エンジンオイル量でフィーリングが全然違うので量を調整する【127500km】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
結論から言うと車種によっては燃費からフィーリングまで大きく変わるようです。
※車種とエンジンと車の使用目的によってはオイルレベルゲージのHまで入れる必要があります。
今回実験しているのは
①配達車のサンバー(スーパーチャージャー)
②K6Aターボの箱軽(サブ車)※CVT
③R06Aターボの箱軽(会社の車)※CVT
④マツダのミニバン(協力者)※AT
⑤私のBK5Pアクセラスポーツ
アクセラスポーツ以外は5W-30 SNを使用しています。
そしてやることは・・・
オイルレベルゲージで確認。多ければオイルを抜き取り、オイル量を暖機後5~10分待ち8割以下に調整、冷間(朝一番で確認)で再確認して6割切らない事を確認。これだけ。
でも、変化があるんですよねぇ。
特に①サンバーに顕著な効果があらわれました。
ここ1ヶ月、ホントに調子が悪くて低回転での息継ぎ、トルクの無さ、燃費の悪化、エンジン始動の悪さが目立ってました。この時のオイル量は冷間で100%。
これがオイル量調整後、なんと全て解消。めちゃくちゃスムーズなエンジンに変化!アイドリングのエンジン音もとてもシルキー。
まぁ、元々エンジンの搭載方法がアレのせいか、エンジンに「オイル入れすぎんなよ?」の丁寧バージョンで書いてる位ですから入れすぎてはいけなかったんだ。
(*´Д`*)
ちなみにサンバーは月1でオイル交換。量は90%。オイルレベルゲージ折れによって整備工場にてオイルパン外して破損部を除去。オイルを入れてもらってました。
念の為に書いときますが、オイル量はゲージ100%超えてませんからね。
②K6Aターボ軽箱については回転数上昇時のスムーズさが出て、回転数変化によるトルク感の変化が小さくなって乗りやすく。
低回転巡航時のアクセルペダルを踏み込む量が明らかに減りました。
③④については私がまだ試乗していないので待ち。でも車を駐車位置に戻した感じでは低速低回転での扱いやすさやエンジン音はだいぶ変わりましたね。
⑤私のアクセラスポーツについてはパーツレビューにあるエンジンオイル「AID SEAL 10W-40」を見てくいやんせ。
2
ちなみになぜオイル量が多い状態、少ない状態のエンジンの変化に気づいたか。
まず少ない時。
先日のエンジンオイル食い事件。
実は走行中になんとなく気付いたことがあるのです。
「あれ?・・・エンジンの回りが良すぎるような?」
高速道走行中、加速力やエンジン音がさらに良くなってきたんですよね。だからこそ「おかしい」って思えて各部チェックしたのです。
そしたら0W-20のオイルは爆裂に減っていたわけ。温間でレベルゲージの「L」まで減少。
良いときほど、注意が必要。
これは自分が肩を壊した時に学んだ事です。
そして前愛車フィットでの事件。過走行ながらめちゃくちゃ良い状態をお世話になっていた人達の知恵と協力のおかげで維持してきましたが、CVTの調子がわずかに悪化したと思ったら回復、そして数日後突然強い衝撃と共にクラッチが繋がらなくなり無念の乗り換え・・・という苦い経験からも学んでいます。
※ディーラーの方々から「絶好調だったCVTから使用状況やHMMF交換履歴不明の中古CVTを載せ替えで果たして良好なコンディションを手に入れられる事が出来るかがとても心配。」という言葉が重たかった・・・今の私の精神性なら絶対載せ替えたけどNE!
そして多い時の状態。
まず、オイル入れすぎの原因は「不安感」のせいです。
いつもはオイル量80%以下に抑えているのに、オイルが減っていた事に「不安」になり、オイル量を増やす保険をかけたのです(※寒いときに95%位だったハズ)。
これが原因でオイル量過多となりAID SEAL 10W-40の本来の力を見誤ってしまいました。しかし過走行に対応したオイルを使用する事が出来たおかげで不安感が無くなった時にようやく冷静さと観察力が戻ってきて「気づいた」わけです。
さて、
意外とレベルゲージの適正範囲って広いですよね。L以上あればどんな状況でも大丈夫!・・・ってわけじゃ無いと思うんですけど、「状況や必要に応じて」変えて良いんじゃないかって思うんですよ。とある車でサーキットではオイルはここまで減らしてねと指示されていたり、とあるオイルメーカーはサーキットで走らせて「あれ?油圧が下がる?」ということで、同じエンジンを積んでいる別の車のオイル量が多いのでその量でテストしたら良好な結果が。そのため4リッター缶に絶妙なオイル量を充填して販売されています(YouTubeでそのオイルの開発にあたっての動画があります)。ちなみに④のマツダ車は新型発売から数年後にオイルが増量されているようです(後期になったタイミング?)。つまりは減らすだけでは無く、増やすことにも正解がある。
これを見つけていくのはとても難しいですが、適正範囲内でテストしていくのは面白いかもしれませんね。
長文、脱線しまくりで読みにくくなってすみません。
(o_ _)o
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