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2023年09月18日 イイね!

ビクモ案件2 クルマの買取 というもの

中古車屋というのは基本転売ヤーですから仕入れる商品の選定・値踏みに始まり付加価値の付け方・売り時・買い時の選択ミスは当然、自己責任です。クルマの下取りは商品購入・仕入です。その値踏み行為が査定です。
査定士なんて資格もありますが、そんな称号どうでも良い話で数え間違いをした事自体がそもそもクルマ屋・転売ヤーとして初歩的・致命的ミスで、同業他社に知られる事自体が恥ずかしい話なんです。恥をかきたくなければ手を出すな、と。別にお客さんにおもねった話をしてるんじゃなくって、ですね。

査定=現金を数える

という事。
「なんでも鑑定団」という番組がありますが、あれと一緒。売ろうとしている人は「これいくら?」って聞いてるだけ。それに対して「この金額なら買っても良い」or「並べられる価格」という流れな訳です。騙し・騙され、騙される方が悪いのが骨董の世界らしいですが、クルマの査定も見落とした方が悪いんです。プロとして、ですね。
だから普通の買取屋さんはクルマの代金をその場で、現金で支払います。商品は現金引換なんです。現金の用意が足りなければ、その場でATMまで走ります。当たり前の話です。後日銀行振込なんて常識的にあり得ない。買取明細にはご丁寧に領収書まで付いてるでしょ?領収書渡してんだから現金払いでしょ。当たり前。領収書は貰っておいてお金払ってない方がどうかしてる。まあビグモに売ったこと無いから、あそこの買取明細は見たことないけど。

私自身も手元に置く気の無いクルマ(というより基本在庫車は持たない)は買取屋さんに引き取ってもらいますけど、予め車検証のPDFはメールで送っといて概要は伝えておき、書類は全て用意した上で来てもらうか車を持って行きます。そしてお金はクルマ・名義変更書類一式と引き替えにその場で受け取ります。

だからねー。買取保証なんて言葉自体があり得ないんですよ。お金数えたのはアンタでしょ、という話。間違えたアナタの尻拭いを「お前が悪いから払え」と言ってる。どんなジャイアン理論だよ、って。

しかも「3ヶ月以内に」とかさ。
ピンと来たのは「買取車両は3ヶ月以内に現金化」っていう内規があるんだろうな、という事。どんなクルマだって価値は減じていきますから長期在庫してて良い事はありません。場所代は掛かるし現金は寝たまま。動かさないクルマは放っときゃホコリ被って腐っていきます。加えて下取り車だった場合は、何らかの形で現金化されない限り販売した車の代金を回収しきれていない、という事です。

自前で売れれば利益が載って、回収も出来て、という話になりますが長期在庫となるとオークションで現金化するほかありません。ここで修復歴が判明する事もあれば予想(希望・願望)価格を大幅に下回ったりする事態も出てくる訳です。良い話は意気揚々と報告も上げるでしょうけど、負の話は背負い込みたくないし、上司にも報告出来ない=現場担当に個人負担させたりお客さんに責任転嫁、と。こういう図式だろうな。
図体ばかりデカくなってもやってる事は個人商店の時と変わってないんでしょう。自分の事しか頭に無いし、考えてもいない。で、考え出した手法が買取保証と称して謂われのない金額を集め、自分たちの業務の稚拙さをお客さんに転嫁させる手法、と。ひでー話。

離職率が高く、常に新規採用を募集中って事は常に素人集団って事。
データだけ見れば平均年齢が低い方が一見、集団としての活きが良い様に見えますけど、ベテラン不在・素人集団って見方も出来る訳です。もちろん高齢者が多いって事はベテラン揃いに見える一方で行き場の無い人たちが淀んでるって見方も出来るけどね。
自分自身、30数年クルマ屋・保険屋をしてるから同業他者と少し話をすれば相手の業務レベルくらい直ぐに分かるけど、その一方で分かんないのは愛想の信用度。その場限りの愛想笑いなんていくらでも出来るしね。だから余計に仕事のセオリーや手順を何処までキチンと踏んでいるかを見る。ま、それでも読めない事もあるんだけど。じゃあビグモは?と聞かれれば

アイツらは手順そのものを無視して自分の都合で、自分達にとって良い様に改変してる

って事だろうな。綺麗事を言う奴ほど警戒しろって事に尽きるのかなあ。信用するのは初見じゃなくって結果を見せて貰ってから、とか。かな。






Posted at 2023/09/18 11:12:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年09月17日 イイね!

「オオカミの皮を被った」ヒツジ商法のツケ

スズキの販売店ガー報道が酷いなあ。分かってない。

>https://news.yahoo.co.jp/articles/2713ddaad2e65a940e2990eefbd9af833fa280e7

そこ、個人モータースですよ?スズキ直系なら有限会社な訳ねーだろ


表面上スズキ然とした顔してスズキの看板もデカデカと出してるけど行ってみればトヨタ・日産・ホンダの新車も買えるし、メーカー問わず中古も買えるでしょ、その店。結局中身はビクモやネクステ・巨人・神速あたりと一緒で環境整備(店舗の内外装や看板の大きさ・名前等の外面)で、まあ一概に何処も騙そうという意図から出発している事はないにしても、実態の無い安心感という名の何とかホイホイって事なんですよね。

同じ様な例だと保険代理店も一緒。東京海上や三井住友・損ジャの看板を出していても中に居るのは保険会社の社員じゃナイ。単なる個人事業主。まともなサラリーマン経験すら無い人も居るから世間知らずで二世三世も当たり前、金銭面が非常にアバウトな人も多い。だから代理店に保険料を預からせず保険会社へ直入金させる方式が増えたんですけどね。
かつては何処の保険会社も同じ商品・同じ保険料の商品しか無かった(保険料自由化以前の話、平成10年頃までだったかな)から保険会社の営業がやる事はとにかく販売窓口を増やすことだった。町場のモータースは言うに及ばずガススタや不動産屋とかにまで代理店になってもらってた。何処も損しない料率を設定してたんだから上は監督省庁から下は代理店のオヤジまでやりたい放題だったろうな、とは思う。
そうした馴れ合い営業の行き着く先は基本シャバの奪い合い・テリトリー争いになり、例えば自衛隊の何々基地はオレのもんだとばかりに基地への通行許可証1つで何曜日と何曜日の窓口営業はオレのもんみたいなくだらない争いを続けていた訳。あほらし。


話を元に戻して、結局こういうのは昔の営業スタイル・販売窓口の多さの追求というメーカー直系販社のやり方が現実に追いついていない、というところからスタートしてるんだと思う。だからトヨタは取扱車を全社扱いに変え、販売系列を廃止したんだし。トヨタは地場の大手企業にディーラー権を持たせてるから反対を押し切るのは大変だったと思うなあ。結局、川の上流からそういった大鉈を振るわないと変われないのが現実なんだろう。でも、そうした重複しすぎた販売経路と店舗は人口比率や免許保有人口の変動と共にいずれ整理の時を迎える。

というか今回の販売店倒産ってのは、それこそ観光業に限らないコロナ渦・ウクライナ戦争被害でしょ?って思います。
ただでさえ自転車操業のクルマ屋が、免許返納者数増加に伴うクルマの保有台数減少、入庫台数減少、マスの縮小に伴う新・中古車の販売総数低下に加えコロナ渦で更に減少、回復の兆しが見えた時期になっても半導体不足で生産数が伸ばせない状況下で特定車種にばかり販売が集中してるから新車入らない、だから中古の下取りも無い、イコール売るネタが無い。

そうした環境下で仕事量が減り、金が回っていなくても人を傭っていれば給料は払わないといけないし、ローンを抱えてるかもしれないし、何もせんでも予定納税や固定資産税、社会保険料、年金、会計士・社労士等々の固定費は経営者にのしかかり続ける。
特にスズキは村の自転車屋さんとかバイク屋さんからスタートした、良い時代を過ごして来れた2世3世経営者も多いだろうから余計に経営基盤が弱い気がします。だからさ。

太陽の自転が一時的にせよ止まった(止めた)訳よ

恒星の周りを惑星全てが公転してんだから影響の出ないところがある訳ねーじゃん。観光業や飲食店が世界の全てじゃない。対なり小なり、自分も含めて様々な歪みや後遺症がアチコチに出てる。表面上の経済指標は良いらしいけど、正念場はこれからだよね。

8月の倒産件数が前年比50%以上増しというデータもあります。コロナのゼロ金利融資返済が始まったから、という分析もあるし、身の回りにも持続化給付金を受け取ったという方々が少なくありません。一方で貰った後に年齢のこともあって廃業している方も多いですが。


大手の看板掲げていれば倒れねー訳じゃねーぞ


というのは肝に銘じておいた方が良いと思うなあ。中身が伴っているかどうかは別の話、という事。
Posted at 2023/09/17 11:22:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年09月06日 イイね!

ビクモ案件 中古屋に新車の知識を求めちゃいけない

新車営業だった人間からすると、マイカーセンター(中古車部門)の人間に新車時の知識なんぞありません。というか求めてはいけない。そう思ってます。YouTubeにこんな動画が上がっていました。

>https://www.youtube.com/watch?v=cdS4DfDJJKg


所詮しのぎを削って他社との競合や値引き金額・オプションの組み合わせ等々と格闘した経験が、マイカーの人間にはそもそも無いのですから、新車時のグレード展開やオプション装備の有無、後付けオプションのバリエーションなど知ってる筈がありません。そもそも新車時のカタログなんか中古屋に用意してないしな。人間、経験していないことは知らないんです。
知識として持っている可能性はあっても経験していないと身に付きません。それも切羽詰まった事情が控えてて刻まれた経験と比べると雲泥の差が出ます。

比べると中古車販売の基本は「目の前にあるクルマを買いに来た奴に売る」です。カタログ販売ではないので、売るタマ・買える個体ははコレしか無いんです。後は目の前にいる営業を信用して「そいつから買う」かどうか、です。ただ信用出来るかどうかは前掲の通り。
この動画で言うなら「見て触って選べる5(店舗によっては3になってる)万台」がキャッチフレーズのお店で買ったんですから、所詮アテにならない店員など無視して、自分で見て触って希望グレードの車種である事は自分の目で見て確認して、フレームナンバーでクルマの個体を特定し、それを注文書で確認しなさいよ、と思います。新車買ってるんじゃないだからさ。グレードなんか見たところでエンブレムはインチキ出来るし、注文書のグレード欄なんて最初にデータ入力した奴の内容がそのまま引き込まれているだけだからハナから信用しない方が吉。

ただね。たしかに最初は信用するしかないんです。で、結局信用するきっかけは何か?と聞かれれば結局「環境整備」なんですよね。だから、そこから自身の目利きもスタートさせないと。

人の評価は初対面の数秒で決まる、なんて話を新人研修の時に良く聞かされたもんでしたが、仏頂面よりも和やかな笑顔の方が良いし、アンチャよりもお姉ちゃんとか、人目を気にしなくなってきたオッサンよりも見栄えの良い2~30代くらいの営業だったり、とか。
買う所にしても良く聞く会社名だったり、小規模よりは大規模とか、綺麗な展示車、綺麗に刈り込まれた植え込み、掃除が行き届いた店舗や工場の内外だったり。そういう初見だけでも印象は随分と変わるし変えられます。偏見も含めてジム通いやプロテイン、プチ整形に忙しい方々みたいなもんかな。

ただタチの悪いことに、表現も悪いですが大体やっちまった後・買っちまった後に正体がバレるんですよね。中古車の場合だとクーリングオフは効きません、とか言ってさ。釣った後にエサはくれない。
付き合わされて酷さを目の当たりにしたとこで言うとビグモや巨人、舞台とかさ。やっぱ、あの辺りはダメだわ。大量広告の奴は危ない、と思っておいた方が良さそうです。
近頃目につくとこだと家電メーカー名の通販型損保とか昔の名前は出してない通販生保とか。やたらと可哀相ポジションを強調するACとかね。そんな一時しのぎで変化するくらいならジョン・レノンやフレディ・マーキュリーの頃に改善してたっつーの。


時代は巡り巡って昭和から平成・令和へと変わった訳ですから、周りの人は全て善人などという牧歌的な世界も消滅しつつある、と思った方が良いかもしれません。敵の戦略も高度になり、攻める方向も多様化しています。
逆の立場を言えば買う側のレベル低下の著しさとも歩調が合ってるかも?、とも言えるでしょうから、今後は閉じていく世界というか信用出来ると思えるネットワークを自分で構築しなきゃならない時代になっていくのかな、と。ムラに居場所が存在していることが安全保障になる時代ではなくなりだしている気がします。
その上に世代交代も進んで事業の統廃合と消滅も進行していますから、今までアテに出来た先そのものが消えて行ってしまっている現実もある。


ま、話を戻して自己防衛。中古屋の作った注文書を信用するより先に現車確認とフレームナンバー、事前知識との突き合わせを信用しなさい


というお話でした。





Posted at 2023/09/06 12:16:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   01/14 11:39
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