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2014年12月28日 イイね!

思っていたのと結構違った / S3 elise NA1.6L 試乗記

思っていたのと結構違った / S3 elise NA1.6L 試乗記 ぼくのNC3 Roadsterも、来年で初回車検を迎える。

 車検だからといって “ND Roadsterへの乗り換え” は全く考えていません!・・・というと、嘘になるのだけれど(苦笑)、個人的にはNDもNR-Aが欲しいと思っていること(NR-Aは発表がいつも1年くらい遅いらしい)、バックオーダーが結構な数=納車待ちが長くなりそうなこと、初期ロット車はちょっと怖い・・・ということもあって、乗り換えるとしても “発売直後ではなさそう” な気配。

 そんなことを考えていると・・・んじゃ、パワー、車重的に被りそうな立ち位置になりそうな “Lotus eliseってどうなのよ?” なんてふと思った。

 流石に新車は700〜800万するけれど、中古ならばアリなのかな?なんて思い、ネットをパラパラしていると・・・2010〜2012model、NA1.6L、Supercharger1.8Lでも “10000〜30000kmで450〜500万” の車両が結構目にとまる。

 そんなことから “いちど試乗してみたい!” と思い、Lotus東京さんにお邪魔することに。

 試乗希望の旨を伝え、用意していただけたのが(↓)の車両、S3 elise NA1.6L model。このモデルに搭載されているのはトヨタの1ZR-FAE。136ps/6800rpm、最大トルクは16.3kg-m/4400rpmなので、ND Roadsterと大きく変わらないSpecとなりそうなことから、こちらの試乗をお願いした。


Test drive of the Lotus Elise-1
Test drive of the Lotus Elise-1 posted by (C)ginapoolholic


 今回の試乗は “市街地かつ30分程度” だった。なので、“エリーゼの本領まではわからない” だろう。しかし、乗り出し5分で、自分の “好みかどうか” は何となく判断できるのではないか・・・というのが、ぼくの考え。“百聞は一見に如かず” とも言うし。(笑)

 営業さんにコースを案内していただき、途中で運転交代。

 分厚いサイドシルをまたぎ、ドライバーズシートに体を滑り込ませる。見た目ペラペラなシートは、座ると意外に心地よい。ステアリングはかなり小径で、パワステが装着されていないことからも、操舵するのにそこそこの重さを感じる。クイックさを抑制するためなんだろうか?

 クラッチのミートポイントを確認しつつ、ユルユルと走り出す。

 シフトは・・・NC3と比較すると、かなり渋い。クルマが暖まってきた試乗後半ではそこそこ良くなってきたが、それも渋いと感じた。みん友のひでエリさんもそのような事を書かれていたので、大きく間違いではないのではないだろうか。

 反面、ペダルレイアウトはかなり良好。試乗開始5分後にはH&Tができるように。アクセルとブレーキが非常に近く、H&Tはし易いと感じた。


Test drive of the Lotus Elise-2
Test drive of the Lotus Elise-2 posted by (C)ginapoolholic


 アクセルを煽ると “かなりの音量” が室内に飛び込んでくる。

 営業さんに尋ねると、試乗させていただいた個体は5ZIGENマフラーに換装されているとのこと。バラバラバラというアフターファイヤーの音が聞こえ、やる気にさせてくれるのだが、“調律がとれた音質” ではないように感じ、個人的にはあまり好みではなかった。ノーマルはどんな音なのだろう?

 で、その音の発生源となっているのが、Lotusオーナー間でも賛美両論あるといわれるToyota 1ZR-FAE Eng。

 街中での出力特性としては “扱いやすいEng” と感じた。これには6速ギアが貢献している可能性が高いが、16.3kg-m/4400rpmの割にはトルクが感じられ、モタモタするような事は一切なかった。ただ、前方がクリアになった際にグイっと回転を上げていくと、4000rpm付近から勇ましく廻っていくが “音量に比例した速度には至らない” ように感じた。

 まぁ、136ps/6800rpmのEngに、あまり多くを求めちゃダメだよね。Lotusとしても、それを見越してなのか、ラインナップにSupercharger 1.8L modelが準備しているわけだし。ただ、ND Roadsterにしても、“同様の印象を持つ可能性” はあるんだろうな、と。


Test drive of the Lotus Elise-5
Test drive of the Lotus Elise-5 posted by (C)ginapoolholic


 さて、“eliseの真骨頂” であるシャシーの印象はどうか?

 バスタブフレームを持つことは知っていたが、走行中、これほどまでにその存在を感じるとは思わなかった。というのも、クルマが “全く捩れない”。後述するけれども、このクルマに対して “レーシングカートっぽく感じた” のは、この点が一番大きいように思う。

 ただ、バスタブの占める面積が大きすぎて、“サスペンションアームが短め=ストローク量が少なめ” になっているかな?とも感じた。それは、路面のギャップを超える度に “ピョコピョコ” する感じがしたからだ。(実際に計ったわけではないので、他のクルマと変わらなかったらスイマセン(汗))

 また、“900kgという車重はどれだけ運動性能に貢献しているのか” と思っていたが、意外なことに、あまり軽さは感じなかった。1100kgあるNC3 Roadsterのパワーウェイトレシオが6.47kg/ps、今回試乗させていただいたS3 eliseでも6.61kg/psと類似した数字だからか。


Test drive of the Lotus Elise-3
Test drive of the Lotus Elise-3 posted by (C)ginapoolholic


 今回の試乗はここでおしまい。

 結論から述べると、eliseは “レーシングカートを大きくして、それに外装を装着したようなクルマ” と感じた。それに比べると、caymanやNC Roadsterはあくまで “乗用車の延長上” にあって、そこが “両車の違い” であるように思えた。(これは “どちらが速い” という問題ではなくて、“クルマ造りの思想” に関して)

 eliseも、もう少し “乗用車より” かと思っていたんだけれど・・・ぼくの予想は外れたかな。コレを買って幸せになれるかは、“前述したポイントをどれだけ許容できるか?” ではないかと思う。ぼくは・・・とりあえず、ND試乗待ちかな。(笑)
 
Posted at 2014/12/28 15:27:32 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2014年12月25日 イイね!

幹事のあとがき(笑) / みんカラ忘年会2014

幹事のあとがき(笑) / みんカラ忘年会2014 体調崩しちゃって(風邪?)、ご挨拶がちょっと遅れちゃいましたが、先日の忘年会にご参加の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました!

 2次会の最後の最後に、Yama@mutekiさんから勧められたタイプ分けを行ったら、ぼくのタイプはコントローラーと判明。

 コントローラーの特徴には “人を寄せ付けない印象を与える” というのがあって、“えー?ぼく、そんなことないでしょ?” と周りに聞いたら、“あー、あなたはそういう感じあるよね・・・” と異口同音に答えが返ってきて、ちょっとビックリ。(笑)

 さて、そんな “人を寄せ付けない印象を与える” コントローラーじな(戦隊モノみたい:笑)が幹事を務めさせていただいた “みんカラ忘年会2014”。

 ご参加の皆様、楽しんでいただけましたでしょうか?

 今回の忘年会、サンデさんに案内していただいた草津温泉ツアーの際に、“忘年会でもやりたいねぇ” という話が出たのが事の発端。当初、“場所は都内かな?” と考えていたのですが、“前回の焼肉屋さんでっ!” というリクエストがあったので、同店での開催に決定。


いつもの “シャトーブリアン”
いつもの “シャトーブリアン” posted by (C)ginapoolholic


 いつものメンバーに声をかけているうち、“あの人も呼んで良い?” “この人も呼んで良い?” という話になり、当日お集まりいただいた方は総勢12名に。予想していたよりも大人数になったため、この時点でちょっと “ビビりスイッチ” オン。(や○気スイッチじゃない:笑)

 “本当に全員、ちゃんと来るのかなぁ” なんて薄々思っていたのですが・・・今回、参加表明した方のうち、ドタキャン、ならびに遅刻をした人間は “ひとりもおらず”。

 自分の時間が貴重な人は、相手の時間だって無駄にしないという “基本的だけれども、大切な事” がきちんと守られているのは、皆さん流石だな、と感服。


みんなで記念写真
みんなで記念写真 posted by (C)ginapoolholic


 そうそう、ぼくも今回 “幹事としての目標” を設定していました。それは参加者全員に “満遍なく” 楽しんでもらえるようにすること。

 だって、折角の時間とお金を使って来てもらって “あんまり楽しくなかったなぁ” なんていうのは・・・あり得ないでしょ? ぼくが参加者であれば、そういう思いをしたくないですしね。

 こういう集まりだと “顔馴染み同士” でくっついちゃって、そこで話しに花が咲いちゃうことが多いと思うのですが・・・それでは、新しい世界を知ることができないし、第一、初参加の方に退屈な思いをさせてしまうことになりがち。そうはしたくなかったので、2次会では “敢えてあのような形” にさせていただきました。

 あれで、みなさんにプレッシャーがかかってしまったかもしれないのですが・・・そういう理由なので、ゴメンなさい。(汗)

 そんなわけでスタートは常連さんに無茶ぶりしちゃいましたが、yamaさんが白インプ、サンデさんが夢日記と、華麗に話しを捌いていただいたおかげで、早々に “話しのテーマ” が見つかり・・・みんなが上手く “ひとつの会話” に参加できるような雰囲気になったのがとても良かった。

 まぁ、2人とも “笑いのハードル上げすぎ” だったけど!(笑)


ついつい食べちゃった “夜中のパンケーキ”
ついつい食べちゃった “夜中のパンケーキ” posted by (C)ginapoolholic


 冒頭のサムネイル画像が示しているように、世の中には様々なタイプの方がいらっしゃいますが・・・今回の参加者のような方々が、このような機会で掛け合わさって、“ある種の化学反応” が起きると面白いことが起きるんじゃないかな?・・・なんてことを、個人的にはちょっと期待してたりします。なので、今後も “新しい方” をちょいちょい誘ってみたりしたいですね。(笑)

 “幹事のあと書き” としては、こんな感じ!

 現時点では “いつ何やる” とか全く決めていませんが(笑)、また何かしら企画することがあれば、その際にはお付き合いいただければありがたいと思っておりますので・・・来年も宜しくお願いします!
  
Posted at 2014/12/25 16:02:08 | コメント(9) | トラックバック(0) | 日記
2014年12月11日 イイね!

Ich lief dem Nürburgring! - Autobahn 地獄の600km -

Ich lief dem Nürburgring! - Autobahn 地獄の600km - ドイツ滞在2日目。午前中はDeutsches Museumを見学、午後はいよいよNürburgringへの移動となった。

 さて、Google mapでDeutsches Museum〜Nürburgring間の距離を算出すると、約550-600km。移動には “およそ6時間かかる” とのgoogle予測。

 “それって、だいたいどれくらい距離なの?” を日本国内で換算してみると、東名高速 東京ICから淡路島までがおよそ600km弱になるので・・・関東の人間が “よーし、午後から淡路島いっちゃおっか?” と言っているようなことになる。(苦笑)

 しかし、Dr.Pさんの渡独目的としては “アウトバーンをこころゆくまで走りたい!” ということだったので・・・ “600km走れば、満足してもらえるだろう” という準備段階での目論見があった。(笑)

 München市内から郊外、そして、どこが入口かも良くわからないうち、気がついたらアウトバーンへ進入。日本のように料金所がないので、公道の延長上のような感じだ。

【ドイツ旅行 豆知識⑨:アウトバーンは通行料金が一切かからない】

 市街地では、ただ単に “デカイクルマだなぁ” としか思えなかったPanameraだが・・・アウトバーンに入ると、そのサイズは “高速域でのStability” となり、運転のし易さへと変化をとげる。


初めてのAutobahn drive
初めてのAutobahn drive posted by (C)ginapoolholic


 レンタルしたパナメーラはV6 Eng搭載。最高出力は300psなので、320ps/1400kgのケイマンよりも低い出力だ。しかし、トルクが40.8kgmと潤沢なので、意外に苦なく、1820kgあるボディを加速させていく。音は完全な “Porsche sound”。言葉でうまく表現できないのだけれど、“ポルシェ独特の音” がちゃんと備わっている。

 ただ、以前にPCみなとみらいで試乗させていただいたパナメーラと比較して “若干だけれども、なんかどこか鈍重だな?” と感じていた。そして、その原因は装着されていたスタッドレスなのだろうと。

 しかし、本当の原因はそこではなく “AWDモデル” だからだ・・・ということに、後日気がついた。裏を返せば、それくらい “AWDであることがわからないシステム” ともいえる。この試乗記にも暗に記載されているように思うが、“軽快さ” を求めるのであれば、FRモデルを選択するのが良いと思う。(レンタルに選択枝はなかったけどね)

 さて、“Autobahnはどのような雰囲気か?” は(↓)の動画を見てもらうとわかりやすい。

 この動画は、最終日、StuttgartからMünchenへ移動中に撮影した動画だが、“かっ飛んでいるクルマはスーパーカーだけではない” ことがわかってもらえると思う。そして、こういう環境だと “メーカーによるクルマ造りの仕方・考え方” も変わってくるだろうな、と感じた。





 ただ、Autobahnだからといって “どこでも全開OK!” なわけではない・・・というか、意外に規制されている区間は多い。今回の移動での速度無制限区間は “600kmのうち、80km程度ではないか?” とのことだった。(ちなみに(↓)図の上方に、60km/hと30km/hの看板があるが、右側黒丸斜線の看板が “速度制限解除” を示す)

【ドイツ旅行 豆知識⑩:アウトバーンは “どこでも速度無制限” なわけではない】

 しかし、その速度制限の仕方は、日本よりも遙かに合理的で、“危険性が高いと判断された区間のみ” 制限されている印象。なので、Autobahnでのドライブに慣れているドイツ人も “ルールを遵守しているドライバーが多い” のではないかと思う。まぁ、オービスも結構多いらしいけれどね。(苦笑)


アウトバーンの速度規制
アウトバーンの速度規制 posted by (C)ginapoolholic


 他の交通法規に関しては、コチラコチラに詳しく記載されているので、もし “ドイツでのレンタカー旅行” を考えられている方は一読されることをお薦めする。

 そんな感じで、2時間くらい走っただろうか。シュトゥットガルト周辺でNaviの説明がどうも怪しくなってきたので・・・一度アウトバーンから降り、給油と休憩をかねて、近くにあったガソリンスタンドへ。

 ドイツのGSはセルフ式で、ハイオクガソリンは¥220/L前後とかなり高い。ドイツの自動車保有税は、日本に比べて1/4と遙かに安いのだが、“1800cc車に11年間乗ると仮定して、ガソリン税など、計上されていない他の税額を加えてみる” と、日本の自動車ユーザーの税負担は、ヨーロッパより低くなるらしい。(コチラを参照)

【ドイツ旅行 豆知識⑪:ドイツのガソリンは、日本よりも¥40〜50/L高い】

 ということは、“走れば走るだけ税金が上がっていく諸外国” に比べ、“保有しているだけで一定の税金を払わなくてはならない日本” ということになる。前者の方が合理的だな、と感じるのは・・・ぼくだけだろうか。


GSにて休憩
GSにて休憩 posted by (C)ginapoolholic


 GSのなかは “コンビニ+軽食+有料トイレ” な感じで、とても充実していた。それはここのGSのみならず、後日に寄ったGSやSAでもそうだったので、国全土で “そのような造り” なのだと思う。

【ドイツ旅行 豆知識⑫:ドイツのガソリンスタンドは凄く充実している】

 ちなみに、“高速道路にサービスエリアのような場所は、どれくらいの頻度であるのか?” と思われる方もいらっしゃるかと思うが、日本と同じレベル、もしくはもう少し多いくらいに存在しているので、トイレ等の心配はそれほど必要ない。


GS内の様子
GS内の様子 posted by (C)ginapoolholic


 ぼく達も、美味しそうなPizzaの匂いにつられ、ついつい購入。確か、€1/ピースくらい。後述するが、有料トイレ使用後に払い戻しされたクーポン券を利用して購入。

 個人的には、クリスピー系(薄いやつ)よりもレギュラークラスト(パン生地)が好み。ここのピザもちょっとジャンクな味で美味しかった。(ジャンク系、結構好き:笑)


GSにてPizzaを食す
GSにてPizzaを食す posted by (C)ginapoolholic


 食事繋がりで話してしまうが、SAだと(↓)のような感じになる。(これはNürburgring→Stuttgartへの移動時の写真)

 今回、移動が多かった我々は、レストラン閉店時間前まで目的地に辿り着けることがまずなかったので、ほとんどの食事がGS、もしくはSAでの食事となった。

 (↓)写真の左下は、ぼくが頼んだCurrywurst。“えらく香辛料が効いたカレー+メチャクチャな量のポテト” といった感じで、味は至って普通だった。(笑)

 今回の旅行において、ちゃんとしたレストランでの食事・・・は、レバーケーゼさんに連れていっていただいたホフブロイハウス、Nürburgring走行後のPistenklause、帰りの空港くらいではないかと思う。“ドイツグルメツアー” は、次回の課題にしておこう。(苦笑)


SAでの食事
SAでの食事 posted by (C)ginapoolholic


 給油、休憩ともにこなせたので、そろそろ出発。

 立ち寄ったGSの全景は(↓)になるが、 “コンビニ+軽食+有料トイレ” であるのが、建物の外観からもわかってもらえるのではないだろうか。


GSの全体像
GSの全体像 posted by (C)ginapoolholic


 NaviでNürburgringの方向を確認して、夕映えのAutobahnに戻る。

 Autobahnで見かけることが多かったのは、Audi、BMW。次いで、VW、Mercedes、Roverなど。Porsche、Ferrariなんてほとんどおらず、“東名のほうが遭遇する頻度が高いのでは?” と感じたくらいだ。

 ドイツ人にとってもパナメーラは珍しかったようで・・・Autobahn走行中もチラチラと他ドライバーからの視線を感じるし、München市内走行中は “ドライバーはアジア人だねぇ” なんて会話が聞こえたし、Pistenklauseではパナメーラをじっと見つめている男性がいて、こちらに微笑み返されたりした。その顔には “うちの国のPorsche、良いクルマだろう?” と書いてあったような・・・。(笑)


夕映えのなか、再び移動開始
夕映えのなか、再び移動開始 posted by (C)ginapoolholic


 そして、日本の高速道路走行中でもそうなりがちかと思うが、“速度が似たクルマが2-3台でまとまって走る” 傾向があった。130〜180km/hくらいのレンジで、知らないドライバーさんとともに淡々と走行。個人的には “高速道路におけるこういう走り方” は結構好き。

 一度だけ “車間をグイッと詰めてきたAudiのワゴンをぶっちぎってやろう” としたんだけれど・・・全然、余裕でついてくる。

 その様子を見ていたDr.Pさん “じなさん、あれRS4じゃないの?” と言うので、バッジを確認したらそうだった。たぶん、初代(B5)のRS4だと思うんだけれど、調べてみたら、385psもある。それじゃぁ、ちぎれないわ・・・。(苦笑)

 他にも、GSのトイレで一緒だったバイクのにーちゃんが、走行していたぼくらの横にスッと近寄ってきて “お?さっき会った奴じゃん?” みたいな顔をして走り去っていったり、ちょっと走り屋っぽいAudi TTのドライバーと前後入れ替えしながらランデブーしてみたり・・・と、いろいろな出来事があって、楽しく走ることができた。


夕暮れから夜の闇へ
夕暮れから夜の闇へ posted by (C)ginapoolholic


 まぁ、Autobahnといえども・・・快調に流れているときもあれば、(↑)写真左下のように渋滞に捕まるときもあり・・・2時間に1度程度の休憩を挟みながら移動。

 人生初の “右側通行+左ハンドル” で、とんでもなく疲れるのかと予想していたが・・・ある程度慣れてしまうと、Autobahnでの運転はそれほど大変ではなかった。当然、“距離相応の疲れ” はあったけどね。(笑)

 そうそう、(↑)写真右下にあるような “無料トイレ” は壮絶に汚いので・・・可能な限り、使用しない方が良い。特に女性は無理。(汗)ガソリンスタンドが併設されているような大きめのSAに行けば、有料トイレが確実にあるので、そちらを利用することをオススメする。

 で、ドイツの有料トイレはちょっと面白くて “トイレ使用後にはクーポン券払い戻し” がされるのだ。具体的には、トイレ使用料が€0.7であれば、€0.5分がクーポン券で返却、日本円であれば “100円払って70円戻ってくる” ような感じだ。

【ドイツ旅行 豆知識⑬:GSには有料トイレがあって、一部はクーポン券として返金される】

 前述したPizzaは、このクーポン券を使って購入。まぁ、€0.5だけで購入できるものなんてほとんどないので、トイレ利用客の買い物利用にも繋がって、賢いシステムだと思う。


GSの有料トイレ
GSの有料トイレ posted by (C)ginapoolholic


 その後も眠気に耐えながら、移動、移動、移動・・・。

 外国の地で “滅多にない経験” ができているとはいえど、400〜500kmも走っていると流石に飽きてくる。途中のSAで購入したTic-tacのミントを口に頬ばり、“そういえば・・・昔、この会社、Jordan191のスポンサーしてたよなぁ” なんてしょうもないことを考えながら、運転を続けた。


夜間移動 @ Autobahn
夜間移動 @ Autobahn posted by (C)ginapoolholic


 Autobahnを降りてからは、“富士の樹海” みたいな森の中を通って、Nürburgringを目指す。Naviをみると、時刻は既に22:30。Deutsches Museumを出発したのは13:30くらいだったので、タラタラと休憩を挟んでいたとはいえ・・・Münchenからの移動に9時間もかかったことになる。(苦笑)

 Navi上で “残り2.9km” の表示をみたときには、ちょっと涙でた。((↓)ね:笑)


やっとNürburgring近郊へ
やっとNürburgring近郊へ posted by (C)ginapoolholic


 そして、何もないところから、デデーンと現れた “Nürburgring” の象徴的なネオン。これを見た途端・・・

 “おぉー!やっとニュルに到着したんだー!!”

 という気持ちが沸き上がり、俄然、テンションアップ! ちょっと興奮して、ホテルの入口を見落とした。(笑)


Nürburgring スタンド前にて
Nürburgring スタンド前にて posted by (C)ginapoolholic


 この日の宿はDorint Am Nürburgring Hocheifel。Nürburgring好きな方にとっては、“おぉ、ベタなホテルに泊まったねぇ” という感じだと思うのだが、ぼくらは初回の訪問だから・・・やっぱりね。(笑)

 チェックインして、早速、ホテルの部屋へ。真っ先に向かったのはベランダ。そりゃぁ、本当に “コースサイドにあるホテル” なのか、この目で確かめたかったから。(笑)


Dorint Am Nürburgring Hocheifel
Dorint Am Nürburgring Hocheifel posted by (C)ginapoolholic


 というか、ホテルに到着してから気がついたことがある。それは “その日の夕食をとっていなかったこと”。

 ホテルカウンターに食事がとれる所を聞いてみるも、“近くまで歩いて行かないと厳しいねぇ・・・” と。とはいえど、移動で疲れてしまった我々も、外に出る気力がない。(苦笑)

【ドイツ旅行 豆知識⑭:ドイツのお店やレストランは、夜、閉店するのが意外と早い

 仕方がないので、お腹が空いていたであろうDr.Pさんには・・・(↓)のバーで、まずビールを2本飲ませ、Münchenで購入したパンとシュニッツェル、それに日本から持参していた鮭とばを渡し、それで凌いでもらった。(苦笑&実話)


Bar cockpit @ Dorint Am Nürburgring Hocheifel
Bar cockpit @ Dorint Am Nürburgring Hocheifel posted by (C)ginapoolholic

 
 こんなバタバタ劇で、ドイツ滞在2日目は終了。(笑)

 そして、滞在3日目は、いよいよ “Nürburgring初走行” へ。10月下旬〜11月初旬のNürburgringは “ほとんど晴れることがない・・・というか、雪が降る可能性もある” と現地の方から伺っており、天候の心配をしていたが・・・僕たちが訪れた日は “過去10年で最高に天気が良い” メッチャ快晴の1日に。そんななかでの初走行は、“鼻血が出るくらい” 楽しかった!

 その話しはまた次回。今回もブログがナガーーークなっちゃったので・・・。(苦笑)


【ドイツ旅行 2014:目次】

1. 渡独経緯〜パナメーラレンタル予約
2. Münchenの夜
3. Deutsches Museumを訪れる
4. Autobahn 地獄の600km
5. Nordschleifeを走るためには?
6. 遂にNordschleifeを走る
7. Porscheの聖地へ
 
Posted at 2014/12/11 12:04:02 | コメント(12) | トラックバック(0) | 日記
2014年12月02日 イイね!

−14.76kgの衝撃 / Aliant X8の効果

−14.76kgの衝撃 / Aliant X8の効果 ぼくが楽しみに待っていた、リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)である、Aliant batteryが、遂に11月上旬届いた。

 実は、以前よりリチウムイオンバッテリーには興味があった。それはこの記事を見たことがあったからである。にも関わらず、購入に至らなかったのは・・・

 ① ぼくが電気関係に疎いため、どれを選んで良いのか良くわからなかった ② Porsche純正リチウムイオンバッテリーがでた際には購入を考えたが・・・2499ユーロ(同約34万円)と高額

 だったから。

 “効果があるかどうか” はっきりしていないものに対して、それだけの投資をする勇気は・・・流石に持ち合わせていない。(笑)

 そんな折、サンデさんがAliant batteryを購入され、非常に好評価されているブログを拝見。追加でいろいろと話しを伺い、“これなら大丈夫そう” と判断、購入決定。

 ぼくが元々ケイマンに積んでいたのはPanasonic CAOS 75-28Hであり、その重量は18kg。Aliant batteryは一番サイズが大きいX8でも3.24kgしかないため、その差は14.76kgとなる。

 次に、Aliant X8よりも0.7kg若干軽量であるAliant X6 or 容量が大きいX8にしようか迷った。前述したように “電気が得意ではない” のだが、調べた内容を下記に記載しておく。


電気の簡易説明
電気の簡易説明 posted by (C)ginapoolholic


 (↑)の図からわかるように、アンペアが高い=“流れる電流が多い” ことを示しており、電気が仕事をする力であるW(ワット)は、電圧(V)×電流(A)で得られる。X6とX8の電圧は13.2Vで同一なので、この場合で比較するべきは電流(A)のみであり、Wが高いのはX8。

 ということで、0.7kgの重量差はあるが、それ以上の仕事量に期待して、X8を選択。

 でもって、バッテリー交換。作業自体は特に難しくないのだけれど・・・ぼくは、付属の端子を反対につけていて((+)と(−)では端子の太さが違う)・・・ “これ、何でユルユルなんだろう?” と、午前中一杯悩んだ。

 サンデさんにSOSメール、原因を聞いてみたところ、一発解決。ほんと、ありがとうございました!(笑)


Aliant Batteryに変更
Aliant Batteryに変更 posted by (C)ginapoolholic


 そんなトラブルがあったので、出発は正午近くになってしまったが、“これを試すのは、あそこしかない!” と思い、伊豆・箱根方面ヘ。

 東名→小田厚を快走し、箱根ターンパイク。ターンパイクの途中、白いi8を見たような気がするが・・・待ってるのも面倒だったので先を急いだら、コーナー2つで見えなくなってしまった。

 そのまま、大観山にも停車せず、伊豆スカイラインへ直行。

 そう、試したかった場所は “伊豆スカイライン”。先日、Nürburgringを走ったので、久々に “日本のニュル” と言われている伊豆スカイラインを走りたかった・・・という想いもあって。


伊豆スカイライン
伊豆スカイライン posted by (C)ginapoolholic


 さて、肝心の “Aliantフィーリング” はどうか?

 装着後のFirst impとして感じたのは “クルマが軽く感じる” ということ。

 その理由としては・・・

 ① トルクが増して、出足が良くなった
 ② “こぶし1→2個” ステアリングを切った際の反応が今までよりも確実に良い

 ことに起因するのだと思う。

 ロングコーナーにおいて、こぶし1個から2個へとステアリングを切り足していくとき・・・従来であれば、イン側に入ることを嫌がり、アンダーステア傾向になってしまうことがあった。

 しかし、交換後からはノーズがスッと自然に入ってくるので、“ステアリングの正確性が増した” 印象に変化。人によっては “オーバーステア気味では?” と感じる方もいるかもしれない。

 また、フロントの重量物がなくなったので、むしろ “ポンポン跳ねるのでは?” と危惧していたが・・・フィーリングとしては、以前より “路面を噛むような” 印象で、ネガティブな感じではない。もしかしたら “初期旋回の速度” が上がったので、そう感じるだけなのかも??(この理由は良くわからない(汗))


伊豆スカイラインの出口にて
伊豆スカイラインの出口にて posted by (C)ginapoolholic


 大観山でも停まらなかったもうひとつの理由は、魚磯さんでランチをとりたかったため。しかし、悲しいかな、14:30で営業準備中になってしまい、入店できず。たった5分遅れ・・・。(涙)

 周りを見渡すと、向かいにある伊豆高原ビール本店さんが目に入った。

 看板に物凄い丼飯が描いてあったので伺ってみると、看板通りの山盛り海鮮丼がメニューに記載されており、調子に乗ってスペシャルをオーダー。“そんな量、実際には出てこないでしょ?” と思っていたが・・・その圧倒的な量に1/3残してしまった。(苦笑)


 この日のランチ
この日のランチ posted by (C)ginapoolholic


 走り、食事ともに満足したので、ここで折り返し、帰宅の途へ。帰りももちろん伊豆スカイライン。この日は “ボッチツーリング” なので、やりたい放題。(笑)

 日中、木漏れ日の中を走るのも気持ちが良かったが・・・夕影に照らされて、黄、橙、緑の三色が溶け合わさったような紅葉の中を駆け抜けるのも、また気持ちが良い!


紅葉のなかをはしる
紅葉のなかをはしる posted by (C)ginapoolholic


 先程、“Frが路面を噛むような” 印象と書いたけれども、“フロントが無理なくスッと入り、リアがどっしりと安定している” この感じ、何かのフィーリングに似ているなぁ、と思っていた。帰り際、 “あれ?これってカートっぽいんじゃない?” ということにふと気づき、嬉しくなった。

 今回のBattery交換、少なくとも “ぼくのフィーリングには合う改良” だったようだ。


虎屋菓寮 御殿場店
虎屋菓寮 御殿場店 posted by (C)ginapoolholic

 
 帰りがけ、御殿場の虎屋菓寮へ。本当は目当てのcafeがあって、そこでケーキを買って帰ろうと思ったのだが、この日は生憎定休日。(涙)

 しかしまぁ、この日は・・・batteryの端子が逆転していたり、魚磯さんに5分差で入れなかったり、目当てのcafeが休日だったり、とらや工房はやっていると思ったら、冬季は1時間早仕舞いになっていたり、と・・・全てが “ボタンを掛け違えたような” 1日。

 まぁ、最後には “のんへのお土産” をちゃんと購入できたから良いか。(苦笑)


1日走行後のマフラー
1日走行後のマフラー posted by (C)ginapoolholic


 御殿場IC手前のシェルで給油をした際にマフラーをみると、いつもよりも煤が少ない。

 もしかしたら、電圧(電流?)があがったことで “点火に対しても良い影響” が出ているのかもしれない。心做しか、Engの音もいつもより調律がとれていたような気がするし。

 帰宅後、Aliant充電に推奨されたCTEK MXS5.0JPを接続。

 鉛バッテリーと比較するとリチウムイオンバッテリーの扱いは難しく、過放電で復活できなくなる特性がある。Aliantでは “放電深度20%にあたる電圧値10V” が下限値に推奨されており、この値を下回るわけにはいかない。

 これはAliantだけではなく、全てのリチウムイオンバッテリーに共通する問題で・・・購入前、Aliant広報さんに相談させていただいたところ、CTEK MXS5.0JPでの常時充電を勧められた。で、このサイトを参照させていただき、フロート充電ができるような体制に変更。


フロート充電
フロート充電 posted by (C)ginapoolholic


 最後に気になる価格の話し。

 バッテリー本体(X8)+ポルシェ用ステーで14万ほど。上述したようにバッテリーメンテナンスも必要になり、ぼくはそのためにCTEKを追加購入したので計15.5万となった。また、フロート充電ができるようにするためには、ガレージに電源が必要。(週1〜2回乗るのであれば大丈夫みたいだが、Aliant広報さんに要確認)

 このように幾つかの制約があるので、万人に勧められるモノではないかもしれないのだけれど、Aliant batteryでのドライブを一度経験してしまうと・・・

 “もう二度と “鉛バッテリーには戻したくない”

 ・・・と思っているぼくがいるのも事実である。(笑)
 
Posted at 2014/12/02 18:29:57 | コメント(10) | トラックバック(0) | porsche | 日記

プロフィール

「ジフを使って幌クリーニングをした後、Keeper laboさんでミネラルオフ洗車をお願い。ピッカピカになって満足満足!😊」
何シテル?   01/31 21:53
Porsche Boxster Spyder(MY2016 LHD MT)& Mazda NCEC Roadstar NR-A(MY2012 RHD MT)乗り...
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