2018年08月25日
ラッシュのタイヤ交換を考えています。
現在はヨコハマのジオランダーを履いており製造年は2014年24週ですから、私的には溝が有ろうが無かろうが交換するべき時期に突入しているタイヤです。
気になる挙動は突き上げ時に感じる揺さぶられ感ですが、考えていたら先月15日頃に引き取ってきてから自分で空気圧を測った事がなかった事に気が付き、今測ってみました。そうしたら日陰方向のタイヤで220。純正指定の空気圧が200となっていますから、この挙動は空気圧が高すぎたのが理由かもしれません。また後で乗ってみます。
まあ、それはそれとしてタイヤ選び。
今までならば無条件でミシュランを選ぶ所ですが困った事に、今まで個人の車としてラッシュの様なSUV系統の車を買った事がなかったので、この系統のクルマに選ぶべきタイヤの知識をまるで持ち合わせていない事に今更ながら気が付きました。今まで乗った事のあるクルマ、タイヤ交換をした事のあるクルマなら経験上コレ、という事も出来ますが、初体験のクルマはどうしようもありません。タイヤっつったってぱっと見には黒くて丸い物体以上の代物ではありませんから、いくらクルマ屋経験が長かろうとも外見だけではちょっとねえ。タイヤのカタログに書いてある、通り一辺倒以上の口上は残念ながら持ち合わせていないのです。
無条件でミシュランを素直に選べない理由はただ一点、通常なら国産メーカー品とあまり価格差のないミシュランも215/65R16というタイヤサイズになると結構な価格差がでるからです。ちょっとの違いなら、まあ良いやと見なかった事にしてしまいますが1本5,000円程も違うとなると考えてしまいます。これだけ違うんなら安くても良いかな?とか。
こうしたSUV系統と言う事だと今までランクル70プラドに乗っていらしたお客さんはあったのですが、当時特にご要望のブランドはなかったため最初はミシュランのラティチュードをお届け致しました。
ミシュランをお届けしたときの初回の印象が非常に良かった為、その後も含めて合計3回ほどミシュランに再交換してきましたが途中、サイズ展開がなくなったため次にジオランダー、その次はトーヨーの製品をお届けいたしました。ミシュランからジオランダーに変わった時は、新品タイヤに交換した時の差をあまり感じる事が出来ずに感動は薄かったのですが、ジオランダーからトーヨーのプロクセスに変わったときには「なんか随分静かになったなあ」という印象が強かった事は覚えています。
プロクセスを選んだ理由は「静かなタイヤ」、「あと何年も乗らないから、交換金額を抑えたい」というご要望からでした。トーヨーに交換した後は、金額を抑えたタイヤであったため「何か言われはしまいか?」と不安でしたが特にそうした感想をオーナーさんから聞く事はありませんでした。
SUV系統のクルマでその他にという事だと、パジェロイオで交換前と同じジオランダーに交換した事があるくらいでしょうか。
交換する前のジオランダーはツルツルの坊主に近いタイヤで、乗った感じも正直酷いものでしたが、それが新品タイヤに替わっただけでこんなにもクルマの印象が変わるものか、と感心したものでした。クルマの印象の50%はタイヤで左右されるという言葉を、身を以て体験しましたね、あの時は。
話を戻してラッシュのタイヤ選びですが、今回に限らずタイヤ選びは基本「試着・試乗」が出来ないのが非常に辛い所です。
ミシュランなら、条件にはまれば全額返金保証制度がありますが、「タイヤ購入店と取付店が同一」という条件を考えると、仮にタイヤ選びに失敗しても挽回方法が準備出来る代わりに購入店は自動後退とかJ娘辺りに限定されてしまいます。となると、いつものタイヤ交換と比べて結構な差額は覚悟しにゃあならんかな、と。キャンペーンが適用される購入店としてコストコは条件外になっていますが、コストコのタイヤ返品ってどういう条件なんでしょうね?ただ、購入価格自体は期待したほど安くなかったんで、それはそれで悩む所です。
普通に考えればハッチバックや乗用車に、いくらサイズがあったとしてもSUV用と呼ばれるタイヤを選択する人はいないと思いますが、215/65R16というタイヤサイズだと乗用車用やミニバン用、SUV用に加えてバン用タイヤなんかも選べたりするので結構迷わせられます。
例えば以前、サクシードに乗用車用のミシュラン・セイバーを履かせた事があったのですが、ダメでした。乗り心地グニャグニャで。乗ってて気持ち悪くなっちゃう位。仕方なく3ヶ月も我慢出来ずにミシュランのバン用タイヤ・アジリスに履き替えたらホッとするくらいしっくりくる感触の良さに感激したものです。乗用とバン用ではこんなに違うのかと思い知らされました。
あの時外したタイヤも後でヴィッツの人から引き合いがあったため安価でも処分出来ただけ良かったものの、ラッシュにバン用タイヤ履かせたらどうなるのかなあ?とかサイズだけならミシュランセイバーとか、ダンロップのエナセーブ、ヨコハマ・ブルーアースもあり、SUV用と銘打った商品なら当然ヨコハマのジオランダーやミシュラン・ラティチュード、プレミアLTXとかも色々選べて興味は尽きません。
今の所は、どうせ舗装地しか走らないのは目に見えているのでランクルの時にワリと印象がよかったトーヨーのプロクセスCF2・SUVにしてみようかなあ?という考えに傾いています。ただ、タイヤは購入・交換時から、経年変化でその後どのように印象が変わるか、という事も考えると、現実問題としてホント「清水の舞台から」状態なんですよね。
以前1年平均35,000kmくらいの走行距離で3年半乗り続けた車(100系のマーク2、初回車検時で10万km越え)があって、その車は毎年タイヤ交換を繰り返しました。トーヨー、ダンロップ、ミシュラン、ピレリの順で交換しましたが、交換する時まで初期の印象を維持し続けたタイヤはミシュランだけでした。トーヨー、ダンロップ(ル・マン)共に初期性能は半年程度が限界でした。ピレリ(たしかP7)は半年も乗らなかったので初期性能の維持期間は分かりませんが、乗った印象はトーヨー、ダンロップと大差ありませんでした。交換タイヤの第一候補にミシュランを選ぶ様になったのは、この体験があったからですね。マーク2の次に乗ったのはイストで、イストは新車装着タイヤがミシュラン限定でした。
Posted at 2018/08/25 18:31:35 | |
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