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2010年01月19日 イイね!

適度なオーディオ機器

近頃みんカラのマイページに行くとよく見るボーズのウエーブラジオのCM。実はあれ、私も使っています。私のときにはイヤホンも何もくれなかったので、ちょっとあのCMを目にすると悔しいのですが。


海外物の常として、あの金額には少々辟易します。ただ、「機能はこれだけで良いから、後は音に傾注してくれていさえすれば良い」という、割り切りのある製品ってのが国内メーカー製には割合無いんですね。
確かに音がビックリするほど良い、というわけではないです。ただ、このサイズを考えればしまりのある音だなあ、と。まあ、金額を考えればこのくらいの音はしてくれないと辛いことも確かですけど。


もちろん、こいつを買う前には色々物色をしました。最初はCDラジカセ(電気屋さんの業界用語ではテレコと呼びます)を想定して、電気屋さんを見て回りました。
最近のテレコは(おそらく)中国製の安物ばかりで、せいぜい1万前後くらいまで。購買層を意識してか、丸く、可愛いデザインはそれなりなんですが、私のような中年のオジサンがこれを使うのは流石に少々引いてしまうので、却下。

次に物色したのは、当初はせいぜい3~4万位の予算を想定していたので、そのあたりの価格帯の製品です。
ただ、その価格帯になると当初想定していたテレコ形態のものが見当たらず、私が学生アルバイトの頃に登場し始めたミニミニコンポの形を模したモノが、そうした価格帯の製品としてラインナップされていました。ただ、そこまで大げさなものは要らない訳で。

私がステレオを売っていたころは、まだミニコンポ、ミディアムコンポといわれた中心価格帯が20万前後の製品が主流を占めていた時代です。中森明菜がパイオニアの「プライベート」シリーズのイメージキャラクターをしていた最後の時代です。
もう一方の雄ケンウッドはトリオからのブランド名変更がはまり、イメージ一新に大成功。当時は社名まですべてケンウッドに統一(以前は「トリオ」です)して「ロキシー」って言う名称でシリーズ展開をしていたんだったっけかな?イメージキャラクターはチェッカーズを使っていた頃ですね。
あの頃はサイズもそこそこありましたので、最低ラインが15万くらいだったでしょうか。10万円の製品というとそこから更に安くしました、という安物感漂う感じのものでした。あくまでも主戦場は20万前後のラインにあったのです。
そこから更にサイズダウンをして、更に価格も10万強が中心のものとしたミニミニコンポといわれるものが発売されました。見てみると、今ではこのあたりの製品が中心になっているような感じですね。中心価格帯は更に下がっている感じですが。
そこから更に上を狙うならもう、「バラコン」と呼ばれる単品コンポーネントを組み合わせて、という感じなのかな。
以前はバラコンも3万円くらいの製品からあったものですが、既にソニーですら単体のCDプレーヤー生産から撤退しているようなご時勢です。超高級オーディオ機器ならばともかく、今時の安い光学メディア再生機器は全てDVD兼用というか、ついでにCDも聞けますよ、という程度ですね。

話を戻すと、3万円くらいの程よいオーディオ機器を探していた私ですが、そのあたりの価格帯となると更に安物に仕立てられたミニミニコンポしかなかった訳です。

そりゃ3万円で全ての機器を揃えなきゃいけないわけですから、もうスピーカーなんかはサテライトスピーカーに毛が生えた程度のものでしかありません。指で弾くとパカパカと音がしたりする。
でも頑張ってきらびやかに見せようと前面パネルはきれいにお化粧をしているんですが、却ってそれはコストダウンに励んだカーステレオを見慣れた私からすると、同様の手法を駆使したモノものとしか映りません。
かといってある程度まともな音のしそうな物となると10万クラスまで行ってしまい、しかも私の要らないもの(余計な飾りやらMDやらグライコとかスペアナとか)まで付いてくるしサイズも大きくなってしまいます。そこまでは欲しくないんですね。


という事で仕方ないので、もう買うこと自体を止めようかと思ったときに目に付いたのがボーズのウエーブラジオでした。コンパクトで、ソコソコ音が良さそうで、機能はCDとラジオ、外部入力端子のみ。デザインもシンプルそのもので。
私的にはこれで良いのですが、良くないのが価格ですね。せめて5万円まででしょ。許容範囲として。流石に7万円台となると考えてしまいます。最終的には選択肢が無さ過ぎて買ってしまいましたが。

後に気が付いたのは、御殿場のアウトレットに行った時にボーズが出店していまして。で、そこに開封され、返品された為に、定価よりは安く販売しているウエーブラジオがあったことです。しまった。あれでよかったのに。個人的には中古品でも構わない性質なので。
ヤフオクも見たんですけど、結構皆さん強気の出品価格です。それしか差がないのなら新品の方がましと思える金額だったので、それが新品で買った理由でもあります。


国内メーカーも、もう少し割りきりのある製品を、と強く望みます。「あれも付いて、これも付いて。全部付いてこれだけ」商法も分からなくもないですが、でも結局安物であることは間違い無いんですよね、それって。多少なりともコストをかけなくてはいけない箇所も存在する訳で。で、そういうところにはコストをかけて欲しい訳です。個人的に。
販価を下げるために音質までスポイルするというのは本質をスルーしちゃっているのと同じですから。

何かいろんな層を取り込みたくて、逆にお客さんを逃しているような気がオーディオ業界もクルマ業界もしますね。
Posted at 2010/01/19 06:02:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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