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2014年11月25日 イイね!

草津の湯船でみた “夢”。

草津の湯船でみた “夢”。 ちょっと時系列が変わるけれども、ドイツから帰国した翌週のこと。この日、有給休暇をいただいて、群馬に初めてお邪魔した。
 
 群馬にお邪魔したのは “サンデさんの地元” を一度走ってみたいと思っていたからだ。お互いに休みがあわず、なかなか実現しなかったが、10月末にボソっと相談したら、サンデさんがスケジュールをいろいろと調整してくださり、今回実現する運びに。(嬉)

 当日、久々に乗るケイマンで “朝の圏央道” を楽しみながら、甘楽(かんら)PAへ。

 数人が集合した後、妙義山で “地元民と触れ合うオプショナルツアー” を堪能。このオプショナルツアー、峠道にも関わらず、おばちゃんが道の真ん中を闊歩、街中同様に路駐しているダンプなど・・・なかなかドッキリさせてくれるツアーだった。もし参加されるのであれば、PCCB推奨。

 え?オプショナルはサンデさんの企画外?しかも、ぼくだけ?(汗笑)


峠の釜めしおぎのや ~ La Locanda del pittore
峠の釜めしおぎのや ~ La Locanda del pittore posted by (C)ginapoolholic


 一通り駆け抜けた後(ぼくは+α(笑))、ぼくの我が儘で、峠の釜めし おぎのやに寄っていただいた。ここで購入した釜飯は、留守番をしてくれていたのんへのお土産。道中、車内で洗濯機ばりにゴロンゴロンしていたけれど、まぁ、それは内緒でね・・・。(汗)

 ランチはサンデさんお薦めのLa Locanda del pittoreへ。ここで “Quattro formaggi” というピザをいただいたのだが、それが非常に美味しかった!

 調べてみると、“Quattro:4つの formaggi:チーズ” という意味らしく、“ゴルゴンゾーラ、タレッジョ、モッツァレラ、パルミジャーノ・レジャーノ” の4つの組み合わせが代表的とのこと。ぼくは癖の強いチーズが食べられないのだけれど(カビ臭いから)、ここのチーズは美味しかった。今度、関東でもQuattro formaggiを探してみようと思う。

 また、この日は奈良からAさんが参戦。ランチをともにした。“日が変わった頃に家を出発しました” と言われていたが・・・あのぅ、“800km/day”って、先日、ぼくが走破に苦労したミュンヘン 〜 ニュルブルクリンク間よりも250kmも長いんですけど?(汗)


草津温泉の湯畑(帰り際)
草津温泉の湯畑(帰り際) posted by (C)ginapoolholic


 食後は “この日のメインイベント” 草津温泉へ!

 ぼくは結構温泉が好きだ。鈴鹿のときも、四国のときも、入れるチャンスがあるときには、まず入っている。しかし、ぼくの周りには “温泉好き” の友人がいない。計画しても何故か潰れるし・・・。(涙)

 なので、今回サンデさんから “じゃあ風呂行きます?” と誘っていただいたときには、迷いなく飛びついた。(笑)しかも、お邪魔した “御座の湯” さんは、“湯畑源泉” と “万代源泉” の2つの掛け流し源泉を “隣り合った湯船で楽しめる” とても贅沢な温泉だった。

 “うわ、やっぱ温泉サイコーだわ・・・”

 多少温度が高めの湯船に浸かりながら、そんなことを思っていると・・・興奮しすぎて疲れたのか、緊張の糸が切れたのか・・・草津の湯でうたた寝してしまったようだ。そして、そこである “夢” をみた。


草津温泉
草津温泉 posted by (C)ginapoolholic


 そのときに見た “夢” は、こんな夢。

 とある峠の登坂車線に入った途端、猛然と加速していくGT3。こちらもプログラムをSport plusに変更、パドルをカチカチッと2連続でクリック。同時にアクセルを底まで踏み込むと、Engから聞こえる “時計のような” 機械音が音量を増す。見渡せる限り、前方の視界はクリア。

 一度、GT3と峠で走ってみたいと思っていた。“RRの911はどのような走りをみせてくれるのか?” 興味があったからだ。ただ、ある程度の領域まで追い込まないと、クルマは “本性” を見せてくれない。

 “キィュゥゥー・・・” という音と共に一気に減速。ほんの僅か、焦げたような匂いが室内に流れ込む。リリースしつつあるブレーキを残しつつターンイン、可能な限り “クリッピングから離れない” ようにする。早めに “向き” を変えることができれば、その時間を脱出の加速に振り分けることができるからだ。

 先行するGT3は、リズム良く、次から次へとコーナーを抜けていく。後ろから見ていても “危うさ” がなく、こちらも引っ張られるように、速度をあげる。

 Porscheの不思議なポイントは “速度を上げれば上げるほど、ロードインフォメーションが増していく” こと。まるで “片手を伸ばせば、タイヤの接地面に触れるような” 感覚。街中でこの感覚は得られない。そして、NC3とはまた異なる “一体感” を与えてくれる。


やまのなか
やまのなか posted by (C)ginapoolholic


 “それなりの進入速度” になってきたので、ラインをワイドに変更。

 進入時はアウト側目一杯、クリッピングゾーンを通り、脱出もアウト側目一杯に。要は “車線内アウトインアウト”。そのラインでコーナーを高速で旋回しつつも “数%のアクセル開度によるわずかなトラクション” を後輪に常時与えることで、挙動を安定させる。リアがじりじりと流れ出している領域だが、その流れ方に唐突さはなく、神経を過敏に張り巡らせる必要はない。

 F 235/35+R 305/30を履くGT3に対し、Cayman SはF 235/40+R 265/40。

 リアは片輪40mmの差があるが、細いことで “リアステアのような状態” になっているためか、“荷重がそれほど残らない” 中〜高速コーナーでは、スロットルによる進路修正もし易く、何とかついて行くことができる。また、MTであるGT3に対し、こちらはPDK。多段、かつ “コーナリング中にでも気兼ねなくシフトできる” メリットを最大限に活かし、常に最適なギアを選択、GT3の背中を追いあげていく。

 しかし、フルブレーキングにて “荷重をドンッと乗せることになる” タイトコーナーでは、まるで歯が立たない。

 フルブレーキングにて荷重配分が50:50に近くなった911は、非常に安定した姿勢を保持したままコーナーを旋回、出口では “水澄ましのように” スルスルっと離れていく。ここが “RR 435ps” の真骨頂。この点、caymanのブレーキシステムはちょっとPoorで、自身が描いたポイントで止まりきれないことがある。

 山頂に近づくにつれ、コーナーが徐々にタイトに。コーナー出口を確認する目的で視線を移動したその先に、チラリと見えたGT3の側面。“ん?立ち上がりで落ち葉でも踏んだ?” と思いつつも、すり抜けられる準備をしたが・・・GT3は “一切のおつりももらわずに” 体勢をスッと立て直した。ナイスリカバリー!

 そんなところで登坂車線も終了したので、“2台の戯れ” も終了。

 前述した “コーナリングの自由度の高さ” をcaymanの強みとするならば、“タイトコーナーにおけるフルブレーキング時の安定性、そしてコーナーからの立ち上がりの良さ” が、911のEssenceなのだろう・・・。



こ:『じなさん!?じなさんっ!湯船で寝ちゃダメですよっ!』

じ:『んんっ、こたさん??  ・・・あれ?もしかして、ぼく寝ちゃってました?(汗)』

こ:『えぇ。じなさん、さっき動かないので “もしかしたら?” と思って・・・。(汗)』


 あ、そういえば・・・サンデさんもよく夢をみる方だったような・・・。(爆)


駒寄PA ~ 帰路へ
駒寄PA ~ 帰路へ posted by (C)ginapoolholic
 

 温泉をあがった後、温泉饅頭を買い、温泉卵を楽しみ、夜の榛名を気持ちよく流し、関越にアクセスして、駒寄PAにて解散。サンデさんにお礼を述べて、こたさんと共に帰路へ。

 “Autobahnも良いけど、日本の高速も侮れないよなぁ・・・”

 なんて思いつつ、復路のドライブまで目一杯楽しめた一日。幹事のサンデさん、ご参加の皆様、ありがとうございました!
 
Posted at 2014/11/25 20:01:24 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2014年11月18日 イイね!

Ich lief dem Nürburgring! - Deutsches Museumを訪れる -

Ich lief dem Nürburgring! - Deutsches Museumを訪れる -  高校生の時、ニューヨーク近郊にホームステイをさせてもらったことがある。

 その際、スミソニアン博物館に連れて行ってもらった。そのなかにある国立航空宇宙博物館各種展示物が凄く面白くて、数十年経った今でも、ぼくにとっては忘れられない思い出となっている。

 今回、ミュンヘンに関していろいろと検索していた際、ぼくの目にとまったのがドイツ博物館

 航空関係の展示物が充実していて、前述した国立航空宇宙博物館に似た雰囲気を感じたのだ。それで何となく興味を惹かれ、今回の旅程に組み込んだ。結論から述べると・・・ここ、大当たり。(笑)

 ドイツ滞在2日目の朝。パナメーラを駆り、早朝のミュンヘンをイーザル川沿いに走る。

 移動中に見かけた歴史のある建造物、川の畔に立った木々からの木漏れ日など・・・パナメーラから見えた車外の光景は “まるで映画のワンシーン” のようで・・・この時のショートドライブは、ぼくにとって “この旅行のハイライトのひとつ” になっている。感傷的かもしれないけれど、それくらい “気持ちの良い瞬間” だった。


Münchenの朝
Münchenの朝 posted by (C)ginapoolholic


 今回、ホテルを予約するときに “敢えて外した項目” がある。それは “朝食”。宿泊プランに朝食が入っていないと、必然的に街中へ出かけなくてはならない。そこで、現地の方と話しをしてみたりすることがまた面白いからだ。

 ドイツ博物館近くにパナメーラを路駐、街中をフラフラしていると、ひとりのおじいさんから声をかけられた。

お:おーい、お前達。ドイツ博物館はそっちじゃないぞ?
じ:いやいや、お腹すいちゃって・・・軽食とれるようなとこ探してるんですよ。
お:おー、そうかそうか。んじゃ、あっちに数件あるから行ってみなー。
じ:どうもありがとう!

 教えてもらった方向に数分歩いて行くと、雰囲気が良さそうな店を発見。そのお店でも “これとこれくださーい” “ちょっと暖める方が良い?” “お願いしまーす” な感じで、英語が通じた。ぼくは上手に英語を話せるわけじゃないけれども、これらから “ドイツの方はかなり英語が話せるんだな” と認識。

【ドイツ旅行 豆知識⑤:英語はかなり通じる】

 英語普及率に関しては、前日、レバーケーゼさんにも伺ったのだが “ドイツ人の30%は全然大丈夫、20%はあやふやな面もあるけれども、計50%程度は英語での会話が問題ない” とのことだった。


2014/10 Münchenでの朝食
2014/10 Münchenでの朝食 posted by (C)ginapoolholic


 おじいさんのおかげで美味しい朝食をとることができた。ぼくも “日本で困っているような外国人観光客を見かけたら、力になってあげないといかんなぁ” などと思いつつ、来た道を引き返す。

 ふと、路上駐車しているクルマ達を眺めていると、ダッシュボードに見慣れぬ黄色い紙が置いてある。あれ?これ、もしかして・・・パーキングチケットじゃないの??(汗)

 よくよく見ると、パナメーラを路駐した脇にパーキングメーターが設置されており((↑)写真:下段中央)、そこにコインを投入すると、それに応じた紙がプリントアウト((↑)写真:下段右)、みんな、その紙をダッシュボードに置いていたわけだ。

【ドイツ旅行 豆知識⑥:路駐する際にはパーキングチケットを購入、ダッシュボードに置いておかなくてはならない】

 ちなみに料金は€1.0/hだったが、場所によって値段が変わってくるとのこと。“30min、タダで路駐してゴメンね” と心の中で謝りつつ、ドイツ博物館にむかう。(苦笑)

 入館券窓口に行き、料金の確認をすると・・・なぜか “3カ所廻れるパック” みたいな表示がある。入館料を見ていくと、1カ所であれば€8.5/人、3カ所であれば€15/人。“何処に他の2カ所はあるんだろう?” と思いつつも、良くわからなかったので・・・とりあえず€8.5の入館券を購入、無事入館。


2014/10 Deutsches Museum-1
2014/10 Deutsches Museum-1 posted by (C)ginapoolholic


 入館してまず出迎えてくれたのが、Maria HF31という帆船((↑)写真:上段右)
。“1880年から1950年まで運用され、ハンブルグの船籍証明書の原本とともに展示” されていた。(こちらから引用させていただいた)この船は片側がカットモデルとなっており、“どのように利用されていたか” 内部に関しても観察できる。

 上のフロアに上がっていくと、航空機関連の展示。

 (↑)写真中段中央にある戦闘機はLockheed F-104 Starfighter。アメリカ合衆国初のマッハ2級ジェット戦闘機らしい。Mig-15の対抗機なのに、ぼくは “あれはMigかな?” なんて思ってた。(苦笑)F-104の写真右側に見えるのは、Airbus A300のタイヤ部分。意外と軽くて、ぼくひとりでもクルクル廻すことができた。タイヤ代、高そう。(汗)

 航空機フロアも2段に分かれており、上段に上がると管制塔気分も味わえるので、管制官の真似をしていたら。それを見ていたドイツ人が噴き出してた。(笑:(↑)写真下段中央)また、LufthansaのBoeing 707内部に乗りこむ入り口があり、コクピットを覗くことが可能。

 (↑)写真下段右にあるJunkers Ju52は1930年代にかけて、ルフトハンザ社の主力旅客機だったのだけれど、第二次世界大戦ではドイツ空軍の主力輸送機になった。後にエンジンの非力さが指摘され、BMW製Engに換装されたのが、今回展示してあったJu 52/3mらしい。


2014/10 Deutsches Museum-2
2014/10 Deutsches Museum-2 posted by (C)ginapoolholic


 “このカラーリング、かっこ良いじゃん” なんて思ったのは、(↑)写真上段左にあるMesserschmitt Bf109

 Bf109をWiki参照すると “特にバトル・オブ・ブリテンの空中戦において、気化器を装備してマイナスGがかかるとガソリン供給が一瞬途切れる英国戦闘機のエンジンに対して、そのような事がない燃料直接噴射ポンプは効果絶大だった” と書かれている。ということは、この機体はこの時代なのに、直噴Eng搭載 = うちのケイマンのご先祖様ってことだよね?(笑)

 あとは “温泉に浮かべてみたいような” 戦艦、船のスケールモデルがたくさんあった。数は数えていないけれども、おそらく40くらいあったんじゃないだろうか?船は飛行機以上にわからないので、割愛させていただく。(苦笑)

 地下の一番奥にはUボートのカットモデル((↑)写真中段右、下段中央)。Chicagoに行った際、Museum of Science and Industry(科学産業博物館)でUボート内部に入ったことがあるのだけれど、そのモデルはU-505であり、ドイツ博物館のモデルはU-1で異なるもの。U-1はプロトタイプに近い存在のよう。

 時間がない中、ざっと廻っただけでも、こんな感じなので・・・

【ドイツ旅行 豆知識⑦:ドイツ博物館は1日じゃ到底廻りきれない量の展示物がある】


2014/10 Deutsches Museum-3
2014/10 Deutsches Museum-3 posted by (C)ginapoolholic


 さらにさらに・・・シュライスハイム航空博物館と交通センター館という、2つの分館があるらしい。だから、入館券窓口に “3カ所廻れるパック” があったのか。“地球の歩き方” 読んでいったのに、見落とした・・・。(汗)

【ドイツ旅行 豆知識⑧:ドイツ博物館は本館以外に “航空と自動車” 2つの分館がある】

 今回、ぼく達は時間の関係上でどちらの分館も訪れることができなかったけれども・・・今度機会があれば、是非行ってみたい!特に “交通センター館”。んー、でも、本館ももう一度ゆっくり観たいな。(笑)

 そして、この日の午後、遂にAutobahnを利用してNürburgringへと移動を開始することとなる。ドイツ博物館を出発したのが、14時頃。“Google mapでは6時間で到着する見込み” だったのだけれど・・・果たして、Nürburgringへと無事到着できるのか?(苦笑)


München ~ Nürburgring
München ~ Nürburgring posted by (C)ginapoolholic


【ドイツ旅行 2014:目次】

1. 渡独経緯〜パナメーラレンタル予約
2. Münchenの夜
3. Deutsches Museumを訪れる
4. Autobahn 地獄の600km
5. Nordschleifeを走るためには?
6. 遂にNordschleifeを走る
7. Porscheの聖地へ
 
Posted at 2014/11/18 14:58:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2014年11月09日 イイね!

Ich lief dem Nürburgring! - Münchenの夜 -

Ich lief dem Nürburgring! - Münchenの夜 - 今回の渡独は “ANA 羽田→ミュンヘン便” を選択、約12時間のフライトとなった。

 4年前、シカゴに行った際には、確かノースウエスト航空だったのだが・・・サービス最悪。なので、“10時間以上のフライトは嫌だなぁ・・・” という気持ちがあったのだが、今回のANAは非常に快適だった。

 ANA国際線、機内食は美味しいし、各席にモニターがあるので好きなときに好きな映画が見られるし、CAさんは気が利いてるし・・・やっぱり、こういうサービスで日系エアラインに敵うものはないのかもしれない。


2014/10 Travel to Germany-1
2014/10 Travel to Germany-1 posted by (C)ginapoolholic


 そんなわけで、それほどダメージなくミュンヘンに到着。日本とドイツの時差は8時間あり、日本を13時に出発したにも関わらず、16時にミュンヘン到着という不思議な状態となる。

 早速、AVIS社のカウンターへ行き、パナメーラレンタルの手続き。コンシェルジュの方が用意して下さった紙を見せると、話しはスムーズに進んだ。書類が終了すると、パナメーラの置いてある場所、空港内にあるガソリンスタンドで給油してから返却すること、返却時には傷の確認があることを説明され、鍵を受け取る。

 落ち着いたところで、Dr.Pさんご要望のApfelschorle(アプフェルショルレ:りんごジュース+炭酸水)をスーパーへ買い出しに。のんも意外と物怖じしないことがわかったので、トレーニングがてら一緒に買い物へ。そんな “初めてのお遣い” を写したのが(↓)写真の右上。(笑)


2014/10 Travel to Germany-2
2014/10 Travel to Germany-2 posted by (C)ginapoolholic


 買い物も “無事” 済んだので、いよいよミュンヘン市内に向けて出発。

 レインボーの通路を通り、指定されたP6 EAST 4Fに向かう。なかで迷いながらも、何とかパナメーラと初対面。こいつにこれから3日間お世話になることになる。初のLHD、“やっぱでかいなー” なんて思いながら、ゲートに向かい、駐車券を入れるも・・・

 え?・・・出られない??どして???(苦笑)

 駐車券の方向を変えてみたりするも・・・ゲートはビクともしない。“あらー、時間が過ぎちゃったのかな?” と思い、恐る恐るパナメーラをバックさせ、先程の停車位置近くに戻る。とある方との待ち合わせ時間があったので “こりゃあ、マズイなぁ・・・” なんて思いつつ、駐車場管理室で恐る恐る訪ねると・・・ “それ、駐車券の入れ方が裏表よ?” と爆笑された。


ミュンヘン空港 - 駐車場管理室(これは帰りに撮影)
ミュンヘン空港 - 駐車場管理室(これは帰りに撮影) posted by (C)ginapoolholic


 これ、“じなくん、君にはガッカリだよ” と言われかねない出来事だ。(のんから目でそう言われていたような・・・笑)
 
【ドイツ旅行 豆知識③:駐車券はバーコード記載側が表面になる】

 バーコード記載面に矢印があるので、それを確認するのが良いと思う。これは “地球の歩き方” にも乗っていないはず・・・。(苦笑)

 初LHD&初海外運転&初右側通行だったので、手に汗をじっとりかきながらも、その後は無事にミュンヘンのホテルまで移動。“待ち合わせの時間があった” と前述したが、ホテルでお待ちいただいていたのは、ミュンヘン在住のレバーケーゼさん。(初めてにも関わらず、一時間もお待たせして本当に申し訳ありませんでした(汗))


2014/10 Travel to Germany-3
2014/10 Travel to Germany-3 posted by (C)ginapoolholic


 ご挨拶もそこそこに、夕食へ向かうことに。地下鉄で、ホテル近くのNordfriedhof駅からMarienplatz駅に移動。

 (↑)写真にあるように、切符はレバーケーゼさんが用意してくれていた。ドイツの地下鉄には “5人まで一日中乗り放題” という切符があるらしい。また、ドイツの地下鉄は改札がない。かわりに私服駅員がいて、車内で提示を求められることがあるそうだ。なので、キセルもできるけれどもバレると罰金が科せられるらしい。とても合理的!

【ドイツ旅行 豆知識④:ドイツの地下鉄には “5人まで一日中乗り放題の切符” がある】

 到着したMarienplatz駅からは、周りをキョロキョロしつつ、向かった先はHofbräuhaus(ホフブロイハウス)。『バイエルン国王のためのビール』として1589年に「ホフブロイハウス(宮廷醸造所)」として創設されたこの建物は、まるでハリーポッターに出てきてもおかしくないような雰囲気を醸し出していた。


2014/10 Hofbräuhaus München
2014/10 Hofbräuhaus München posted by (C)ginapoolholic


 普段はアルコールを飲まないぼくも、折角ここに来たからには “本場のビール” を味わってみたい!ただ、どれを選んで良いかわからなかったので、まずはPilsner(ピルスナー)を選択。日本のビールと比較すると “苦み” ならびに “シュワシュワ感” が少ないような感じで飲みやすかった。

 ビールと共にいただいた料理は、Weißwurst(ヴァイスヴルスト:写真中段中央)、Leberkäse(レバーケーゼ:写真中段右)、Brezel(プレッツェル:写真下段左)、das Schnitzel(シュニッツェル:写真下段中央)。

 “ドイツ料理は味気ないので、醤油をもっていった方が良い” というHPを見かけたので、少量だけ持参したのだが・・・旅行で数日間滞在する分にはとても美味しくいただけたので、醤油は全く使用しなかった。まぁ、ほとんどガソリンスタンドでしか食事してないんだけれど・・・その話しは後日に。(笑)

 他の食べ物に関してはコチラが詳しいので、興味がある方はご参照あれ。


2014/10 Marienplatz
2014/10 Marienplatz posted by (C)ginapoolholic


 旅の疲れも手伝ってか、ほろ酔い気分でMarienplatzに戻る。(笑)

 ちなみにPlatzはドイツ語で広場という意味なので、Marienplatzはマリエン広場となる。このマリエン広場で必ず目に入るのが新市庁舎。“新” とはいえど、建てられたのは1874年で、既に140年の歴史を持つ建物だ。

 ほろ酔いなので、思わず新市庁舎の真似をしてみたのが(↑)左上。今から振り返ると・・・ちょっと恥ずかしい。(苦笑)

 レバーケーゼさんは帰りもわざわざ地下鉄でホテルまで送って下さった。本当に感謝。もうこの時点で “あー、ドイツに来て良かったな” なんて思いつつ、久々のベットで深い眠りにつく。そう、翌日はミュンヘン → ニュルブルクリンク 600kmの大移動が控えているのだ。


【ドイツ旅行 2014:目次】

1. 渡独経緯〜パナメーラレンタル予約
2. Münchenの夜
3. Deutsches Museumを訪れる
4. Autobahn 地獄の600km
5. Nordschleifeを走るためには?
6. 遂にNordschleifeを走る
7. Porscheの聖地へ
 
Posted at 2014/11/09 18:47:35 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記
2014年11月05日 イイね!

Ich lief dem Nürburgring! - 渡独経緯〜パナメーラレンタル予約 -

Ich lief dem Nürburgring! - 渡独経緯〜パナメーラレンタル予約 - 耐久レースを経験した者にとっては “憧れの地” であるNürburgring。2014年も6月に24h耐久が開催、みん友のDr.Pさん現地観戦に行かれており、後日その話しを伺った。

 現地観戦の話しを聞き、“いーなー!” なんて言っていた矢先・・・Dr.Pさんが晩秋の頃に再度の渡独を考えているという。

 6月は試験前だったために余裕がなかったが(苦笑)、晩秋であればぼくも休みがとれるかも?なーんて冗談半分で話していると・・・ぼく、のん、Dr.Pさんともに休みがとれそうな日を発見、その日の航空チケットも手配可能・・・とトントン拍子に話しが進み、いきなり渡独することに。(笑)

 こうして “憧れのNürburgringを走行する” 機会に恵まれた!

 沖縄ツアーの時もそうだったが、ぼくは折角旅行に行くのであれば “思い出に残る旅行” をつくりたい・・・ので、ネットで事前検索をちょこちょこ開始。

 Dr.Pさんが本来渡独する目的として “アウトバーンをこころゆくまで走りたい!” ということだったので、今回は【ミュンヘン → ニュルブルクリンク → シュトゥットガルト → ミュンヘン】という総走行距離1200kmのロングランスケジュールを計画。(汗)


今回の旅行行程Map
今回の旅行行程Map posted by (C)ginapoolholic


 となると “旅のお供であるレンタカーは何にする?” という話しになるのだけれど・・・どうせなら “ポルシェでアウトバーンを走る” ということをやってみたくなった。 そこで、PCみなとみらいのMy担当さんにお願いし、パナメーラを試乗させていただいた。(911も考えたけれど・・・3名だと、どう考えても荷物が載らないので諦めた)

 1時間ほどフリーで試乗させていただいたのだけれど、ぼくの “何シテル” には・・・

 『今日はパナメーラに試乗させてもらった。最近、大きなクルマに乗っていないので、その大きさを強烈に感じるのかな?と予想していたんだけれど、自分で実際に運転してみると “車両感覚の掴みやすさ” に驚いた。やっぱり、クルマは実際に運転してみないとわからないことが多いよね。(笑)』

 という記載が残っており、予想していたよりも運転しやすかった印象!(笑)


2014/10 Preparing for Germany Travel-2
2014/10 Preparing for Germany Travel-2 posted by (C)ginapoolholic


 この試乗で “今回の旅のお供” はパナメーラに決定。レンタル費用が高いであろうことは予想していたけれども “ポルシェでアウトバーンを走る” というのは、“ぼくの夢のひとつ” だったので・・・思いきって借りてみた。(笑)

 これで車種は決定したので、次にレンタル予約。サクっと予約できると思っていたら、それがまた大間違いで・・・。(汗)

【ドイツ旅行 豆知識①:AVIS JapanでPorscheを予約することはできない】

 これから、今回の旅行で苦労したポイントは【ドイツ旅行 豆知識】でシリーズ化していく。(笑)

 ネットで検索していくと、大手のAVIS社がポルシェレンタルをしているよう。しかし、AVIS Japanにポルシェ予約に関して問い合わせると “日本では予約できない。本国のAVIS Germanyに問い合わせてくれ” の一点張りで、にべもなく断られた(その対応では日本支社の意味がないと思うんだけれど・・・?)。


AVIS Germany
AVIS Germany posted by (C)ginapoolholic


 で、本国HPを見てみると・・・途中までは英語だが、途中からドイツ語のみになる。しかも、契約上、大事なポイントがドイツ語で記載されているっぽい。(汗)

 Google翻訳を使用して何とか頑張ってみるも、どうにも理解できないポイントが幾つか残る。(ex.走行距離は○○km/dayまで?10/30よりレンタルでもウインタータイヤは必要?等(ドイツでは11月1日~4月15日まで冬タイヤ装着義務期間 → 11/9訂正:ドイツ法律では、雪や凍結やシャーベット状のときは、M+S印のタイヤにしていなくてはならない。コチラを参照)

 “こりゃ、自分で予約は無理だな・・・” と途方に暮れて、ドイツ旅行専門店、翻訳業者へ訪ねることも考えたのだけれど、ダメ元でカード会社に聞いてみたら・・・“ドイツ支社に連絡すれば、おそらく可能かと・・・” とありがたい返答が! 何故、いつもはカードを利用しないぼくがそれに気が付いたかというと・・・

【ドイツ旅行 豆知識②:AVIS GermanyでPorscheをレンタルするにはカードが2枚必要】

 他の方のHPで知ったのだけれど、どうやらPorscheをレンタルするには “カードが2枚必要” らしい。しかも、国際ブランドで必要とのこと。(JCBはダメかも?)

 ぼくはカードにあまり興味がないのだけれど・・・海外旅行でカードが一枚というのは不安だし、ポルシェカードなら一枚でもレンタル可能かも?なんてHPも見かけたので、ポルシェカードの申し込みをしていた。(レンタル自体はポルシェカード(world Master)+某カード(普通のVISA)で借りられた)

 なので、“もしや予約代行がお願いできる?” と思って連絡、20回ほどのメールやりとりにて何とか予約にこぎつけたわけだ。(笑)この件を担当していただいたコンシェルジュのお二方には非常に感謝している。


Porsche card
Porsche card posted by (C)ginapoolholic


 また、後日知ったのだけれども、ドイツでポルシェをレンタルできるのはAVIS社だけではない。

 Europe Luxury CarhireElite rent a carなどもあるが・・・Europe Luxury CarhireでPanamera GTSを3日レンタルすると€2460/3days、AVISではPanamera 4で車格の差はあるが€1650/3daysだったので・・・€810(11万)の差となる。Elite rent a carはそもそもミュンヘンにおけるポルシェレンタルがなかったので(ベルリンにはあるみたい)、やはりAVISで正解だったかな?と思う。

 さて、海外で運転するには当然のことながら国際免許取得が必要。ぼくは神奈川在住なので、二俣川で即日交付としてもらった。

 注意しなくてはならないポイントは・・・写真の大きさがタテ5.0cm×ヨコ4.0cmとちょっと変わったサイズ(街のインスタント証明写真機ではあまり扱いがないサイズと思う)、受付が16:15で終了すること。必要書類等はコチラから確認されるのが良いと思う。

 混雑していなければ、小一時間程度で終了、交付という流れになる。


2014/10 Preparing for Germany Travel-1
2014/10 Preparing for Germany Travel-1 posted by (C)ginapoolholic


 レンタカーの予約以外にも、ホテル予約やニュルブルクリンクでのレースレンタカー予約の話しもあるのだけれど・・・それはまた後日に書いていこうと思う。

 あー、今回はブログ短く書こうと思っていたのに・・・全然短くならなかったなぁ。(苦笑)


【ドイツ旅行 2014:目次】

1. 渡独経緯〜パナメーラレンタル予約
2. Münchenの夜
3. Deutsches Museumを訪れる
4. Autobahn 地獄の600km
5. Nordschleifeを走るためには?
6. 遂にNordschleifeを走る
7. Porscheの聖地へ
 
Posted at 2014/11/05 20:32:00 | コメント(13) | トラックバック(0) | 日々徒然 | 日記

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