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そんなにオイル交換を引き受けるわけじゃあないけど、それでも廃油は溜まっていきます。オイル交換を個人でやっている方は、なかなかその廃棄に苦労されている方もあるでしょう。

私も当初どうしようかな、と思っていました。流石に下水に流すわけにも行かないし。中にはそのまま、地面に吸い込ませてしまうという方もあったり。

幾らなんでもそれは気が引けるというものです。


ネットを見ていると、日頃付き合いのあるガソリンスタンドに引き取ってもらうという方や、自動後退などのお店で引き取ってもらうという方もあるようです。でも私自身はセルフでしか入れませんし、自動後退などにはタイヤ等の価格調査に行く事はあっても、油脂類をそこで仕入れるということはまずありません。整備工場に廃油だけ持って行くのも気が引けるというものです。

そこで、整備工場に聞いてみました。「どうしてんの？」って。そうしたら答えは簡単、引き取り業者に持っていってもらう、との事。業者名を聞くと、昔聞き覚えのある名前です。ああ、あそこ廃油の引き取りもやってるんだあ。

ということで、事務所に戻りネットで業者名を検索してみると廃油入れも貸してくれるとの事。一番小さいので２００リットルのドラム缶製廃油入れです。
貸し出し条件はただ一つ。廃油をその業者さんに必ず出すこと。私が借り入れを申し出た時に廃油引き取り料を聞いたところ「今は無料です」とのことでした。

で、あれからようやくにして２００リットルのドラム缶に抜き取ったエンジンオイルが余程の所まで溜まってきていました。うん、そろそろか。



そんなこんなで、今日廃油を引き取りに来てもらったわけですが。



最後に廃油引取りの伝票にサインをし、そこに３００円という数字が見えたので勝手に「ああ、今は引き取り料が３００円になったのか。まあ仕方がないね。」程度に思い、「ちょっとお金を取ってくるから待っててね」と口にしたら業者の方曰く「いえ、それはうちの廃油の買取金額でして........」。


















え？逆に買い取るのか？


という事で、わざわざ遠い所まで来てもらって３００円貰って廃油を引き取ってもらって。向こうからすれば原料の買い付けに回っている、ということだったんですね。別に、だからといって偉そうにするわけでもないですけど。

ちなみに、引き取った廃油は精製して、燃料とかとして販売するのだそうです。メロン農家等のボイラー用燃料とかに、と聞きました。なるほどねえ。