2010年01月16日
2~3日前の事です。
とある方へ領収書をお届けする封筒の宛名印字をしました。
するとなんだか文字が薄い。あれ?と思って印字スピードをいじってみたり、印字の色を確認してみたり、ノズルクリーニングをしてみたり、と思いつく調整や確認事項を見てみましたが、やはり薄い。
ノズルの詰まりかと思い、ノズルチェックの印刷パターンを出してみると、なんと染料ブラックがそっくり抜けていることが判明いたしました。封筒の宛名は文字が大きいので、通常の黒インク以外に写真用の黒インクも混ぜて印字しているようです。初めて気が付いたことですけど。
私の使っているプリンターはキャノンiP4600なんですが、この機種になってからキャノンは新型インクタンクに変えてきました。以前に比べて一回りインクタンクが小さいモデルです。店員には色々脅されました(保証が無くなる故障する可能性が高いなどと色々とね)が、まあどうせ、いつも補充インクを使っているのでソコは許容範囲。
あ、ちなみに補充インクを使っても別段どうっていう不具合はありません。私の場合は。
ただ気になるのは、黒インクに関して、どうも以前のインクタンクよりも落ちが悪く、内壁にへばりつく残りインクがあるので、残量がよくわからなくなりました。リッチマンな方々はメーカー純正のインクタンクを購入されるのでしょうが、私の場合、多い月では1000枚前後の印刷をこなしますのでインクタンクをそのたびに買っていたのでは破産してしまうのは目に見えています。オートサービスシバタでは補充インクによる印刷がデフォルト設定なのです。
ただ、黒インクの残量がよく分からない事はプリンターの寿命に大きく影響してきます。
多分これは印字クオリティが上がったこともあるのでしょうけど、ノズルの数も、ノズルの細かさも以前と段違いになっています。このため、インク切れによるノズルの焼きつきも発生しやすくなっているのかな、と推測しています。
以前のモデルでは、多少印字がかすれてもすぐに気が付けばインク補充でなんとかなりました。ちょっと状態がひどくてもインクタンクを交換してあげれば今までは復活したんですが、今回はインクタンクを交換してしばらくしても印字が元の状態に戻ってくれません。
写真用の黒というインクは、わりあいインク使用量が少なく、なかなか減らない色です。しかも残量が分かりにくいので今回はしばらく気が付かずに使いすぎてしまったようです。つまりノズル自体がもうダメになってしまったという事なのでしょう。
ちなみに私の場合、写真用の黒インクだけを買うのが勿体無いので、補充インクの買い替えサイクル上で写真用黒インクが手元に無い時は、文字用黒インクで代用しています。最初のトライの時はドキドキもんでしたが、わりあい何ともありません。
別にプロの写真屋さんではないので、写真印刷ばかりに使うわけじゃあないし、写真印刷をするにしても、それを売るわけでもないし。
インク使用量も勿体無いので、「標準印刷モード」ではなく「スピード印刷モード」を普段使っています。ここ何年かのインクジェットプリンターの性能上昇は著しいので、以前はいかにもインクをケチっているんだな、というのが丸分かりの「スピード印刷モード」の仕上がりは、最近のモデルですと本当に気にならなくなりました。まあ、標準印刷と横並びに置くと分かっちゃいますけどね。
さて、宛名印字以外には別に不便は無いのですが、でも宛名のような大きな文字で黒が薄いとお葬式の香典の文字みたいで、なんだか気が引けるのも事実です。
そんなわけでいつも前置きが長くてすみません、やっと本題のプリンター選びです。
私の家にはプリンターが2台あります。1台は通常業務に使用しているプリンター。もう一台は、FAX+電話+スキャナー+プリンターの複合機です。
当初、この複合機の印刷がだんだんよろしくなくなってきたこと(使い始めてそろそろ丸5年になります)や、電話の子機の動きが怪しくなってきたこともあり、いっその事オールインワンの複合機で統合しようか?という考えもありました。ところが、よくよく考えてみるとFAX受信に関しては特に印刷画質にこだわることも多くないので今回は見送ることにしました。
印刷枚数が多いことから、いっその事レーザーのカラー複合機というプランも無くはありませんでした。本当かどうかは知りませんが、レーザーの方が本体は高いけどランニングコストは低い、という事らしいので。
でも、全て自腹の自営業者としては、やはり高価な本体金額を支出するのには気が引けます。
カタログ上のランニングコストは、レーザーの方が安いということらしいですが、あれってば純正インクカートリッジを使った計算ですよね。という事は、トナーは自分で補充というわけにはいかないでしょうけど、インクは補充が効くわけで。
ということで、私は補充インクしか使わないし、カタログ情報は額面どうりには行かないはず、と割り切ることしてレーザープリンターに移行する、というプランも却下されました。
ということで、インクジェットの機種からの選択というところにまで絞られました。ここで、今までと同じキャノンの製品ならばインクタンクが流用できます。ということで今回もエプソン製プリンターは却下。迷わずキャノン製の製品からの選択です。
前回のプリンターの後継機種ということならiP4700という機種があるのですが、外観上どうも今使っているiP4600のお色直しモデル、という以上のモデルではなさそうな感じです。お店で実物を確認しましたが、エッジ部分に施してある飾りパネルが色違いになった、以上の違いを感じません。
それしか違わないに、これを買う意味を感じないんですね。
ならば、複合機にしようか?
どうせ「スピード印刷モード」を常用するので、印字性能は据え置きにしておきたい。
キャノンの場合はプリンター機能+スキャナー、コピー機能というモデルが主流で、FAX機能も含めた複合機の機種展開が少ない。
プリンター単機能の上位モデルが13,000円弱。スキャナー+コピー機能が付いたモデルで15,000円弱(その上位機種で23,000円ほど)。ちなみに金額は価格コムとヤフオクで調べました。
で、こういう金額だと浜松市内の電気屋さんで売ってるノーマルプリンターの金額で複合機が買えちゃう金額になるんですね。
ただ、FAXまで含めた複合機となると価格コム金額でも30,000円ほどなり、倍額だなあ、と。
今回はFAX機能には目をつぶることにしましたので、えいやっと、MP560という機種にしてみる事にしました。ワイヤレス機能有り・無しでほとんど金額は変わらなかったので、これもお試し期間という感じですね。
また、コピー機能やスキャナーは今までほとんど使いませんでしたが、稀に使わなくもないので、今回はお試し期間という感じですか。どうせこの機種も1年少々は使うでしょうから、1年後にまた複合機にするのか、それとも単機能プリンターで良いと思うか、ですね。
レーザーの複合機に関しては、もう一度補充インクでのランニングコストを計算してみて、再検討してみようかな、と思っています。
さて、決めてしまった以上は来るのが楽しみです。いつ来るんだろう?
Posted at 2010/01/16 19:46:16 | |
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