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2022年05月18日 イイね!

金が絡むと人も変わる

永らく販売現場に絡んだ商売をしてきました。

最初はアルバイトで電機屋さんの売り子から始めテレコ(テープレコーダーの略。電機屋さんではラジカセをこう呼んでいました。)やテレビ、ビデオデッキにステレオやワープロ等々を売ってました。当時はまだまだカードを使う人はごく少数で殆どが現金払いの時代です。CDプレーヤーの支払で使われた10万円金貨を見たのもあの時の事。10万円金貨なんて見た事もなかったので、コレ受け取って良いんですか?って地下フロアにいる店長に聞きに行ったのも今となっては微笑ましい思い出です。
分割払いの場合は日本信販やオリエントコーポレーションの申請用紙をその場で書いてもらい、電話で承認申請をいれ、折り返し先方からの返事を待つという、今思えば何とものんびりした販売風景でした。そういえば、こうした分割申込書ってワリとプライベートな情報の申告を求められるので、そういう情報から他人の生活や履歴が窺い知れてしまう面もあるんですよね。

時は流れて就職先はトヨペット。
配属先は新車販売ですから、当然クルマ代金として現金を受け取る機会には数多く遭遇しました。その前段階の商談となると購入側にとってはダイレクトに大金を動かす決断が目の前にある訳ですから気合いが違います。もうね。その反応はホント人それぞれ。人が変わるというか、本性が出るというのか。
現金が既に頭の中にありありと想像出来ていて、余裕を以て商談に臨む人もあれば一方で独断専行、父ちゃんだけが1人で店頭に行って決めてきちゃったその日の夜、営業マンが注文書貰いにご自宅に伺うと、その時になって初めて話を聞かされた母ちゃんは顔面蒼白、待たされた居間にまで響くお茶の間からの母ちゃんの雄叫びとかね。緊張の面持ちで注文書の額面をのぞき込むカーチャン、「コレなら何とか」とか言いながら郵便貯金の通帳をほら、と見せられた事もあったりなかったり。そんな体験も1度や2度じゃない。そんなこんなで色んな方の、色んなご自宅や事務所に伺ってるので、ほんと人それぞれの様々な生活風景や購買風景を目にしてきました。

さて、こんな事を思いだしたのは例の給付金誤送金ポッケナイナイ事件があったから。

他人事だからみんなワリとお花畑な反応を見せている様な気がしますが、個人的には「どうやって自分のものに出来るか」を周到に考えた結果の行動にしか見えません。人間、金が絡んだ時の人の変わり様を甘く見ている気がします。
町長にしたって「どうせ所詮は他人のカネ」でしかありませんから、ヌルい回答をされているようですが、「回収できなかった時はあなたの給料や財産を差し押さえられる様に法律変えたから」なんて言われた日には形相変わると思いますよ、ホント。公金に限らず他人様の金銭を扱う以上は、それなりの不祥事をしでかした際には「それなりの始末はつけてもらう」事を前提とした雇用契約が必須だと思うんだけどなあ。

そうしたポッケナイナイ事件は今も後を絶ちません。営業マン然り。保険の募集人だって然り。そういうお金に関してだらしない人や異常に執着する人は年齢や学歴、職種の別無しにアチコチに潜伏しています。
もうね。コレは人格だからどうしようもない。そういう人は、そういう部門から不適格者として排除するしかないんだろうなあ、って思います。保険料のポッケナイナイで代理店契約解除って例も実際に目にしましたしね。

企業側の防衛策としては、お金の支払いは基本銀行振込のみ、としていたり現金の授受は店頭でのみの受付、とかね。下取り車を会社に入れずに転売、なんてのは営業マンがやる内職の常套手段でしたから途中から注文書に「この契約に下取り車はありません」とか書き入れてもらう欄が新設されたりとかね。

当然、そうした内職を常套手段としていた方々が営業の現場に携わらない役職になってから、そうした施策が実施されたみたいですけどね。

領収書も当然、私製領収書の使用が不可なのは当たり前だけど、昔ディーラーで渡された領収書は50~100枚綴り位あったような気がするんだけど、それが生命保険会社となると領収書の綴りが5~10枚程度しかありませんでした。しかも使用期限が2~3ヶ月しか無いとかね。加えて当然のように机やロッカー、クルマの中まで荷物チェックがありました。そういうのはディーラーでは実施されていなかったなあ。今は知らないけど。

金が絡むと人が変わる。ただ、その一方で余裕のある人はケンカしないんだよなあ。もっとも余裕はあっても感心の無い方面にはやっぱり出したがらないから、感心の無い方面の財布の紐はキツいのも世の常なんですけどね。そういう所はフレキシブルなんだよなあ。
Posted at 2022/05/18 14:58:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年05月08日 イイね!

いつから純正装着タイヤに中韓タイヤが入りこんできたの?

いつから純正装着タイヤに中韓タイヤが入りこんできたの?軽のタイヤは何年か前にハンコックが採用され始めたという記事を見かけていましたが、いつから普通車に採用され始めたのかな?

というのも、今回手配したサクシード(2019年式)がハンコックを履いていたんですよ。走行距離は3万キロそこそこですから、その程度で交換されたとはちょっと考えにくい。実際タイヤの製造年月を見たら「4818」になってて、初度登録が2019年3月である事から考えても、まあまあ理解出来る範囲の製造時期です。という事はハンコックが純正装着だったと考える方が自然です。
いやまあ、それでも乗り心地が普通なら今回のサクシードは自分のクルマでもないし、お客さんだって余計なコストが掛ける事を良しとするとは思えないし、その説明もしにくい。最初は「見なかった事にしとこ」って極力知らん振りしてたんですが、でも登録が終わって引き取ってくる時の帰路で

なんだこりゃ

って思っちゃいました。
いくらマイナー後のプロサクは出来が落ちたとはいえ、ここまで変な乗り心地じゃなかったろ?と。というかノーマルのプロサク乗るの初めて(HVは経験済み)だったんだけど。原因はタイヤか?それともクルマ本体の出来がそこまでヒドいという事か?

という事で乗ってると酔っちゃいそうなへなへなタイヤのまま納める訳にもいけません。さっそく適合タイヤを物色したら、あるじゃないですかミシュラン・アジリスがお安い値段で。


そんな経緯で配送予定水曜日の所、日曜日の今日朝一番で佐川の営業所受取に変更してもらって、タイヤを引き取ったその足で工場直行、履き替えてもらいました。行きがけの道路で気が付いたけどハンコック、ロードノイズまでもが酷いのな。

で、交換後のドキドキ試乗。

これだよコレ。

やっぱミシュランに履き替えといて良かった

見違えるようにしっかりしましたよ。まあ、それでも以前乗っていたMC前のサクシードの方が良かった気もするけど、まあ今の馬鹿値になってるものに改めて乗る気にもならんし。ラッシュやめたら、またプロサクにしても良いかな、とか思いました。もちろんタイヤはミシュラン指定で。新車装着でハンコック履いてきたら突き返しても良いですか?

でも、かつての経験だと新車装着タイヤは選べなかったんですよね。今でもそうなんじゃないかな?
でも勤め先がどこかのタイヤメーカーに関わる企業だったりするお客さんの例もあって「こんなタイヤじゃ乗っていけないよ」って言われたり、絶対にトーヨーは嫌って人も居たりもしたので、そんな時は同じクルマの納車待ち同士でこっそり入れ替えたりしてました。

でもある時納めたMark2は純正装着でミシュラン履いてて、良いタイヤ履いてて良かったですね、なんて言ってたら納車後1ヶ月くらいでタイヤのサイドウォール切っちゃって。それで同じタイヤを履かせたいという話になったのは良いんですが値段聞いたらビックリの金額で。純正装着品を頼むと高いんだなあ、と沁みじみ思ったあの時。


一時だけ瞬間風速でハンコック良いかな?と思った事が遠い昔にありましたけど今は大して安くもないし、性能面で劣るなら尚更選ぶ価値などありません。もちろんお客さんからは値段最優先で装着タイヤを選ばれる事が多いので結局は消極的選択でダンロップやヨコハマになる事が多いのですが、やっぱ個人的にはミシュラン一択ですね。
そういやこないだ新庄カントクが「子供達に夢を」とか何とかいう理由で球場にF40乗ってきてたニュースを見ましたが、そのF40に履かせてあったタイヤがクムホだったんだよね。億の値段が付くF40でタイヤ代をケチるなよ。
Posted at 2022/05/08 13:16:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #タフト ダイハツ・タフト オーディオレス車への純正ナビ取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/603944/car/3542135/7641092/note.aspx
何シテル?   01/14 11:39
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