2012年12月20日
表題の通り、先日採り上げました「悩ましい(かった)エリシオン」君ですが、オークション終了間際に出品取り消し操作が為されたのも束の間、また再出品されているのを本日見つけました。懲りんなあ。
いやいや、別に私が当時気が付いていた箇所が全て、とは言いませんがある程度修理されて、お金を掛けてお化粧直しされているのならば文句はないんです。ただ、それなりの費用が掛かるであろうと思われますので、それがこれからの話なのか、それとも既に掛けられた後の話なのか、という点が問題になるわけです。
わざわざこの年末も押し迫った時期になってから、びっくり箱を期待して車を買う人も居ないでしょう?
という事で、先日ブログをアップして以降にあった事柄や気が付いたところなども先日の文章の後に追記しておきました。もしよろしかったら、そちらもチェックの上ご参考になさってください。
Posted at 2012/12/20 18:56:26 | |
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2012年12月20日
先に結論から書いちゃうと
「泡沫ばっかで、どれ選んだら良いかワカンねーよ」
ってことです。
入院中、あまりに暇な時間を過ごす事になるであろう事をあらかじめ予想していましたから何冊かの本を購入しておきました。残念ながら入院先に併設の本屋が無いので。で今回持ち込んだ本の中に城内君の「政治家の裏事情」なる本があったわけです。
で、目に止まった文章の中に「選挙区外からの応援が多い」というものがありました。おそらく同じく浜松の選挙区である(らしい)片山さつきにしてもそうだろうと思いますが、名前と顔が一致している議員が全国各地に於いてあまりにも少なくって、自分の所の選挙区の議員なんぞ選挙民にとっても「誰だか判りゃあしね‐よ」状態なのが本当のところなんじゃあなかろうか?実際。
で今回の民主党政権みたいに、たまたま大臣なんかになっちゃったりすると「誰これ?」状態になっていきなりボロがほじくり出され、それが全国に喧伝されまくって無能の烙印が捺される、というパターンになるわけです。モナ男とかさ。おい沼津、恥ずかしいぞ?
だって恥ずかしながら私自身、仙石やら輿石なんて今まで意識した事すらなかったし、田中真紀子は既に無能であるが故の役職解雇経験「2度あることは3度ある」のニートである事は知ってはいましたが、旦那も負けず劣らずの馬鹿なんだなあというのは今回初めて知り得た情報だったわけです。
で、いざ選挙となると「誰を選んだら良いのか判らない」なんて事になってしまう。
結局1票の格差云々は大事な問題ではありますが本質的な問題ではなくって、実は大問題なのが「選ぶ議員の数そのものが多すぎて」真贋取り混ぜたごっちゃ煮になっていることが大問題なわけです。で、それが行き着くとタイゾーの様な大ばか者だって混じっちゃう。本来そういう贋物をふるいに掛けるための装置でしょ?選挙って。
積極的に投票してもらう為には、多彩な選択肢を選挙民に対して用意しすぎる方式は決してプラスには働きません。各地の圧力団体にとっては頭数が多い方が各個の支持者を担ぎ出しやすくなるでしょう。票田なんていう言い方もあるくらいですからね。でも、果たして選挙とはどちらを向いて行われるものなのかは再考の余地があるかと思います。
結局自動車保険にしたところで3つも5つも試算プランを作ったところで結論はでません。せいぜいが2つまでです。もちろん、そこから若干のバリエーション展開は有り得ますが、そこでベラベラとメリットを喋った所で伝わる内容はせいぜい1つか2つまでが限界です。
では、いざ選挙となった時、いきおい手っ取り早く数を揃えようとすれば結局、日頃から名前を売っている分かりやすい名前を掻き集めようとすることも止むを得ない流れとも言えます。イコール、タレント議員とか、2世議員ですとかね。
2世議員だってモチロン職業選択の自由を謳う憲法下の国家ですから否定はしません。ただ、後援会にとってのインスタントすぎる立候補や擁護は如何なものか?というだけです。だからせいぜい100~300kmは離れた地域とか全く無関係な圏外から立候補してね、という話になるわけです。重複はいかん。
参議院は意味が無い、とかいう声もありましたが、二院制という制度が無意味なのではなく、頭数ばかりが多すぎて制度がまともに機能しているとは思えない事が問題でしょう。「有象無象の贋物・本物のごった煮」×2でしかないのが現状でしょうから。
で、政治の話はとりあえず置いておいて。
「どれを選んだらいいのか分からない」って話、どっかで聞いたことありませんか?そう、皆さん大好きであろう車選びの際、特に車に興味の無い輩がよく口にする言葉です。
近頃は体力が有り余っているメーカーばかりでもなくなってきていますから以前ほどではないにしても、それでもA社の発売した新製品が爆発的なヒットを飛ばしたともなれば、すかさずB社だって「俺も俺も」となるのは良くある話です。まあトヨタとかホンダでは良く聞く話ですよねえ。
もっともトヨタにとっては「対・他社」ばかりでなく自社の各販売網同士の競合話にも頭を悩まされているでしょうから頭痛の痛い話です。「ネッツにばかりああいう車を出すのはケシカラン。トヨペット店にもああいう車が欲しい」とか「ハイブリッド車をいつまでトヨタ店にばかり扱わせるのか?ウチにも寄越せ」とか。中にはいつの間にやら熱の冷めた兄弟車だって「これ、いつまで作るんだろ?」という事もあるでしょう。
かつては「各販売店には独自色を出してもらう為、いつまでも併売車ばかりではダメだ。これからは専売車を増やす」なんて意向も何処へやら。メーカー独自のキャラを立てる意味で釣り目のヘッドライトを以ってして「これからはこれで行きます」なんてアナウンスもあったよねえ。
それが今では何処に行っても併売車ばかりだし、いつの間にやら止めた車種もある反面、いつの間にやら兄弟車が増えたりOEMもあったり。販売者の立場からすると「誰に売るんだ」的なキャミとかさあ。はっきり言って迷惑でした。
もちろん、たまたまのニッチ商品が「え?」という売れ行きを示すことだってあるわけですけど、それを狙って隙間の隙間狙い商品ばかり増えてしまった現在、私ですら「どの車がどう」という事をはっきりと区別出来きれる状況ではありません。
村議会議員から始まり上は国会議員に至るまで、いったいどれだけ政治家絡みが居るんだ?という事と同様、あまりにもバリエーションが豊か過ぎる(贅沢ではありますが)現状は、根本である
購買意欲そのものを逆に萎えさせる状況
になっていないとメーカーは言い切れるのか?
しかも数ばかりが多いという事は、それだけに1台1台に込められる情熱も薄れるのが当然でもありますから、薄味であったり泡沫モデルになりやすいだろうし、瞬間が売れたとしても、それは本当に瞬間だけだった結果が近頃頓に多いのをどう言い訳するつもりなんでしょうねえ、と。
販売台数を維持したいのが本音なのか、それとも販売ルートを維持するのが本流になってしまっているのか私には分かりかねますが、少なくとも同じ水の撒き方をしているだけでは同じところに水は溜まるだけです。
かつて初代ヴィッツの発売を境に当時のトヨタオート店をネッツと強制的に名称変更させて水の流れを変え、商品構成も大幅に変えてきたことは随分販売現場の雰囲気を変えたものです。
おそらくメーカーとしてはレクサスも同様の効果を生む事を期待したのでしょう。けれど残念ながらレクサス店は一般的には「スキンチェンジをして車の値段を上げただけ」としか受け取られていないのも事実でしょうし、どうせやるのなら何故プランニューの車を順次1台1台投入していく、という手法をとろうとしなかったのかが不思議でなりません。まあ結論を急ぎすぎた、という事なんでしょう。
という事で長くなってしまいましたので強引に結論。
質は数では補えない
今怖いのは増えすぎた自民のバブル議員の質ですね。
ってことで今回のお話を締めたいと思います。
Posted at 2012/12/20 14:53:01 | |
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