その際の感想としては・・・

 『街中での出力特性としては “扱いやすいEng” と感じた。これには6速ギアが貢献している可能性が高いが、16.3kg-m/4400rpmの割にはトルクが感じられ、モタモタするような事は一切なかった。ただ、前方がクリアになった際にグイっと回転を上げていくと、4000rpm付近から勇ましく廻っていくが “音量に比例した速度には至らない” ように感じた。』

 と書いている。ただし、S3 elise NA1.6Lの車重は900kgであり、ND Roadsterと比較しても100kg近く軽量であることを忘れてはならない。

 とまぁ、自分で実際に走らせてみないと何とも言えない問題なのだが・・・NC比で100kgの軽量化、5速(NC NR-A)から6速へ変わること、ミッションの伝達効率がNC比で27%上昇しているようなので・・・各社インプレッションのように “意外によく走る” と思えるのかな?(笑)


ND Eng&transmission
ND Eng&transmission posted by (C)ginapoolholic


* Sを用意したのは “1t切り” のため?

 今度のNDは “NAの再来” と思われている部分が強い。ただ、25年前と現在の技術が同じレベルであるわけがないので、現代基準でロードスターを作ると “S Special package” になるのではないか。

 ただそれでは、NAと比較してカッチリし過ぎていることに気が付いた開発陣が、“NAのようなヒラヒラ感を再現する” ために用意したのが “S” なのではないかと、個人的には思う。





(↑)の動画で河口さん(S Special package試乗)が言いたかったのは、そういう事では?


* 1t切りに関して

 どーしても1t切りたいのなら・・・NDのSSP(1010kg)なら、バッテリーをドライに変更しただけでも1t切りできるんじゃないのかな?

 NDのEngはアクセラのEngをベースにしているのだけれど、アクセラの標準バッテリーはQ85。これを調べてみると18kg。(汗)1500ccに対応するAliantバッテリーだと、X4クラスになるだろうから、重量は1.62kg。これだけでもTotal 1000kg程度にはなりそうに思う。

 ただし、i-ELOOP車両には電圧の問題があるので、Aliantを用いるのは止めた方が良いかも。(苦笑)


【会場で感じたこと】

 “ND見に来ているのなんか、どーせオッサンばっかりなんだろうなぁ” と思っていたが、意外に “女性の方からの注目度が高いんだな” 、と。六本木という土地柄もあったのかもしれないが、近所で働いているようなOLさんが “これだったら貯金すれば買えるかも・・・?” なんて声も耳にした。(頑張れー:笑)


ND Roadster @ 東京ミッドタウン
ND Roadster @ 東京ミッドタウン posted by (C)ginapoolholic


 また、見学後にミッドタウン内で食事をしたのだけれど、ND Roadsterのカタログを見たウェイトレスさんから “あの赤、良いですよね!” と言われたのにも驚いた。クルマなんて全く興味なさそう女性だったのに・・・意外とみているもんなんだね。(笑)

 この日の展示、走ってもないクルマに “ただ乗り降りするだけ” なのに・・・老若男女問わず、みんな楽しそうにNDを見つめていた。いやぁ、“この商品力は凄いな” と。





 ロードスターは、他社ライバル勢とスペックで比較をすると “完全に見劣りする” クルマ。けれども、これだけ長きにわたり、これだけ多くの方々を “笑顔できる魅力をもったクルマ” って、そうそうないんじゃないだろうか。それは “スペックに現れない部分を開発陣が真面目に造っているから” だと思うんだよね。

 人生を楽しもう ー “Joy of the Moment, Joy of Life”

 さぁーて、ぼく自身は・・・どうするべきか。(笑)
 
Posted at 2015/03/26 14:52:50 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記

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