2026年05月29日
えー。昨日退院(令和8年5月28日)です。久方ぶりに心臓手術を受けてきました。
正直、クッソ辛かったです。
何が辛いって、術後ですよ、術後。きっつい。とにかくキツイ。ただ、ひたすら苦しさ・渇きに耐えるしかない。そりゃそうですよね。生物にとって一番大事な臓器だからこそ前面は皮膚・筋肉・肋骨・胃袋たちが厳重に守りを固め、後ろは脊椎が鉄壁のガードをしています。そんな心臓にオイタする&した訳ですから、肝心の手術前に排除された障壁だって大分広範囲&大規模です。体としては周辺部の損傷回復に全力投球中なわけですから余計にキツイ。
今どきは体への負担も少ないMICSとかいう低侵襲手術も行われているとは聞きましたし、目の前に座られていた医師はその指導医でもありましたので、おそるおそる期待を込めてソコんトコ聞いたみた所、あっさり「開心です」って返されました。ですよねー(涙)、って淡い期待は粉微塵に砕かれました。
私は正直、15年前の手術の苦しさをすっかり忘れてました。もちろん苦しかった、相当に嫌だったという記憶はあるのですが当時の質感を伴ったリアルさは全く失ってます。それを15年分アップデートした内容で、強烈なまでに再体験させられてきましたので忘れないうちに書いておこうかな、と。
前回の手術で覚えている辛さの一つに飲水制限があります。今回は15年前の手術時ほど飲水制限について厳しくはなかったのですが、それでも麻酔から醒めたその日は18:30まで飲水禁止と目が醒めた時に申し渡されました。
その為、今回使用されていた酸素マスクには給水、とまでは言えない給水機構が組み込まれていました。降り始めの雨の時みたいに流れてくる酸素に雨粒が混じっている感じです。でもねー。これが割と音が大きくて。しかも飲みたい水は飲めない。仕方ないからマスク内に付着した水滴を舐めるしかない。かえって口の中がネバネバになるという、何とも微妙なシロモノでした。
苦しい・水飲めない・体は当然動かない&動かせない・点滴・コード・ドレンパイプだらけ。肋骨をバッサリ正面で分割してますから痛くて寝返りどころか姿勢を変えるのも辛い。酸素マスクやら経食エコーやらと色々突っ込まれた喉も痛い。
私が鼻炎持ちという事もあるのでしょうけど、時たま鼻から喉に流れ落ちる液体で咳き込んでしまいそうになります。ただ咳き込んでしまうと肋骨が急激に開いたり閉じたりするのでクッソ痛いのです。今回、血痰を吐いた時には思わず我慢できずに「痛ってー」という叫び・咳き込みと共に真面目に視界に雷光が走りました。3回くらい?
ICUのナースからはその時「あらー、いい血痰」とか言われつつ「痛み止めを12時に入れてますから、次に入れられるのは6時間後の18時です。そのうち効いてくる筈ですから我慢してください」と割とクールに言われました。いや別に、その事を根にもってる訳じゃないけど、こっちはゼーハーゼーハー肩で息して涙流しながら痛みに耐えてる状況で、どうやって返せってんだよとか思いつつ上の空っていうより反応出来る気力も無い状態です。
しかも高身長な私にとって非常にベッドが狭く、ほぼ常に足裏がストッパーに接しているので足が冷たくて仕方がない。これは今回終始付きまとった悩みでした。とにかく足が冷たい。最後の頃は冬季の就寝時に愛用していたモンベルのダウンブーツをずっと履いていました。
かほど左様に、という感じで前回の手術時もICUに居た時期にほぼ良い思い出が無いのですが、今回のICU療養期間もいい思い出が無いですねえ。
とにかく検査機器や治療器具・患者の状態を示す液晶パネルのモニター類にことごとくクッソ明るいバックモニターが使われていて、とにかく室内がむやみに明るすぎ・眩しすぎ。これは青色LED登場以後の弊害の一つと言って良いんじゃなかろうか?豆電球で十分です。患者的には正直。
で、これらの機器は現在使われている・いないに関わらず全て電源オンになっていて、煌々と夜中に輝く明るいモニターのかなりの数が「ゼロ表示」・単なるスタンバイ状態、というね。何の罰ゲームですか?せめてスタンバイ状態なら画面オフ状態にして欲しいです。ICUに居た最後期の頃はあまりにイライラしてきてつい「あの明るすぎるモニター類を画面オフにするなり、せめて光がこっちに向かないようにしてください。明る過ぎて逆に休めません。」って言ってしまいました。
自分の場合は麻酔が覚めてから5日間ICUに留め置かれました。
この間、ただ痛みと苦しみに耐え続けるしかありません。目の前に鎮座する時計とカレンダーを見ながら、ですね。つーか、それしか無いんだけど。これが5日続きました。暇つぶしが出来る、という事自体がとても素晴らしい事なんです、実は。暇つぶしが出来る事自体が健康体の特権です。という事をひたすら実感しました。
途中TVでも見ますか?って言われましたけど、やっぱりTVをつけてみて案の定後悔したのがご近所の食べ物報道とナフサショック関連だらけだった事です。自分が今置かれている状況で、そんなもん見せられても何にもうれしくない。まだラジオが聞ける環境の方が良い気がします。ラジコが使えれば、と何度思ったことか。
あとシート位置を変える事すらナースを呼ばないと出来ません。スイッチが分かる所に付いてないんですよね。すべてナースに依頼。これも地味にストレスでした。もちろん安全を考えれば致し方のない所なんでしょけど、すべての事を同一線上のレベルで始められてしまうのは割と苦痛です。一方で事故が起きたらどうすんだ?と言われるのでしょうけど。
特に辛かったのが最初の2日間。正直、嫁さんが見舞いに来てくれた時は涙が出ましたもん。とにかく励ましてくれた。こうした辛い状況の時にずっと手を握ってくれる存在が居てくれる人が待ってくれている。こんなにありがたい・うれしい事はない。そう思い直した日々でもありました。
まだまだ書き足りませんが集中力が切れたので、ここまで。反響があれば書き足します。まあ無くても、また書くんだろうけど
Posted at 2026/05/29 13:21:39 | |
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2026年01月17日
プルデンシャルの不祥事が報道されてました。
>https://news.yahoo.co.jp/articles/81395e52797d9d227e7ca7bf56dfefcc453546a5
元アリコに所属していた経験的には、あくまで個人の感想でしかないけど
たかが保険屋風情にファイナンシャル・プランナーを名乗らせる事自体が間違っている
と思っています。いや、まあFPの称号自体は資格試験に合格しないと名乗れないんですが。
それはさておき、どうも保険屋が金融業を名乗ること自体が感覚に合いません。私自身も保険代理店業は営んでいます。ただ、それはクルマ業務に携わる・関わる以上、必須の業務だと思っているからです。私自身をご信頼頂き、私自身が動くことで事を納める方向に話をまとめられ、ご契約者には速やかに日常生活・業務に復帰していただける。そうした事を可能にし、そうした業務に携われる為には損保の募集資格は避けて通れません。
まあ別に契約を募集しなくて済むなら個人的にはそれでも良いんですが、あくまで損害保険の補償内容はご契約されている内容に左右されるので事後に関わる為には保険契約の中身にと実務に精通しなきゃ何ともなりません。となると現状は必然的に募集資格が必須かなあ、と思っています。
その一方でダメでしょって思ってるのは代理店の保有契約金額で契約手数料を変えている手数料体系です。そうした態度・体制が募集人を契約高確保だけに走らせる事になる訳です。まあ、今回のプルデンシャルやジブラルタですね。あと生保・損保の併売も間違いの元だと思ってます。
まあ、ぶっちゃけアリコにも取り込み詐欺でクビになった元・銀行員が当時いましたし、同期で入った募集人には元・製薬会社部長なんて肩書の人もいて、「俺は元職で世話をしてやった開業医に保険を売っていく」と口にしてました。そういや元・郵便局員もいました。簡保のエキスパートを名乗る人。俺は元・簡保職員をアリコに採用していくための試験採用第一号だ、とか言ってたっけ。現場配属1か月後の研修の時「この後、裁判があるんで」「簡保の時の契約者に訴えられちゃって」とか言ってそそくさと帰ってたなあ、あの人。
金融というか利殖を売った販売手数料が得られる商売がしたいのなら、保険商品の体裁をとるんじゃなく保険は分離させて最初から金融商品です、って名乗って売れよ、と。そう思います。
リスク管理と事後処理に保険会社はもっと重点を置くべきです。保有契約高ばかりを追う営業姿勢が既に時代遅れなんじゃないの?とか。もちろん営業部隊が外部業者な事は保険会社にとって楽である事は事実でしょうけど、こうした不祥事が相次いていることも事実ですから、代理店の直営化をまじめに考えるべき時期なんじゃないのかな?
サービス部門にエキスパートを置かないから、だから事故受けの担当者との揉め事も絶えません。深夜となればある程度致し方ないとは思いますが、でも事故処理の際に相手方代理店の姿を見た事など、ほぼ無いし。それだけ代理店自身が事故を知らないし、クルマを知りません。だからビクモなんぞに付け込まれるんです。
ファイナンシャルプランナーねえ。まあ、考えてみたら国会の予算審議みたいなもんかな。国も個人も法人も、予算は全ての分野に関わる事だから質問範囲も守備範囲も、なんでもござれみたいな感じ。まあ、お金を融通するから金融業なんだって言われれば全て関わる話ってのは一概に間違いじゃないかもしれんけど、ソレとコレは必要十分条件じゃないでしょ?
Posted at 2026/01/17 11:28:28 | |
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2026年01月14日
先週の土曜日、世間様的には三連休の初日にIさんという方から電話が入りました。日頃お世話になっている法人さんの従業員です。
個人の車を納めているわけではない、保険をウチでご契約いただいている訳でもない。ただ普段、自分の勤め先に出入りしているクルマ業者で頼みやすく都合が良いという事だと思いますが、自身の個人車の車検やオイルやタイヤ交換等の軽整備を依頼されているというお付き合いをさせて頂いています。さて、そのご要件は?
個人車に乗っているときに事故で横転してしまった、と。
で、ご本人としては修理する気が無いので、そのまま廃車で良いと思っている、と。
ただ保険会社から「修理見積が欲しいので、修理工場に運んでくれ」と言われました、と。
現在は保険でレッカー屋さんを呼んで、そこの工場に保管してもらっています、と。ただし無料の保管期間は2日間です、と。
で、どうしたら良いですかねえ?というお電話でした。うーん、俺がそのクルマを納めたわけじゃないんだけどなあ。そういう話は車を購入した先に相談するのが順番じゃないんですかねえ?とか思いつつ、クルマをウチで預かるのはさておき今クルマがどんな状態になっているかも分らん、液漏れしてるかもしれない、タイヤが満足に4本付いているのかもわからないクルマを、修理する訳でもないのにウチに運んできて、俺に何をしろと?
ってなことが頭の中を駆け巡り、まず思いついたのは運び込まれている筈からそんなに遠くない「普段付き合いのある、仕事もそれなりに出しているディーラーの工場で預かってもらおう」ってアイデアでした。バーターの品は部品注文です。みんな売り上げは欲しいので。
で、2か所に連絡をすると一か所は了解を貰え、もう一か所は店長の了解が必要だから、その時間をください、との事でした。ただ共通して言われたのは横転した車の状態です。液だれの有無と自力で動かせそうな状態か否か、という事。
ただ、そうこう考えているうちに「なんで俺がこんなことで苦労しにゃならんのだ」という思いが頭をもたげてきました。修理するなら、まだわかる。でもその気はお客さんには無い。横転したクルマは令和元年のルーミー。となれば全損の可能性だって高い。全損となれば保険会社が引き取ると言ってくるのは目に見えている。となれば。
これは動かすだけ無駄な話なんじゃないの?と考えました。
他所様の恩情にすがって預かるだけ・動かすだけ無意味じゃん、と。それなら休み明けに大至急、保険会社に損害確認に行く様、指示を出し、損害見積を大至急出させる方が良いんじゃないの?と。おそらく暦的には最短で1/20位には目途がついてくるでしょうから10日間程度の保管料発生をIさんにご納得頂ければ話は収まります。全損になれば全損諸費用だって貰えるんだし。で、そういう話をして割とすんなり、この後の流れをご理解いただき、後は保険会社が動く平日になるのを待つばかりになりました。
で、昨日ですね。保険会社から電話が来ましたよ。名前も名乗らないAIG損保の事故担当から。開口一番言う事は「そちらの工場に運び込んでくれ。その後、損害確認に担当者が伺います」と。まあ、いつもの流れですね。加えて「とにかくお客さんに保管料が発生してしまいますから早く運んでください」と矢継ぎ早にまくしたてられました。
「事故で横転したクルマなら、そもそも全損になる可能性が高く、お客さんも修理する気はない事を明言しています。そもそも修理する気が無い以上、こちらで保管するだけ無駄だと思っています。ですから保険会社は大至急レッカー会社に保管中のクルマの損害確認に向かってください。そして早急に、損害額の概算を出してください。その間10日程度の保管料が発生することはお客さんにも説明済みです。全損になれば保険会社が引き上げるのでしょうから、分損か否かの目鼻を早急に付けてください。分損ならこっちも次の算段をします。お客さんには印鑑証明の手配も依頼してあります。」
そう説明をしたのですが、AIG担当者は人の言う事を聞かない聞かない。「日時が掛かる」「保管料が発生する」を繰り返すばかり。とにかく自分の思う順序しか頭にない様です。そんな事言ってる暇があったら損害確認の指示を担当部署に依頼するのが先だと思うんですが。
じゃあさ。仮にこっちに持ってきたとして、修理するでもないクルマの保管料をあなた方は払ってくれるの?払わないんだよね。
見積結果が分損になるなら、その売却処分で幾らか出せるかもしれないけど全損なら保険会社引上げでしょ?という事は「クルマは預かれ、保管料は払わない」という話でしょ。ウチが販売したクルマでもないし、ウチで保険に入っている訳でもない。でも保管場所だけは提供しろっていう無償奉仕前提な話だけはこっちに振るんだ?おかしくね?そのくせ保険会社がやる事に関しては「時間がかかる」の言い訳ばかりでさ。土日祝日で3連休もしてた人が「保管料を発生させたくない」って言う方がおかしくない?そんな事言ってる暇があったらすぐに動きなさいよ。
って言ったら「すぐ次の事をしなきゃならないので切ります」って返されました。次の事って何ですか?って聞いたら「Iさんに電話します」「Iさんの自宅にクルマを運びます」「保管料が発生しますから」と。大丈夫ですか?この担当者?じゃあ好きにすれば?って言ったら電話を切られました。もちろんIさんには事の次第を報告して、保険会社から電話があるだろうことも伝えています。電話が来たら「保管料発生の事は承知しているので、レッカー会社に、早急に損害確認に行くように」強く要請してください、とだけ念押ししておきました。
で、今日になるのですが。
薄々予想はしていましたが、何と横転したクルマはIさんの勤め先に運び込まれる事になりました、とIさんから連絡が入ってます。まあ、会社サイドは嫌とは言わないでしょうけど、何でウチにこんなのが運び込まれる話になるの?とは思ったでしょうねえ。どこもかしこも頭数以上に人材不足である事は間違いない様です。
Posted at 2026/01/14 19:39:54 | |
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2025年05月19日
日産のリストラ策。
個人的には、帳簿上の数字を見栄え良くする、ってのが初手だと思ってたので、大規模リストラによる人件費の削減が最初の一歩。次に工場の閉鎖は、地価を考えれば神奈川の2工場を売却するのが一番帳簿上では効くだろうな、と。そう思ってました。
栃木の工場はスバルかホンダに売るくらいしか思いつかないけど、神奈川ならそもそも地価が高いし、臨海工業地帯だから他の買い手も見つかり易いかと?
ただ再建度の本気具合を測るなら、本社も含めて九州にすべて施設を集中させるくらいの事をしない限り、あんまり期待できないんじゃなかろうか、とも思っています。日産のアナウンスでは利益率の高い車種に集中する、なんて言ってましたけど今更付け焼刃でエルグランドとか作ったところで見透かされるに決まってる位の見通しはつかんのかな?とか。それじゃ単に金取れそうな所から取りますっていうハイエナでしかない。
それよりも日産が取り組むべきは地道なコンパクトカーとコマーシャルカーの開発と開拓じゃないか?って思ってます。派手な車は後から作ればいい。トヨタが真似する出来のトラックやバンを作り、そこから企業開拓を進め、乗用車を売るのはそれからです。日産にはまともな商用車が少なすぎる。優位性があるバンといえば精々NV200バネットくらいしか無いのが現実です。軒並みトヨタにやられて悔しくないのか?
まあ言いだしゃキリがないけど、このまま良い様に解体されていったら東芝と同じ道を辿るようにしか思えません。それか日産車体だけ独立したらどうですか?
Posted at 2025/05/19 19:03:59 | |
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2025年04月27日
昔の自動車雑誌には「欧州ではレスキューよりも先にメーカーの安全対策担当者が被害者保護と現場検証にやって来て、事故状況の緻密な調査と自社の安全対策の結果確認・今後への参考事例としてのデータの蓄積を行っている」とか何とか書かれていたものです。しかも、輸出仕様車にはそうした対策が施されているのにもかかわらず国内仕様では、そうした装備が省かれている、とかね。
まあ、そうした事故対策への意識の違いって事でワゴン車の後席には頑丈なパーティションネットが欧州車には標準装備されている、とかベンツの一本ワイパーは拭き取り面積が大きい、とか衝突安全装備としてドア内部のインパクトビームの有無だとか、まあ色々言われていました。ただ正直、一時C200に乗っていた経験で言うと一本ワイパーはクソでした。日本の雨事情下ではあまりにも非力。パーティションネットも、バカンスの習慣が無い日本では背もたれの高さ以上に荷物を詰め込むことはほぼ無いから無意味だと思っています。
インパクトビームはねえ。見えないところに金掛けたところで販売に寄与してくれなきゃメーカーとしても単なる金食い虫だろうし、営業マン的には訴求ポイントならないところで高額になってもねえ。実際、数千円安いってだけで他社の車に売り負けたことも何回もありますし。見えないところにまでお金が掛かってます、ってのはロマンのあるお話ですが、ロマンにお金払う人ってのはごく少数で、実際には見栄えの良い事になら気前が良いってのが現実だよね、と。
ただ、早い時期から日本メーカーも海外販売に力を入れてきたことを考えると、そうした安全装備に対する効果は認識していたはずで、フェアレディZの開発メンバーだった方が書かれた書籍にも欠陥車訴訟に対する徹底的な対策が施されていたため大きな問題には発展しなかった旨の記載があります(「フェアレディZ 開発の記録」植村齊)。
さて「今でも」欧州車は安全なのか?個人的には日本車と大差ないと思ってます。
その論拠としては、データの蓄積がかなりのレベルになっているであろう事。実際そういう仕事をしている人からも直接話を聞いていますしね。今時、アイデアスケッチならともかく製図板を前にして鉛筆で線を引くことなど皆無でしょうし、鋼板の板圧をコンマ1ミリ動かして強度がどう変化していくか検討が出来るレベル(コレですら何年も前に目にしたレベルの話。ちなみに話者はロードスターの貴島さん)。後はそうした技術を何処まで展開するかという話でしょう。
安全技術の向かう先として自動運転が注目されていますが、個人的にはものすごく疑問視しています。せいぜい限定された高速道路上、最低片側3車線以上だけでの展開って所かと。あとテスラが展開するのとトヨタが展開するのとでは準備しなきゃならない前段階の作業量が違いすぎますから、余計に道のりは遠いでしょうねえ。
軽は危険という論調もありますが、そりゃ相手の質量が大きければヤバいのはどのクルマにも共通する話です。頑丈なクルマは鈍重になるのが当たり前ですが、そこに大排気量エンジンを突っ込めば走りは俊敏になっても、更に重くもなります。それは危険な早さです。重くて速い車は運動エネルギーも膨大(E=1/2mv²)ですから「止まらない・曲がらない」。電気なんかバッテリーだけで数百キロですから悲惨な話です。エンジンだろうがバッテリーだろうが、どんなに優秀な制御をしてもタイヤが限界を超えれば別の意味で自動運転が始まってしまいます。しかもバッテリー車は異様にタイヤの減りが早い様ですし。
…、て事を考えると軽くて小さい方が優秀だよね。後は君子危うきに何とやら。相手が居なきゃ当てようが無い(ただ、小さくて軽い車なら売れるのか?と聞かれれば、それはそれで疑問なんですけどね)。
不慣れな人や目立ちたがり屋の眩しい珍ドン車が多い夜や休日・祝日、人出の多そうな所には出かけない、という選択肢。加えて今はデカい車がうろつくことも多いですからねえ。デカいという事はどうしても死角が多いという事でもあります。コーナーセンサーが付いていようがバックカメラが付いていようが、当てる人は当てる。ベンツだろうが何だろうがクルマはヘタまでカバーしきれません。あ、あと運転中に着替えようとするバカも当然、フォローできません。
こないだ近所で、高齢者の運転する軽トラックが子供の乗る自転車に突っ込み死亡者を出す、という事件が起きました。いい加減、時代はもうヤバい奴がクルマの側から排除されるべき時になってきているのかもしれません。それだけ有視界範囲が直近2mくらいの人が異常増殖してるしてる気がしています。
Posted at 2025/04/27 11:32:47 | |
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